日々是修行也
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登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2004年04月20日(火) ** 肉玉そば (モダン焼き)

食欲に任せて!? 一家言(いっかげん)

広島風:メリケン粉の生地と具を別々に鉄板で焼き、最後に合体させ、おたふくソースをかけ最後に青海苔とカツオ節を振りかけて出来上がり。

関西風:メリケン粉に山芋やダシを入れてといだ後、ボウルの中で具と一緒に混ぜて鉄板で焼く

広島風はプロが作らないと美味しく出来ないとされ、関西風は最初から具が混ぜてあるので味が一定していて、焼き手の腕前に左右されないと言われている。(ただし、コテで強く押さえつけると生地の中の空気が抜けてしまいふっくらとした食感が無くなるので、この点注意が必要)


お好み焼きに限らず、本場と言われるところに美味しいお店が沢山あるというのはある意味正しい。(たまに、観光客狙いのマズイ料理を出すお店あり、笑)


普通、本場と言われる土地では舌の肥えた地元の人たちがマズイ店を排除し美味しい店しか生き残れない。が、たまに大勢の観光客で賑わい値段も高めでさして美味しくも無いのに繁盛している店がある。

それは、グルメ雑誌で紹介されてたり美食家と呼ばれる人間が広告塔となり観光客を呼び寄せる。(出版社がお店から沢山の広告収入を得ていたり、金品を貰って宣伝する美食家もいるので注意が必要)



昔ながらの”お好み焼き”は、水でといたメリケン粉を鉄板に薄く伸ばし、タップリのキャベツと豚肉と玉子を挟んだ質素な食べ物で、まさに庶民の味でした。(オヤツのような立場!?)

(私も中高生の頃、学校帰りによく立ち寄って食べた。部活で汗をかいたあと晩御飯までの空腹しのぎという感じで)


それに”そば”(アジアだとイエローヌードルか!?)を加えボリューム・アップしたのがモダン焼きで、これがお好み焼きを”オヤツ”の分際から一人前の”料理”に格上げすることになる。


昨日の画像、”モダン焼き”は広島では”肉玉そば”と言われてる。(肉=豚肉、玉=玉子、そば=麺)


ほとんどのお店には、あらゆる食材を入れた、スペシャル○○が存在する。

エビ・イカ・ホタテなどテンコ盛りのスーパースペシャルで、値段設定も絶対1000円オーバーで中には1800円とかするようなモノもある。


しかし、スペシャル○○は結局のところ、どの食材が主役なのかかわからない・・・中身の具はあまり品数を増やさずベースのキャベツと玉子に”メインの一品”で決める。 これぞまさに究極、、(笑


あと、

広島風お好み焼きの主役は=>キャベツ

関西風お好み焼きの主役は=>ネギ
(注:白ネギではなく青ネギで、京都の”九条ネギ”は有名)

・・・じゃないかな。


個人的には関西風のネギ焼きは大好き。

↓コレ見ると・・・食欲中枢を刺激されること間違いなし。(^_^;)

http://www.chugoku-np.co.jp/okonomi/


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