日々是修行也
BBS









登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2007年08月27日(月) Mc Cafe !?  (焙煎挽き立て)

実は、数週間前に原宿の美容院で見た雑誌「monoマガジン」の記事で???




”コーヒー 焙煎したらすぐ淹れたほうが美味しいって、ホント?”という見出し。↓




美容師の話そっちのけで、その記事を読んだ、ついでに携帯カメラで撮影した=>デジタル万引き!?、(~_~;)




↑実際にはマクロモードで撮影したので、後からでも十分読める。


それによると・・・

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焙煎直後の豆が一番うまい?

ノー! 意外だが、東京国分寺の老舗の自家焙煎珈琲店「どりっぷ」のオーナー、川中幸博氏によると、最初の5日目までは焙煎の匂いが残り、10日目までは発生するガスが抜け切らないという。
甘味や濃度、香りのバランスがよいのは焙煎後の10日目から25日目ぐらい。その後はゆっくりと味が落ちていくという。もちろん保存状態も大事。よく、コーヒー豆は冷蔵庫で保管と言われるが、これも間違い。 冷蔵庫から出した途端に結露を生じて、コーヒー豆が水分を吸収してしまうからだ。
密閉できる容器にいれて温度変化の少ない日陰の場所においておけば、1ヶ月ぐらいは保つ。
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・・・とある、、、 (原文のまま)

ホントに焙煎したての豆をミルで挽いてコーヒーを淹れるのはダメなのか!?


そこで、過去の留守録画で再確認


2006年5月28日放送  「世界ウルルン滞在記」

【ロケ地】コロンビア?アルトデルナランホ村

●唐渡亮がコロンビア?アルトデルナランホ村のコーヒー農園を訪れる。
★コロンビアではコーヒーは料理にも使われる。コーヒーとカシスのムースの映像。

●害虫よけの薬はある植物と黒砂糖水をまぜて作る。=>アヒー(唐辛子)を使う。
●村のみんなで集まる催しを企画する。
●コロンビアの首都には女子に大人気の学校がある。=>正解は美人コンテスト出場者養成学校。
●いよいよ帰国の時がやってきた。
●お別れの朝、涙でお別れ。

【出演】 唐渡亮、 徳光和夫、木佐彩子、石坂浩二、松本明子、山瀬まみ、佐藤藍子、泉谷しげる、
コーヒー鑑定士?藤田征雄

唐渡亮が訪問しコロンビアのホームステイ先では、手摘みのエメラルドマウンテンが84キロ=>33万ペソ=>1万5千円で取引されていた。 つまり生産者価格は1キロ200円足らずで日本で購入する時には10倍以上の値段になる。


ここで唐渡がホストファミリーを訪れて最初にコーヒーを飲ませてもらうシーンがあるんだけど、ホストファーザーは、自家栽培の生豆を機械式焙煎機で煎ってミルで挽いて布フィルターでドリップした豆を振舞っていた。

日本よりはるかにコーヒーを飲む歴史が永いコロンビアのコーヒー豆生産者が【煎りたて】、【挽き立て】で飲んでいるということは焙煎直後のコーヒーがいかに美味しいか! という事の証左だろう。


危うくmonoマガジンに惑わされるところだった!?、でも monoマガジン読んだ雑学小僧が「焙煎してから10日〜25日が一番だよ〜」などと自慢げに説明しているんだろうなぁ、、


コーヒーついでに、日本マクドナルドが「カフェ」に新規参入するそうで、、、、


15店舗が首都圏中心に開業。
恵比寿ガーデンプレイス店(東京・渋谷)など繁華街にある一部既存店への併設も進めドトールやスターバックスと伍していくらしい。

店舗名は「マックカフェ」/ Mc Cafe  

(”Mac”ではなく”Mc”)

地域別価格を導入して、コーヒー190―210円(Mサイズ)、カフェラテが310―330円(同)。 具材入りクロワッサンの「マックデリ」が290―330円、あんパンやデニッシュなどのパンが100円。だそうな、、

