改めて覚書をば。
某アーティストの命日の金曜日。
22時以降なら大丈夫、と言っていた彼から、当日にライン。
「のんびりお待ちを」と言われて、命日に集まるのだと知っていた私は、「これは終電になるかならないか、だな…」と覚悟をした。
下手したら「早くー」とか送ってしまっていたけれど。
その前にちょうど、本を読んでいて。
「彼とあなたはチームです。チームメイトの勝利を喜んであげましょう。彼の勝利はあなたの勝利です」という文章に、はっとした。
彼が他の女と過ごしているんじゃないかって、それを想像するたびに不幸になってた。
だけど、彼の幸せは私の幸せだって。そう思うなら、彼が女のところにいって、それで幸せならいいじゃないかと。少しだけそう思えるようになっていた私は、
「ゆっくり来てね」と返信する。
それでも彼が待ち遠しくて。メイクも完成して片付けも終わった部屋で、じたばたと彼を待つ。
「今から行くから!」って、ラインが来て。
深夜0時過ぎ、彼が到着。
「さっむ〜!!」って言いながら入ってきて。「え、外寒いの? 家にいたから分からなかった」「寒いよ馬鹿」みたいな軽口を叩き合う。
今日はお猪口で飲もう、と思って予め用意していて。ピンクとブルーの透明なお猪口で乾杯。
仲間内の夫婦仲がやばい、って話をしたら「あそこは結婚式の時からやばかっただろ」とか。 「旦那とは会ってんの?」って聞かれたから、「うん。放送大学一緒に見てる」って言ったら、「つっまんねー!」って言われたりだとか。 そこから旦那のストレスは目を見れば分かる、って言ったら「夫婦やってろ!」って言われたり。
後は彼の友達が婚約しただとか。 プールに行ったときに自分の女をじろじろみられたら「よし!」って思うとかいう話だとか。 仲間内の、ちょっと女子からは敬遠される部分もある女の人のことを、「あの人は話しやすいんだよねー、一緒にいて楽。ズバズバ言うじゃん、あの人」とか言ったり。 翌日にイベントがあったから、お前、明日のイベント行くの? って聞かれたり。 そういえば前回のイベントで女連れだったじゃん、って言ったら「ああ、○○関係の女? あの後仲間内での集まりがあってよー」とかって、気になってたことをついに聞いちゃったり。
また、前回まさかの中、だったので。 これは甘えるチャンスとばかりに、
「もし、子供が出来て、一人で産んで、行き詰ったらその時は頼っていい…?」
と聞いたら。
「やだ。お前はそう言ってずっと頼るタイプだろ。子供はいらないって言ってるのに勝手に産むんだから。可愛いだけで育てられんのか」
と。
うわあこの人私のこと見抜いてる、と思った瞬間でした。(おい)
それから、彼の「初めて」の話も聞いた私。
彼「中一…ぐらいかなあ」
私「彼女?」
彼「いや、彼女じゃなく、家が近所の子。よく一緒に帰ってたんだよな」
中一っつったら私なんてまだキスもしたことなかったなあ…と一瞬感慨に耽るも、それに絡めて聞きたかった話も聞く。気付いたきっかけ。「女にプレイが違うって言われた」って凄い回答が返ってくる。
彼の家庭も、父親が暴力をふるっていた、というのは聞いていた話だったので。
私の話に絡めて、「Aさんも、お父さんが結構暴力とかあったんでしょ…?」と聞いてみた。
彼「あー。俺が殴られるのはいいんだけど、おかんや弟にいくのがな…」
私「いや、Aさんが殴られるのも良くないよ」
彼「別に俺はいいんだよ」
私「良くない」
彼「いいんだって」
私「うー…」
やっぱり優しい人だ、なんて思ってしまう私は。
あと、彼が仲間内の飲み会で、他の女の子に「お前が35までに一人だったら結婚してやる」と言っていたことが判明。
わ、私には40才って言ったくせに…!!
しかもそういう台詞誰にでも言ってる訳じゃないって、あの時の言葉は特別だって本当は思っていたけど、誰にでも言うんかい!!
