矛盾スルニモ程ガアル
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2015年01月22日(木) 友達と大喧嘩した、冬。③

あと、彼女が私の視野の狭さを指摘しようとした事項がまた火にガソリンで。


夜中に、ドン、バーンと凄い音がしたんです。自動車事故みたいな音が。

で、彼女は「何……?」と言って外を見て、すぐそこの交差点での事故だと確認。

横断歩道あたりに散らばっているのが、人なのか車の破片なのか分からない、人じゃないか不安だから確かめてくる、と現場に向かっていったんです。

で、私はと言えばその物体を避けながら車は進んでいるし、路肩にハザードランプを出して止まっている車のそばに人がいて電話をしているようだし、わざわざ現場まで行く必要はなかろうと部屋を出ようとはしなかったんですね。

彼女としては、消防署が近くて救急車はいつもすぐ来るのに来ないし、最近もひき逃げがあったばかりだし、一分一秒の通報が命を救うこともある、と現場に行ったんですよね。それは立派なことだと思うし、私はそれを止めませんでした。

そしたらね、彼女が、「ぼむちゃんはあの時現場に行かなかったよね」とか言う訳です。

いや、私は私なりに判断してそうしたんだよ、と言っても、「そうやって自分に見える範囲の、自分の常識の中で判断して決めつけるよね。私は現場に行ってこの目で手袋とか落ちてるのを見たよ。なんで自分の知ってる範囲で物事を決めるの。そういうことが多くない?」と。

ここで私が「そりゃあなたは素晴らしいことをしてると思ってるよ」と言うと、「別に私の行動が素晴らしいとか思ってないよ。ただ私とあなたは違うよね、って言ってるだけ」と。

「え、じゃあ違うよね、で良くない? 今わざわざその話をしなくていいんじゃない? 違うのなんて当たり前で、それを特に私は言わなくても自然なことだと思うんだけど」

と激昂する私。

「だから、8割しか見ていないのに、全部を見たかのように判断してこうだって断定してるよねって言ってるの。彼のことだってそうだよ。こう言ったああ言った、だけで、彼は行動してないじゃない。彼のどこを見て信じられるとか言ってるの。全然分からないよ」

と怒る彼女。


本当にぶっちゃけてしまえば、本来であれば私は大きな音がしたからと言って見に行くこともしない人間です。

事故だとしても、当事者あるいは誰かが何とかするだろって思っている、人のことに無関心な人間です。やる気無いです。


そういう人間であることは、正直彼女の前では隠してきました。

彼女は、入ったお手洗いを必ず最初の状態より綺麗にして出るし、何事も真剣に情厚く取り組む人です。


私はそういう彼女を素敵だなと思っていますが、自分が彼女のようになれるかと言えばなれないし、なる必要もないと思っています。ただ、彼女の良いところを取りこめる部分は取りこむようにしています。お手洗いを全て綺麗には出来なくても、洗面台の周りの水を拭くとか、お手拭き用のペーパータオルがごみ箱から溢れていたらぎゅっと詰めるとか。


でも彼女と同じ熱い思考にはなれません。


しかし、こういう熱い人種は、私みたいにやる気のない人間を超見下して相手にしないし、同じ人間としてこういう人間もいるんだみたいに思えないんですよね大概。でも私、それは熱い人種の仕様だと思っているので、彼女に自分のそういう面は見せないようにしてきました。

きっと、「その程度の人間なんだ」って思われると思うから。


事実、「ぼむちゃんは、見に行こうともしない人なんだね」と言われてしまいましたし。




ともかく、自分の好きな人を批判されて嫌だったのと、彼女の今までの上から目線(私にはそう見える)に対して私が爆発してしまい、


「私が今言おうとしていることを遮らないで! 話を最後まで聞けっていうけど、あなただって大概最後まで聞かずに自分の話してるからね! それに、私の元旦那が鬱で、それが私に移った移ったってあなたは言うけど、ずっと我慢してたけど鬱ってそんなもんじゃないから。あなたもしんどかった時期あったってのは聞いたけど、全部分かりもしないのに言わないで。
 あなたは私が全部見て言ってる訳じゃないっていうけど、私だってあなたに言ってないこといっぱいあるよ。分かって無いくせに言ってるのはそっちもじゃん!」

「はあ? 今度は私への攻撃? そっちがこっちに投影してるだけでしょ! 言ってないなら言いなさいよ、もっと本音でぶつかってきなさいよ!」


と罵り合いの喧嘩へ発展。



彼女が私に手元のタオルを投げつけるわ、私は私で売り言葉に買い言葉でホント自分でも今まで人に言ったことのないような言葉を言うわで。



そんなやり取りをしていたらあまりに自分が辛くなったので、言うまいとしていた

「あのね、私、今薬飲んでるんだけど!」

って叫んだら、

「私だって妊娠6カ月で情緒不安定よ!」

と返され、このままではもっと酷いことを言ってしまうと思った私は、

「今は興奮して何言うか分からないから、帰る」

と宣言し、最後は彼女の

「今から暴言を言うけど。一生そうやって鬱々してろ!」

に対して私の


「そうですか」


で事件は終幕。





いやー……ホントに……。



一生鬱でいろとかって、私はまだ薬も飲んでて回復基調にあるし、彼女のその言葉が私を傷つけたくて意地悪な気持ちで言ったものじゃないことは分かるからいいものの、本気でどん底の鬱の人に言ったら殺しかねない言葉ですよ……。


