井ノ本的
 written by 井ノ本R
 
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2004年08月23日(月) 美容部員さんがあなたを褒めるとき

そういえばひさしぶりなので美容部員さんとわたくしの話を書いていませんね、井ノ本ですこんにちは。
意地でも日付を空けたくないので必死になって埋めてるわけですがあと200本以上書かねば埋まりません。
オーノーオーノー小野伸二はバーモント育ち
平瀬の立場はいずこ

相変わらず化粧品カウンターに行っています。
買ったり買わされたり泣いたり笑ったりフロアマネージャーを呼び出したりしています。
いいかげんなじみの美容部員さんもでき、ときには美容部員さんたちと本音トークをするようにもなってきました。
いろいろ面白い話を聞けて楽しいです。
君島十和子さんがカウンターに来て買い物をすると、居合わせた客がみな同じものを買う、とか(十和子さんはフツーに買い物してるらしい。外商が自宅にもっていくわけではないらしい)­。
有名人ネタに限らず、接客関連でへーと思うようなこともあります。
今日は最近仕入れたトリビアを。

美容部員に「お肌きれいですね」と「だけ」言われた場合、あなたの顔には褒めどころがないと判断されていることが多い

らしいです。
こわっ!
マジこわっ!

なんでかというと、褒めるところがある人には、具体的に褒めるらしいんですよ。
「まつげが長いですね」とか
「鼻筋が通っていてきれいですね」とか
「あごのラインがきれいですね」とか
「お目元がぱっちりしていらっしゃいますね」とか
その他もろもろもろもろ。
とにかく、褒めるべき点は、具体的にピンポイントでいくのだそうです。
で、そこで「いや、そんなことないです、実は○○が気になってて」となれば、その○○に関する商品を勧めればいいし、
「あら、ありがとう」となれば、「その素敵な▲▲をさらにステキにするために!」とばかりに▲▲に関する商品を勧めればいい。
しかし褒めどころがない人のばあいどう攻めたらいいかわからない。
だから肌を褒める。
とりあえず褒める。
で、「いや、そんなことないです、実は(以下略)。

でも私自慢じゃないけどほんとに肌きれいだから褒められるよ、というあなた。
きっとあなたは肌を「具体的に」褒められているはずです。
「色がお白いですね」とか。
「きめが細かいですね」とか。
「くすみがなくて透明感がありますね」とか。
そうなんですほんとうに肌がきれいなら具体的に褒めるポイントがあるんです。

洋服屋さんでも似たようなことがいえると思います。
ただ「お似合いですね」だけの場合、カウンターで言う「肌おきれいですね」状態。
ほんとにオシャレだと思われてたら具体的に言われます。
「これどこのアイテムですか?」とか
「こういう風にコーディネイトするんですねーなるほどなあ」とか。

というわけで(ここを読んでいる人にはさすがにいないと思いますが)、
井ノ本的は店員さんのあいまいな褒め言葉ほど当てにならんものはない、と提唱したいと思います。

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