2004年02月03日(火) 内野聖陽は宗形になった(そして超えた(かもしんまい))
いまさらですが「エースをねらえ!」見てますか?井ノ本です。 家にいたら必ず見るようにしていますがいいですねーこのドラマ。 最初は上戸彩かあ…と思っていたのですが気がついたらついつい見てしまいます。 上戸彩ってぱっと見そんなかわいくはないと思うんですが、 見ているうちにかわいく見えてきますね(ファンの方ごめんなさい)。 藤木直人の死んだサバのよーな目が印象的な「高校教師」も8話当たりからかわいく見えてきましたよ。 ある意味飽きられにくい人材ってことでしょうか。 でも損保ジャパンダはどうかと思いますが あの駄洒落に気づくのに3週間くらいかかりました
今日は上戸さんの話ではないのですいかんいかん。 今日は宗形コーチの話をば。 このドラマのすごいなあと思うところはキャスティング。 漫画のまんまなんですよ。 酒井彩名演じる緑川蘭子も松本莉緒演じる竜崎麗香(お蝶夫人)も。 とくにお蝶夫人さいこうです。 ちゃんと巻き髪でテニスしてる!えらい! しかしもっとすごいのが。 まさに真打が。 それこそ内野聖陽演じる宗形仁ですよ。
最初びっくりしましたよほんと! 内野聖陽といえば演技派俳優でしょ? NHKドラマ「ふたりっ子」でしょ? 岩崎ひろみのダンナ役でしょ? 「黒い家」で大竹しのぶに追っかけられる人でしょ?? 「ミセスシンデレラ」でしょ? それがいきなり宗形仁(「ミセスシンデレラ」を思えばそれほどの飛躍ではないかも(つうかどうしてこういうことばかり覚えているのかわたしは))。 70年代を彷彿とさせるビミョーな宗形カットで岡ひろみをしごきます。 あれ自毛なのかしらヅラかしら。 どっちであってもいいいのです、 だって内野さんのエッジのきいた演技は変わらないのだもの。 なんかもうすごいですよ。 中居君が「砂の器」でピアニカ吹いてるシーンは「絶対噴出してNG出してるだろうなー」と思わせるのに、 内野さんはそう思わせません。 内野じゃなくて宗形に見えてくる。 笑ったら「なにがおかしい!」と叱り飛ばされてしまいそうな。 というかここ2回くらい見ててもう完全に宗形ですよ。 内野じゃない宗形。 あの人の頭の中を円グラフにしたらきっと99%が岡ひろみで1%が宗形ですね。 ひろみかよ! そうだよ! だって宗形だからね! 顔は漫画と違うけど宗形だもんね!!
どういういきさつで内野さんが宗形役を引き受けたかはわかりませんが、 なんというか内野さんは役者さんなのだなあとこのドラマでしみじみ感じました。 演技力というのはむしろこういうところでこそわかるのかもなあと思います いわゆる本格派みたいな舞台や映画に出ればいいのかといえばそうではないというか。 ありていにいうとばかばかしいといえばばかばかしい話ですよね、エースをねらえ!なんて。 漫画なんだもの。 それを「しょせん元は漫画だもんなあ」と思わせないようにするという意味ではたいしたものだと思います。 だから蜷川演出の舞台に出たとか映画に出たとかで本格派を名乗るのはどうかとモガガガガガガガガ (中略)
わーんこわかったよう大竹しのぶに追っかけられたよう! まあそれはそれとして(えっ 漫画原作モノなのに(そして主要キャストの演技は十分学芸会なのに)(主題歌の歌唱力で見るのやめようかと思わされるのに)(主題歌うたってるひとオーディション出身なのに) ドラマ自体を格上げしてるのは宗形仁だと思います。 宗形さんはえらい、ということで。
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エースをねらえ!公式サイト http://www.tv-asahi.co.jp/ace/ …宗形の着ボイス!?
最終回には修造も出るらしいのでもうカンペコですね!ニコッ! 最後までそういうところを忘れない「エース」に乾杯 |
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