マクドナルドは他社と比べて家族連れが利用しやすい店舗を目指す。


つまり、ターゲット層が家族連れってことだけど・・・

”ガキがウロチョロする騒がしい場所で優雅にコーヒーが飲めるかっ つーの、、!! ”<=まだ、行ってもないのに毒づいてる。(^_^;)


マックのコーヒーといえば、スターバックス、バーガーキング、ダンキンドーナッツなど、どこのコーヒーが美味しいか? という調査でなんとマクドナルドの「プレミアムローストコーヒー」が一番安いにも関わらず美味しいコーヒーだ、という意見が最も多かったとConsumer Reports magazineの3月号にリポートされている。(アメリカの話だけど、)



マックのコーヒーというと、、、これが有名↓


1992年、ニューメキシコ州のマクドナルド(ドライブスルー)で、孫の運転する車に乗ったステラ?リーベック(当時79歳)がテイクアウト用の朝食を購入、そのステラ婆さんは、マクドナルドの駐車場で停車している状態でコーヒーカップを膝の間に挟み、(まぁ、行儀が悪いことで、笑)ミルクと砂糖を入れるのにカップのフタを開けようとしたが、誤ってカップが傾いてしまい中のコーヒーがすべて女性の膝にかかった。

運転していた孫は、ステラ婆さんの服を脱がせるなど応急処置をして近くの病院へ向かったが、結局第3度の火傷と診断された。


ステラ婆さんは、自分のミスで火傷したことの認識はあったが、その一因となったコーヒーの熱さは異常だということで、この点についてマクドナルドは是正すべき義務があり、また治療費の一部を補償するべきであるとして訴訟を起こした。

さすが訴訟大国アメリカ、、、


最終的には、


○同様のクレームが過去10年間に700件あったこと、マクドナルドのコーヒーが客に提供される際の温度は摂氏約85度だが、家庭用コーヒーメーカーのコーヒーは摂氏72度であったこと

○コーヒーを渡す際、マクドナルドはなんら注意をせず、またカップの注意書きも見難いことを主な理由として

マクドナルドが64万ドル(7千万円ぐらい)の賠償金支払いを命じる判決が下された。


実際ステラ婆さんは皮膚移植手術を含む1週間の入院、その後2年間の通院(このために娘は仕事を辞めて介護にあたった)、2千ドルの治療費に加えて火傷の痕が残った。



マクドナルドが裁判中に陪審員の心象を損ねたこともその敗因と言われている。


コーヒーの温度に関しても、温度が高いほどドライブ中の保持温度が高くなり、ドライブ・スルーの本来の意義から言ってその利点が大きいという結論も出ているが、マクドナルドがこれらを理論立てて主張できなかった。


当初の裁判ではステラ婆さんとマクドナルドの間で争われていた時の要求額は2万ドルだったが、マクドナルドが治療費の3千ドルだけで賠償で済ませようとしたため、ステラ婆さんが弁護士を雇い・・・その結果、当初の32倍もの賠償をしなければならなくなった。


この事件の後、米国マクドナルドはコーヒーカップに「HOT! HOT! HOT!」と、またドライブ・スルーには「Coffee, tea, and hot chocolate are VERY HOT!」と表示するようになった。



備考・火傷(やけど)のレベル

<1 度> ひりひりして赤くなり一時的な色素沈着はあるが、すぐに治るレベル

<2a度> 痛みが強く赤くなり24時間以内に水泡形成し、治療により上皮化して色素沈着など起こすが半年位で消失

<2b度> 潰瘍になり上皮化に長期間かかり瘢痕が残る。 皮膚をよく動かす部分(関節など)は早期に皮膚の移植が必要となる。

<3度> 黒いカサブタになり、知覚も失われて痛みを感じなくなるレベル。 痕も残り、上皮化しない場合は皮膚の移植が必要。   


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