日々是修行也
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登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2007年10月30日(火) パチンコの仕組み

パチンコ店で貸し出している玉は日本全国一律4円、100円で25発

遊び終わって玉が手元に残った場合は、玉数によって店内にある景品と交換することになる。

けど、これは表向き。実際には現金に両替できる「特殊景品」と交換して・・・お店の外にある(各都道府県の公安委員会に古物商の許可を受けた)換金所で現金に交換する。

賭博罪から逃れるため、法律的には”「古物の売買」であり換金では無い”という建前だ。


警察や検察も過去にパチンコ店を賭博罪で起訴した事が無いため裁判でパチンコ屋が刑法の賭博罪に当たるかどうかの判例がない。


なぜ警察が摘発しないかというと・・・、現役警察官やOBがパチンコ屋から多くの”恩恵”に預かっているからだ。 警察の歓送迎会といった催し物に大量のビール券を差し入れたり、冠婚葬祭には包んだ”現金”が渡されたりとその手口は多様。 (警察の防犯課がパチンコ屋の担当で・・・パチンコ屋オーナーとの裏取引窓口だ)


話を元に戻して・・・パチンコ玉の換金率は、お店が設定していて、1玉2.5円の所もあれば3円、あるいは等価交換で4円というところもある。

普通に考えると、換金率いい方が客にとって有利だと思われがちだけど、換金率がいいお店はそれなりに、玉の出が悪くなっている(釘を調整することで玉の出をコントロールしている)


たとえば換金率3円の場合、最初の貸し出しで100円÷4円=25発だけど、これをそのまま換金すると、25発 x 3円 =75円となる。

つまり客は、最初に100円を支払って75円からスタートすることになるので、最初の25発を34発以上に増やせば勝ちとなり、それ以下だと負けということになる。 (つまり持ち玉を1.36倍以上に増やせば儲けがでる)

パチンコ店はパチンコの台をコンピュータ管理していて、台ごとの出玉数から大当たりのペースや売上といった、あらゆる情報を監視している。


パチンコ台の裏には”基盤”が入っていて、しっかりと封印されており、基盤の改造は違法とされている。

基盤にはロム(ROM)というチップ(プログラムが書かれている)が埋め込まれていて、パチンコの大当たりをコントロールしている。 お店がロムのプログラムを書き換えたり、リアルタイムで出玉を遠隔操作してたりする・・・もちろん違法だけど。(~_~;)


基盤の改造業者は通称”カバン屋”と呼ばれ、立派な裏稼業として成り立っている。 もちろんこれらの存在も警察は把握していて、暗黙の了解だ。

まぁ、パチンコとはいっても所詮は博打だ。 違法に営業しているカジノ(賭博場)を警察が摘発するのは、自らの既得権益を守る為でもある。


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弥勒(みろく) [MAIL]

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