イブの流した涙
▼▼▼今回の一言▼▼▼
財布の中身(レシートとかカードの類ではない)がみるみる減っていく

○そのうちに、2003年12月27日(土)「注文をとらない料理店」を完成させる予定

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↑というページができました
感想専門の日記です

▼▼▼森博嗣▼▼▼
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完結編だそうです
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というより僕が好きなだけ

宝生出演の舞台観ました!(7/26)
詳しいことは月曜の日記にて
・・・と思ったけど
やっぱり水曜の日記分に書きます
と言ってて、未だに書いていない
そのうち書きます
それにしても、もうすぐ一週間経つのか
・・・もうすぐ三週間か
・・・もうすぐ四週間か
・・・一ヶ月越えたな
・・・それどころか二ヶ月経ったな
・・・もうすぐで三ヶ月だよ
・・・経ったな、三ヶ月
そして四ヶ月が過ぎ・・・
半年が過ぎ・・・
七ヶ月が過ぎ・・・
そして八ヶ月(一年の2/3)が過ぎ・・・
驚いたことに十ヶ月が過ぎ・・・
もうとっくに一年経ち・・・
一年と二ヶ月が経ち・・・
二年と二ヶ月が経ち…

2001年09月14日(金) 知ること、考えること。

遅れ馳せながら今回の<米同時多発テロ>について・・・

一握りの人間達だけで、世界中を揺さぶる事が出来てしまう世の中なんだなぁ・・・とつくづく思いました。

テロや戦争が行われるという事には、文明の発達も影響していると思う。ただし、それは物質面において。
また逆に、文明が発達した事によって、人々は戦争やテロ行為に対して嫌悪感をより抱くことになったことが、アインシュタインとフロイトの言論から読み取れる。

アインシュタインは1932年、国際連盟からこう言われた。
「人間にとって最も大事だと思われる問題を取り上げ、一番交換したい相手と書簡を交わしてください」
そして彼はそれをフロイトと交わし、その中で「人間の心の中に潜在する破壊への欲求、攻撃性というものを取り除く術はないだろうか?」というアインシュタインの問いに対し、フロイトはこう述べた。

「生物学的に攻撃性があることが自然なことであるのに、何故自分達のような平和主義者は、戦争に対して強い憤りを感じるのか。それは文化が発展し、人間の知のレベルが上がる事によって、人間の精神に変化が起きたからだ。」

人には様々な思いがあって、その中のある思いが<攻撃>という自分の体から発せられるエネルギーを外に噴出させるという表現に結びついてしまうこともある。
また、それを思いながらも、その<攻撃>というものを自分の中に押さえることもある。
そして、いずれの場合にも色んな内なる葛藤が伴う場合もあり、場合によっては発作的にそれを起こす場合もある。

今回の犯人がどんな目的で犯行を起こしたかはまだ知らないけれど、結局言えるのは、彼らには一握りも知的な見解を持とうという姿勢が無かったということだ。
それは論より証拠が明らかにしている。
過去から学ぶべきことを全く学んでいない。
責任もさらさらなし!
度胸もへったくれもないよ。きっとテロリストの連中はそう思っているだろうけれど。(度胸の二文字が胸にあっただろうということ)
世の中というのは、色んな人の意見が入り乱れながら、それを大きな風呂敷きにまとめて進ませていくものだと思う。
それを、他の意見も聞かないで勝手に人質ともども心中しようなんて、身勝手甚だしい。

そりゃ、ボタン一つで「ハイそれまで」の時代だけどさ、そんなの違うでしょ?良く考えりゃ。
1人の人間の考えだけで動くような世の中じゃ駄目!
じゃあ何でこんなに人がいっぱいいるの?
1人で生きていけないくせに、1人で、数人で世界を動かそうなんて考えを持つのは実にオカシイ。
そう、個々の人間が、それぞれの国がひしめき合ってこその世の中だろう。
ここで思うのは、実によく子供の頃に大人から皆言われているだろう「人の気持ちを考えなさい」という事が如何に根本的で分かりやすい名言だろう!ということだ。

道筋立てて言えてないけど、僕らは知を向上させる事によって平和を守っていかないといけない。(フロイトの言葉を借りるなら)
その為には、今までの事を知ろうとしなければいけないし、それによって色んなことを自分で考えて様々な意見をさらに取りいれていかないといけない。
その末に見えるものが、僕らの先にあるべき姿なんだと思う。

<知>とは、<考えること>だと思う。
人が考える事を辞めた瞬間、その人としての機能がある事の意味が無くなる。
その場合に限って言うなら、意味が無くなった瞬間にもう人としての意味も無くなってしまうのではないか?という考えに達し、僕は恐ろしくなった。
人間というのは恐ろしい生き物で、一番無謀な事が出来るのは人間だ。
それ故に、もっと考えていかなければいけない。

そして、我々の(先人の)<知>によって出来上がった今の世を、生かすも殺すも僕ら次第なところが多い。(もちろん、他の生き物も居てこその世の中だから)
<知>によって出来上がったものを、<考える事>の積み重ねによって出来上がったものを守るには、自分達の内にある本能と戦っていななければいけない。
その術は、ヒトが万物を知り、幸にも<知>と親しい者が、親しくないものに教えていくことにあるかもしれない。
僕には、<知>というものがあるだろうか?
少なくとも、その一文字をずっと胸にかけていたい。
考えることに嫌気がさしたとしても、少し休んでまた考えればいいのだから。

理屈では語り尽くせないものの為に、僕らは様々な<ルール>を考慮しながらこの先を行く・・・

−今日はTHE END−

ついしん
考えることって、難しい。
それは、未だ僕が未熟だから。
未熟だから、もっと知りたいと思う。
この世の事を、知りたいと思う。
自分のなりの哲学を持ちたいと思う。
自分の核を掴みたいと思う。
無知なる自分を見つめたくはない。
知っていなければいけない事が、たくさんあると思う。
知っていなければ、とても僕が空しい存在としてこの世に認識されてしまうのではないのか?と思う。
だから、色んな事に触れて
色んな事に感じて
色んな事を考えて
色んな事を思いたい。

ついしん2
2回落ちた末、ようやく本日をもって平針を合格したshu−ji君に、乾杯♪

<追加>
このテロがきっかけで戦争が勃発するような事があってはいけない。
もし、事が思わぬ方向へ転がってしまってはもう遅い。
あくまでも、今回のテロリストを撲滅させるには、法の下で事を成さなければ、とんでもない事が続いてしまうのではないか?
その為には、何と言っても<情報収集>が不可欠だ。
知あらずの犯人に、知なる成敗を。
悲惨な末路を辿われてしまった多くの犠牲者の人たちの為にも。

「他の何人かと抵抗するつもりだ。きっと命を落すことになるだろう。いい人生を。娘を頼む。」
生後3ヶ月の娘を持つニュージャージー州の男性は、ハイジャックされた機内の中で妻に電話でこう言い残したという。
僕はこの一文を読んで、リアルな機内の状況を感じたような気がした。
この男の人の気持ちが伝わってきような気がした。
機内には、色んな人たちがいただろう。
また、ビルの中にも色んな人たちがいただろう。
その人たちには家庭があったり、独り身だったり。
普段それぞれの人の周りには、様々な環境が取り巻いていた。
彼らはそんな環境の中から急に排されてしまった。
この代償は、あまりにも大きい。

−追加、END−


 < シーラカンス  everyday history  光の射す方へ >


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