言の葉
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金曜日の仕事明け
駅のホームを歩いていたら つくつくと降り始めた雨のにほひが ほのかに匂ってきた
あの夏の日差しが まぶしくも嬉しいプールサイドでかいだにほひとも むせかえるように熱せられたアスファルトに撒いた水のにほひとも違う 秋の気配を含んだにほひ
あぁ もう一年過ぎてしまったんだ と 一人胸の中で拳を握りしめ 何もかも洗い流された夜の闇へ 次の一歩を踏み出そうと心に決め
そんな一瞬
我が身を包むのは ただ つくつくと滴る秋の雨音のみ
おやすみなさい。。
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