行こう、と言ってたイベントを、迷ってると奴が言い出しやがったのが3日前。
翌日の予定もわからない人だから、それは、もう仕方ないと諦めた。
会えなくても、一人でも楽しむねと送った。
一度予定を聞いたら、後は催促しない。
期待してる、みたいなことも伝えない。
強制も束縛も嫌う人、もっと言えば、強制や束縛をされてきたからこそ、それをされると嫌がる人。
彼の自由にすればいい、と思った。
来るも来ないも、彼の気持ちで決めたらいい。
会えるかどうか、本当に分からなくて、だけど当日の夕方にメールが来た。
こっちに来た、と。
イベント終了後、合流して。
お酒を、飲みながら話した。
が。
今回、私があまりに酔っ払いすぎて記憶がほとんどない、のだけれど。
何故か、人様の避妊事情について熱く賭けをした。(下世話すぎ)
私が勝ったら、彼と温泉旅行に行きたい、と言ったら「いいよ」とOKが出た。
こちらに来るために私が取ったやり方(の順番)を、説明したら、彼はすんなりわかってくれて。
ああやっぱり、前の人より楽だなあ、と勝手なことを感じる。
かなり酔っ払ってきた私は、彼の隣にいって。
ぴったりくっついたら、後は、もう、唇が重なるまでに時間はかからなかった。
貪るようにキス。
途中、「好き、大好き」と聞こえたのが、自分の声だったのか彼の声だったのかが定かでないほどに私は酔っていて。
言われたような気がする、けど、自信がないしこの間みたいなことになったら嫌なので、自分が言ったのだと思うことにするけれど。
「そっちに、行ってもいい?」と一度だけ聞いたら。
「いればいいじゃん」
と、言われた。
私の新しい職場が、彼の住んでるところと割と近いので。
「これからは、いつでも会えるな」
って、向こうから言われた。
酔っ払ってなければきっと度肝を抜かれたこの台詞も、ぼんやりした頭で受け止めるから、「うん、それがめちゃくちゃ嬉しい」と言ってくっつく。
まあ、忙しい彼がそうそうつかまるとは、思っていないけれど。
会いたいときに、5分でも顔が見たいときに、会いに行ける、っていうのは。
やっぱり、大きい。
「○○(地名)で、待ってるな」
って、言われたような気がしたけどその時はよく聞こえなくて、聞き返したら言ってくれなかった。
けど、これは確かにこう言われたような気がする。
今の彼女さんに、「本当の恋愛を教えてやるよ」なんつって言ったりしている過去からして、自分だって分かってないことを、彼が酔っ払って(酒ではなく)言ってるんだとしても。
いいのだ。その時の、彼の気持ちなんだから、とても嬉しい。
待ってる、って、言ってくれた。
私が望むことすら思いつかなかったことを言ってくれた、それは事実だから。
折角彼といられたのに、酔っ払ってしまったせいで私はこれ以外の時間を、ほとんど寝ていて。
私のそばで、寝落ちする彼を見るのが、好きだったのにそれも出来なくて。
もったいないことをした、と思いながらも、気持ちはとても満たされている。
沢山のキスと、いくつかの言葉。
あなたに、会えたら、とても幸せになる。私が。
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