| 2002年01月04日(金) |
四日、バイト先に急ぐ途中、雪の積もり |
降る。 積もる。 濁る。 溶ける。
そういえば、去年の年末から今年の年明けにかけて、四日の日まではあんなに雪が積もった事はなかっただろう。 雪国ではないところに住んでいるからか、雪が積もっている景色に会うと、大抵目を奪われる。 三日の夜に気がつけば降り積もっていた雪景色は、次の日の朝には閑静に完成されていた。 雪国のようにすっかり辺り一面が真っ白・・・というわけではないけど、いつも二階の窓から見る雪景色には珍しさも手伝って心奪われてしまう。 そうそう奪うなよ、疲れるからさ。
雪は白く、舞うは氷の粒の固まり。 積もればこれ以上の白はなく、いづれにせよ溶ける時速く来たりし。 手のひらに乗る雪の一片、一瞬とは言えど次第に形を崩しゆく。 人の心こうも白くは成らぬなりけり。 人は想う 雪に憧れながらもそうはなれぬ事を。
雪はやがて溶けてゆき、どんなに白きものもそうではなくなる。 人の足に踏まれたるもの 黒く澱み、粒と粒 より繋がりを強くする。 我のゆく道に続く他人(ひと)の足跡、いずこに続くのか? 我はあそこへゆく 他人よ、お気をつけて そう思えるのはいつの日か。 規則性無きその足跡の群れ いずれ消えてゆく それはなかったかのように。
松の木の針のようなものの一つからは雪解けの水が滴り落ち それはにわか雨の通りすぎた後のそれとは少うものなり。 もうそれはそれでいいと思いながらも また雪の降る日を思い そしてその日の寒いだろう事を思い それに震え 我今雪に足跡を付ける。
―なぜか古い言い回しになっていた―
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