うーん。でも、あれだけ怒鳴り声とかに弱い私でも、彼女の言葉に傷つきはしないんです。

そこに悪意がないから。


でも苦しさはあります。自分のことを分かってもらえない、という苦しみです。


自分が辛い思いをしたからって、人の苦しみを軽視するのはまた違うと私は思っているので。



以前にも鬱で私がしんどい時に、彼女がやんわりとママさんと子供達との外遊びを誘ってくれたのですが、行こうとしない私に対して「家の中に閉じこもってるから暗くなるのよ」って言ったことがあって、「ああ、彼女のところには調子がいい時じゃないと行けないな」って思ってはいたんですよね。

そんな気力が出るなら鬱になってないよ……。

でもこういう人にどんなに説明しても無駄って言うのも分かっていて。


まずまず気分が回復してきたからと、彼女のところへ行くのではなかったと後悔半分。

でもずっと本当は彼女に対して思ってきて、言えなかったことを言ったんだという気持ち半分。




でもここから一日経って、ああ結局、私たちはお互いに友達を大事にしてくれる人と交際して欲しいと望んでいて、自分の思う「大事にされている」姿と違うから友達がないがしろにされているように見えるのが腹立たしくて、それをぶつけていたんだなと思うようになりました。


そういう気持ちが分かるから私は友達の言葉で傷つかないし。(そりゃ全然そうじゃないかと言えばそんなこともありませんが、悪意のない言葉は自分の中を通り抜けて行く感じで)


私も友人Fちゃんに対して、E男が都合のいい女扱いするのが本当は腹立たしくて、時々それをFちゃんにぶつけてしまっていたのですが、いつもFちゃんが「彼のことを悪く言わないで。私も悪いんだよ。悲しい」と言ってくれて、言わないようにはしていた、のですが。


あー多分、友達は今私がFちゃんに対する気持ちと同じものを抱いてくれているのかなあと。






そして、この件を彼に朝の15分の電話で話したら、ずーっと15分間「うん。うん」と言って話を聞いてくれた彼が(多分「うん」以外の言葉を発していない)、私が話し終わって言った言葉が

「へぇ」

で。


続いて、「で、彼女とはどうするの?」って。


「多分……しばらく距離を置くと思う」

「そっか。会社着いたわ。まあゆっくり考えてくださいな」


と、あっさり電話は終了。





あーーーーーーーーーーーーと思うものの、私は基本的に依存心が強いので、ここまではっきり突き放されると逆に冷静になれる訳で。



色々ごちゃごちゃ考えた結果が、上記のような感じです。



そして、昨日動揺してBさんに電話してしまい、その電話もスルー、その後に送ったメールも返信なしだったのですが、きっとBさんは私のことを心配してくれている筈、と勝手に思い。

あれ、これが彼女が指摘していた私の勝手な理想化かな? と心配したり。


あと、Aさんにもラインでヘルプを求め、話を聞いてくれることになったり。




Bさんは多分、無駄な話を延々聞くのは嫌いなタイプで(まあ男の人って普通そうですが)、悩み事があっても基本人には打ち明けない人なので、私への対応もそんな感じでクールになるんだと思います。

でも私には、そのクールさが丁度いいんですよね。

依存して、「今すぐ話を聞いて!」って状態からちょっとずつ冷静になれるので。

突き放されるぐらいでいいんです、多分。



でも話を聞いてくれる人も欲しくて、それがAさんだったり。



Bさんに、「どうして私の話をちゃんと聞いてくれないの!」って、思わなくなっただけ成長かなと。


Bさんがだらだら話を聞くのが苦手なら、その部分はそれをしてくれる人に担って貰えばいいんですよね。


幸い、Aさんはいつもの如く「なんでも話せよ」って言ってくれて。



ありがたいなあ、と。どちらに対しても。


だってBさんだって、私の要領を得ない話をずーっと静かに聞いてくれた訳で。



どっちにも本当に感謝できるようになったの、自分でも変化だなあと思います。


以前の私ならBさんが冷たいとかって責めて、それで相手に窮屈な思いをさせたりしていましたから。


不満ばかりで、満たされることが無かった。


いつも相手に「こうして欲しい」って思っていました。


「してくれない」ことを沢山責めていました。



今、Bさんは忙しくて。


そんな中、会社への行きと帰りで私と電話する時間を作ってくれて。


疲れているだろうに、私の話を「どうしたの?」って聞いてくれて。


それだけで充分。ありがたいことじゃないか、と思えるようになりました。



うーん。進歩。(自分で言う)




そして彼女と、どうしたいか、は。


まだ、考え中です……。


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