2004年02月02日(月) 工藤静香の恋愛ハウツー本があったら
いつだって井ノ本です。
工藤静香って不思議ですよね。 よね? ね? (わたしだけじゃないと思いたい)
ルックスとか路線とかはまあ好き好きということでいいんですが(長くなるし)、 不思議なのは彼女の恋愛の成功の数々とその内容といいますか。 このひと恋愛体質なのかちら。 (恋愛体質っていう言葉の意味は実はよくわかりませんが、 恋愛の数が多い(浮名をよく流す)=恋愛体質だと操作的に定義することにします。 脳内恋愛は体質に含まないということで) 今は落ち着いていますが。
今のダンナが木村拓哉略してキム様なのは夙に知られたことですが、 キム様に至るまでの過程がね… トシちゃんに的場浩司にYOSHIKIに諸星和己でしたっけ。 しかしこうやって並べるとすごい面子ですなあ。 彼女の男のシュミがわかるようなわからんような。 少なくとも「今をときめく」という要素以外で共通するものはほとんどない気がします。 ということは彼女は「今をときめく男」が好きなのでしょうか。 それがいいかどうかはともかく、 「今をときめく男」が好きな女性は佃煮にするほどいるでしょうが、 毎度毎度それをモノにしていくというのがすごいですね。 トシちゃんなんか当時仲が良かった中山美穂から奪ったらしいという逸話まで。 相手は今をときめく男であってもその手腕はむしろ堅実というか。 手堅いというか。 凄腕であるといえますなあ。
であれば、と思うのが恋愛ハウツー本出せばいいのに、ということで。 だってめちゃくちゃ売れると思いますよ。 今をときめく男をがっちりゲットする方法。 知りたい女はイナゴのようにたくさんいるはずです。 そりゃもうバカ売れですよウハウハですよ。 でも出さない。 なんでかにゃー。 策を弄してゲットしたと思われたくないのかなあ。 フツーにしてるのに男がよってきちゃうの、ってふうにしたいのかなあ。 あまりにもあざとすぎる手だからさすがに公開できないのかなあ。 とかなんとかつらつら思ってたんですが、
考えてみたら恋愛に限って言うと成功者のほうがハウツーを語らないんですよね。
まあそりゃそうですよね。 成功者すなわち満たされた者。 満たされてるんだからあえて語る必要もないんですよね。 ハウツーなんて満たされてる間はいらないんだから。 じゃあ満たされなくなったときこそねらい目かというとそうともいえません。 満たされない期間が短いから。 成功者はすぐ次のターゲットを定め自分の中にあるノウハウを駆使してまたゲットします。 で、ゲットしたら満たされてしまうわけで。 成功者の中にだけ成功の秘訣は蓄積されていくわけなんですねー。 で、蓄積されるから成功する。 成功は蓄積されたまま開陳されることはないんですなあ。 成功者の方法論が開陳されないから負け組みはいつまでたっても負け組みで。 で、そういう負け組みを狙った恋愛本みたいのが出る。 出るけど書いた人は成功者とは限らん。 ゆえに負け組みはずーと負け組みなわけですな。 成功者はいつまでも成功者で敗残者はいつまでたっても敗残者なのですなあ。 あわれなり敗残者。
わたし? もちろん敗残者ですよ!ッハ! |
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