気まぐれ日記
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雪かきした。重い。水分吸った雪って重すぎ。
宿屋を訪ねるとすぐ主人はそのウォンテッダーが泊まっている部屋に案内してくれた。そのウォンテッダーは眠っていた。起こしてももぞもぞとベッドで丸まっている。 「おい、どうする? 夜行性だぜ」 「そうみたいだのう。出直すか」 たまにいる。夜にしか働かない夜盗専門などのウォンテッダーが。とりあえず、今は諦めて夜に出直すことにする。 「それじゃ、もっといろいろ調べないとね」 ルイが言った。この村には特にめぼしい名物はない、甘いものをたずねても村長の口からは「ない」と言われた。 「そうだのう。手分けして……いや、皆で行くか」 アニムが言う。手分けした方が早いが、この狭い村では大したことない。それに早く問題を解決したがっている村人たちはいやに協力的だ。だから、一人から聞けば皆が答えてくれるだろう。 村人が集まると言う食堂で、三人はまた聞き込みを行う。案の定、皆が口々に答えてくれた。 「ああ、最初はマックーさんのとこ馬のドーナが死んだんだ」 「次にリアンさんとこのローデ。豚だ」 「モスコミューのとこのヤギのライス」 「スプーさんのとこの羊のカリン」 「シノさんとこの牛、ドンコ」 とりあえずバルクがメモする。 おなかがすきそうと、ルイがつぶやいた。 「死ぬ前とかに何か変わったことがあれば、知りたいのだが?」 「そうだな……」 「ああ、必ず、朝起きたときに死んでいる」 「そいえば、そだな」 つまり、夜から麻にかけて家畜は死んでいる。 「よし、張り込んでみるか?」 「まあ、そうだなあ」 そうなると、宿に泊まっているウォンテッダーモ怪しくなるな、とアニムは胸中で思った。
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