で、
「私には40って言ってたのに」
って言ったところ、「お前は旦那ちゃんいるだろ。可哀そうだろ」とか言い返されて、思わず「うん」と。 「うんって言っちゃったよ!」とか言われながら。
くっついていい? と彼に聞いて。そばに行って。
わいわい話していたら、25時。彼が寝落ちした。
寝た。と思って。まあ前日オールした、って言ってたし、想定内。と私は冷静に布団を出し、彼をその上にひっぱり、そばで寝た。
彼の、そばで、眠るこの時が物凄く好きだ。
朝。9時半に二人とも目が覚めて。
彼は前日にあまり飲めていなかったお酒を飲みだす。
俺なら会社へ行く、って彼が言って。私はぐさっときて、彼に聞く。
「会社に行けない私のこと、軽蔑する?」と。
すると彼は。
「別に。俺は行けるけど、俺がお前だったら行けてないかも知れないだろ。行けるから偉いわけでもないし、行けないから駄目な訳でもないだろ」
と。
その人にはその人の、素質や、生まれ育った環境や、いろんな要素があるってことを、この人は分かってくれていて。その上で私に、
「でも、戦わなきゃいけないときがあるだろ」
と言ってくれる。
本当の部分で、私を見てくれる。きっとどんな私でも、心の底から見捨てられることはないって思う。ただ、「この人の限界は、ここまでなんだな」って思うだけで。
後は、今後の飲み会の予定などを話し。
「元カノと、することあるの?」
と聞いてみた。正直、別れたという彼女とはどうなのか少しだけ気になって。
「あー…。あるかもな…最近はないな」
というので。その言い方が、どうも「過去全ての元カノ」を対象としているっぽかったので、
「今住んでる人とは?」
と聞き直す。
「2年ぐらいないわ」
という回答。すこーしだけ安心する。
それから、2本目のお酒を取り出そうと彼が私の家の冷蔵庫を開けて。
中に入っていた「チューブでバター」に大受けした。
「女の家で初めてこれ見た! だよな、やっぱこれだよな。料理するならありえないこのまがい物バター! でもこれで十分だよな」
と。
うるさい全然不自由してないわ、とか言いつつ、11時21分。横になった彼が、またもや寝落ちした。
13時半まで、私は待った。が、起きなかったので。
ちょっといたずらしよう、と思って胸をいじった。
ら、可愛い声をだされたので、興がのってきて色々することに。
下からも彼のものを含む。喉の奥に入れられて苦しい。でも可愛くて、愛したくて、頑張って耐える。
手の指、足の指もたくさん愛して。伝わりますように、と思う。
「ぎゅってして」って彼の元へいったら、ちゅーされた。
違うのに、って思いながら幸せ。
今度は彼が、少しだけしてくれる。私の胸を含んで、強く吸う。片手は私の左の胸をいじる。
気持ちよくて、彼がしてくれたことが嬉しくて、感じる。
今回は入れる、時が物凄く痛くて。もう本当に、やめてええええと言って身体を引き離したぐらいだった、のに。
入ってきた後は今までよりもよくて。本当にこの人とだと、不思議なくらい痛くならないと思う。
彼が前回よりはいきにくくて、それでも最後はお腹で終わった。
彼に寄り添う。この時もとっても幸せ。
今度は二人して寝落ちしてしまって。起きたら15時40分。仕事はきっと行かなくてもいいんだろう、と思って、ぼんやりしていたら彼も起きてきて。
「今何時?」と聞くから答えたら、「3時ぃ!?」とびっくりされた。
帰るのかな、帰らないのかな、と思いつつ、まあどっちでもいいやとお喋りした。
結局彼は17時までいて。
その後も、お互い行く予定のイベントがあったから。
「じゃあまた、数時間後!」って言って、明るくバイバイした。
イベント後、彼は姿を消してしまって。
どこ行ったんだろうって皆で探していたら、「今から仲間に会いに行ってくる! 飲みに行くことになったら教えて!」とラインが入っていた。
何故私に、と思いつつ、可愛いなあと思う。
その後は仲間2人と飲んで。彼が後から合流した。
わいわい喋って、駅で解散。したら、彼が改札をくぐらずそこで手を振る。
どっか行くとこあるんだろう、と思って「じゃあね」と元気に別れる。
別れた後で、またライン。「今から三次会行ってくる!」だって。
どうして私に、と思いつつ、また可愛いなあと思う。
「俺がお前だったら」の話を、年上のお友達にしたら。
「そんなことを言ってくれる人って、中々いないよ。素敵な人だね。ぼむちゃんが惚れてる訳がわかった」と言ってもらえて、また嬉しくて。
そうなんです、素敵な人なんです。少なくとも、私にとっては。
元彼はきっと、頭では分かっている。私のような人間を、責めちゃいけない、って。
だけど内心、「この軟弱者」って思ってるだろうし、下手なこと言わないように彼はその話題に深く触れない。
元彼じゃ駄目なんです。弱さ故の、同族嫌悪が故の、私を責める気持ちに私が耐えられない。
彼がいいんです。痛みを知っているが故の、温かい言葉が、私を癒すんです。
「そんな素敵な人なら、そりゃモテるわ」って友達の、言葉が響いて。
そんなモテる人に、やっぱり好かれてるとか思えなくて。
自信を無くす。こんな私なのに、彼の特別になりたい、って思う。
自分を。素敵な自分にしてから、彼にあげないと。
課題はまだまだ大きくて、それでもやりがいがあるからきっと続けられるだろう。
いろんな経験をして、いい女になりたいよ。
あなたに、ふさわしい。
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