| 2002年09月21日(土) |
スノビズムを突き抜けて |
友達が「北の国から」の最終回の番組を見たと言う。 彼の感想としては、純が父さんに「父さん、あなたは素敵です」というセリフがあるが、セリフでそれを言わせるよりも映像で父さんの素敵さを語って欲しいとの弁であった。 いや、僕はこれは違うとあえてわざとに反論したい(笑) そのシーンの持つ意味に関して、僕の見解はこうだ。
純が父さんに、素直に<父さんは素晴らしい>という気持ちを伝えたいという感情を持つ。ふと、自然に純の気持ちが口から零れるくらいの彼の素直さを、まるで作品の象徴がそこに結集したかのような表現として描く。
つまり<伝える>事を視聴者に伝える、とでも言うべきか? こんなような事を、脚本家並びに監督は伝えたかったのでは?と思う。 なので、父さんの素晴らしさを映像で伝えるだけでは意味がないのではないか? また、父さんの素晴らしさを思う純の気持ちを映像にするという手はある。 しかし、この作品のイメージからして、素直に、直接、人と人とが面と向かって相手に自分の気持ちを伝えるのがベストだと思うのは気のせいだろうか? 要するに、僕の友達の言った事は、この作品の演出方法、表現方法としては相応しくないような気がする。
ちなみに、かくいう僕は一切この作品を見た事がない。
―END―
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