井ノ本的
 written by 井ノ本R
 
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2004年08月15日(日) 満里奈さんの結婚に思うそのさん

(前回のつづき)井ノ本は都庁のビル風を公害認定してほしくてたまらないらしい。

で、黒ちゃんという愛称で呼ばれている地方公務員とこれから結婚するあの人の件ですが。

ある意味日本の関心事でもありました、かの人の結婚相手というのは。
いろいろ基準も大変そうだし。
かの人のお兄さんのとこの家庭も大変になっちゃうし。
あとまあはっきり言っちゃうとかの人がかなりトラディショナルな美人というんですか、絵巻系美人というか。
(婉曲な言い方のほうがもしかしてまずいのかしらと思いつつ)(まあいいか)

私自身は別にかの人に対し特に良い印象も悪い印象もないので、まあがんばってください程度の感じでした。
(でもオタだった説の真偽だけは知りたいけど)
一生独身ってわけにもいかないだろうし、大変だなあ、くらいの。
なんか、段々はっきりと形にならないけど暗黙のうちに「まだなんですか」ムードになってきてたときなんかは、
別にもう家柄とかは忘れてフツーに見合いとかしてみたらどうかなあと思ったくらいでした。

しかし実際フツーの人に決まったときなぜかすごーく「ああ…」と思ったのです。

別に相手の人がいけないってことはないです。
お互いそれでよいと思ったのであればめでたいことです。
でもあの地方公務員氏のどこで売ってるのかわからないチタンフレーム眼鏡とか、
心なしかさみしげな頭頂部とか、
小指を立てて電話をとってたところとかみてるとなぜか心がせつなくなるのです。
これはなんでだろう。
しばらく考えてたのですがなんか今回の満里奈さんの結婚でわかったような気がします。

現実なんてこんなもんだって言われてる気になるからなんですね…

現実問題として満里奈さんは34歳、かの人もたしか35歳くらい。
独身女性はなにかと肩身の狭いご時世です(負け犬とか言われちゃうしね。あの本を読んでない人が微妙に違う文脈で使うしね)。
たぶんふたりとも、今まできっと探しに探しに探したのでしょう。
理想の相手とゆーやつを。
でもたぶんいなかった。
だからとっても現実的なところで現実的に手を打ったのではないかと。
現実を受け入れること自体は大切なことですし結果自分が納得して結婚できるのであれば幸せなことだと思います。
それはそれで祝福。
でもなあ。

井ノ本的にしてはめずらしく微妙に切実なオチを書いてしまいそうなのでこのへんでやめときます





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