イブの流した涙
▼▼▼今回の一言▼▼▼
財布の中身(レシートとかカードの類ではない)がみるみる減っていく

○そのうちに、2003年12月27日(土)「注文をとらない料理店」を完成させる予定

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↑というページができました
感想専門の日記です

▼▼▼森博嗣▼▼▼
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というより僕が好きなだけ

宝生出演の舞台観ました!(7/26)
詳しいことは月曜の日記にて
・・・と思ったけど
やっぱり水曜の日記分に書きます
と言ってて、未だに書いていない
そのうち書きます
それにしても、もうすぐ一週間経つのか
・・・もうすぐ三週間か
・・・もうすぐ四週間か
・・・一ヶ月越えたな
・・・それどころか二ヶ月経ったな
・・・もうすぐで三ヶ月だよ
・・・経ったな、三ヶ月
そして四ヶ月が過ぎ・・・
半年が過ぎ・・・
七ヶ月が過ぎ・・・
そして八ヶ月(一年の2/3)が過ぎ・・・
驚いたことに十ヶ月が過ぎ・・・
もうとっくに一年経ち・・・
一年と二ヶ月が経ち・・・
二年と二ヶ月が経ち…

2001年07月11日(水) パールハーバーと珍走団

週間プレイボーイに、松っちゃんこと松本人志の相談コラムが載っている。
僕は、それを欠かさず読んでいる。

今週号では、<パールハーバーという映画に対してどう思いますか?>との読者からの質問に答えていた。

日本人やアメリカ人は、<パールハーバー>という言葉に敏感である。

パールハーバーは太平洋戦争時のアメリカ太平洋艦隊の根拠地であった。
そして、この映画は、アメリカでの日系の人に対する反日感情をあおるきっかけになるのではと懸念されている。
まるで当時のアメリカを正当化するかのように、日本人には見えてしまうのである。

<アメリカ カッコイイ>
<ニホンジン ヒキョウ>

この映画は、日本軍の米太平洋艦隊を襲った大攻撃をテーマにしている。
それは日本側の報道では奇襲、大戦果を上げた戦闘であった。
しかし、アメリカ側によれば、不意討ちの卑怯者の仕業、絶対許せない攻撃として認識され、それから『Remember the Peal Harbor』という言葉が全アメリカ国民の合言葉になって、米国の参戦を引き起こし、戦争は太平洋戦域に拡大していったということである。

また、太平洋戦争時、日系人は強制キャンプに収容されていた。
それは最近まで米政府からの謝罪や補償問題が解決してなかった問題である。
というわけで、映画の描写が当時の考えを正当化すると懸念するのも無理からぬ背景があるわけである。

とにかく、この今回の映画は何のために作られたのだろう?と僕は思う。
プロデューサーのブラッカイマーは、なんで戦争を題材にしてラブロマンスを語ろうとしたのか?
誤解を受けるようなことは辞めればいいのに・・・

そして「日本人はもっと怒ったら名なあかんですよ」と言い、この映画を認めない松本は言う。

「つまらん戦争映画を作ったったらええんですよ。そもそも<戦争映画>というジャンルが成立していることがダメなんですよ。」
「今、実際に暴走族を<珍走団>って呼ぼうということが相談されているらしいんです。ニュースとかでも(今、世田谷の○○通りを<珍走団>が走っており、近所の人が迷惑を・・・)って言う風に・・・」

アナウンサーが真面目な顔して<珍走団>というかと思うと、笑えてくるはなしである。
暴走族を<珍走団>という通称に変える事によって、暴走族に憧れて入団する人が確実に減少するのは目に見えている。
そう言えば以前、何かの番組で誰かが「ストーカーを<ストーカー>と呼んだらカッコ良すぎる!いっそのこと<変態追跡者>呼べば・・・」と言っていた。

要するに、カッコイイ感じの、感動するような戦争映画ではなく、もっとつまらない戦争を題材にした映画を作れば、「あ、戦争ってばかばかしいな」と若い世代が思うというわけである。
僕も、松本の意見には賛成である。

もちろん、過去の戦争映画には、的確なリアリティーのある良質なものが多い。
それらを観て、戦争を知らない僕らの世代が<戦争っていけない事なんだな>と感じたりするのである。
しかし、それを観て興奮するのもまた事実である。
そしてやはり、結論的には「パールハーバー」という映画が、ラブロマンス仕立てになっているのは、間違っているような気もする。

いっそのこと、戦争を題材にしたブラックコメディーを作ればいいのではないか?
本当に間抜けなテイストで作れば、それを観て戦争に憧れる子供達もいないだろう。


<パールハーバーと珍走団>−THE END−

ついしんのランチ
・自動販売機の紙コップのコーヒー
・野菜ジュース


 < シーラカンス  everyday history  光の射す方へ >


ダーZ [MAIL]

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