日々是修行也
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登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2004年10月09日(土) * 今、韓国の風俗産業が揺れている

今から4年程前、2000年1月にソウル・チョンアム警察署長に韓国初の女性署長が就任した。 金康子(キム・カンジャ)さん、、当時55才だ。

彼女は着任早々、所轄内にある風俗街「ミアリ・テキサス」に対して、「未成年者売買春との戦争」を宣戦布告した。
未成年の売春を通報した場合、通報毎に20万ウォン(約2万円)の報酬を約束。

*ミアリ・テキサスに関しての詳細は過去の日記でも見てください。

当時、1000人以上の売春婦がミアリで生活をしていて、そこは韓国最大の赤線地帯であった。 特に、18歳未満の女性が大勢いたことでも有名だった。

この金署長の就任をキッカケに、ミアリは衰退をはじめていくことになる。 半年後の2000年夏には風俗店の数が3分の2ぐらいまで減り、年末にはお店の数は約半数にまで・・・また18歳以下の女性も居なくなってしまった。

しかし、それら女性は取り締まりが厳しくない他の赤線地帯や地方の風俗店に流れたり、援助交際やテレクラに流れていったに過ぎなかった。

韓国は「公娼制度」がないので、未成年に限らず売春行為自体が本来違法だったのだが、いきなり全部を取り締まるのは困難との判断からこのような作戦をとったらしい。

ちなみに、日本でも法律上「公娼制度」は無い為、売春”挿入行為”は違法だが、ソープランドに行けば本番(挿入行為)が出来るのは周知の事実だ。(一部、県条例により本番の無いソープランドも存在しているが、)


オランダやシンガポールやアメリカ(州によって違うが)のように「需要と供給のある必要悪」として「公娼制度」を導入している国もある。政府が管理することで地下犯罪組織への資金流入を食い止めたり、病気の蔓延を防ぐといった政策だ。


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そして先月の9月23日、韓国で売春斡旋などの行為の処罰に関する特別法(性売買特別法)が施行され、処罰が大幅に強化された。


つまり、本番だけでなく性交類似行為も処罰となり、身体の一部または道具を使用した行為まで処罰の対象に含めたのだ。

「それまでは性行為”本番”だけが処罰の対象だったが、今回の法律では口腔や肛門など、身体の一部または道具を利用した行為も売春に含めている。もちろん、手を使った行為も処罰される」

こうなると、いかなる射精産業も生き残れない、何せタッチできないのだから・・・。(~_~;)


土曜日夜のニュースでは、それらで働いていた女性達がサングラスにマスク姿でデモを行なっているのが報道されていた。

その事からも、当局がかなり厳しく摘発している様子が伺える。

チョンニャンニのレッドライトもこんなありさまだ、、





風俗産業は、性犯罪の抑止力があるとされているがどの程度あるのはは未知数だ。

自分自身、過去非常にお世話になった事もあり、その存在の否定はしないが、人身売買の様に地方から売られ、連れてこられた女性達が借金をかたに売春を強要されるような悲劇は根絶させてもらいたい。

この先どうなっていくのか、お隣韓国の動向に注目してみたい。


そういえば、ここ何年も風俗には行ってないなぁ〜。 ってハプニングバーも風俗か? いや、あれはただの飲食店だろう。 (笑


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弥勒(みろく) [MAIL]

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