| 2007年08月03日(金) |
そんな訳でイタリア旅行記�� |
こんにちは、ぼむでございます。 以下、カッコ書きが前置きとなります。毎回うざいことこの上なくついてくる予定ですので、一度読んだよって方はすっとばしてやってくださいませ。 多少突っ込んだ我が旦那の「うつ状態」は、旅行記�,暴颪い討�ります。
「当初、普通の旅行記を予定していましたこの日記、出発直前に旦那がうつ病と診断されたことにより、何ていうかそのことに対する記述も出てきます。
すっきりさっぱり楽しい旅行☆ みたいには多分なりません(涙)ので、うつ病に対する話題に敏感な方、また、私はどちらかと言えば今回うつ病を「受ける」立場ですので、うつの方に対してあまり面白くない記述もあります。そのような方はどうぞ、「戻る」ボタンでお戻りくださいませ。」
そんな訳で続きでございます。
私、気付いたのです。ツアー参加者の、異様な落ち着きに。
えええ、新婚旅行とか、他のツアーのときでも、何ていうか、何人かは早速カメラとかビデオとか取り出して、撮影してたよ?
けれど、今回そんな人0。
全くいない…なんつーか、皆、「ふう、やれやれ早くホテル着かないかなー」みたいな感じです。
今回のツアー、この時期のイタリア旅行で、尚且つあれこれ詰め込んである旅行にしては、確かに格安でした。
つまりそういう旅行を選ぶ人って、「旅慣れてる」人が多いのか…!! と、私初めて気付きました。
すげーの。何か、優雅なの。私なんて、一応2度目のイタリアにも関わらず、早速興奮してあわよくば窓の外の写真とか撮りたいなんて思っていた訳ですが…そんな雰囲気じゃないし…。
まあとにかく、この日はローマ到着、そしてホテルで寝るだけの日。
翌日の予定は、ナポリまで行って、カプリ島、青の洞窟観光というスケジュールでした。
このツアーの添乗員さんが、バスの中で次の日の予定を読み上げます。
「モーニングコールは5:15、出発は 6時です」
と…。
隣で聞いていた旦那、蒼白です。
私は「やっぱり早いなー。でもそんなもんかな」とか思っていたのですが。
そしてホテルに着いてから、いきなり旦那が
「っていうか何であんなに朝早いの!? これからずっとこんなスケジュールなの!? 俺、ついていける自信ないよ」
と悲鳴をあげました。
…。…。…。
黙る私。
そしてシャワーを浴びた旦那、
「シャワーが固定式で使い辛いし、何なのこれ」
とまたイライラしながら文句。
……。……。……。
私、葛藤です。
はっきり言って、旅行初日からそんなことを言われて、物凄く気分が悪いし、ある程度この日程を見たら朝が早いのなんて分かってることだし、そもそもホテルを9時には着いてるんだから、文句言わずにとっとと準備して寝たら6時間くらいは睡眠も取れるし、ホテルなんて水がちゃんと出て不具合がないだけありがたいんだし、何が不満なんだよこの野郎…。
だけど、「悲観的」「イライラする」なんて、思い切りうつの症状で、折角それを我慢せず私に出してくれるようになったのに、「そんなこと言わないでよ!!」なんて言っちゃうと、また旦那が我慢して…という破目に陥ることはわかっていたので、言えませんでした。
旦那がうつ病だとわかっていなかったら、私も「初日から何それ!!」と喧嘩していた可能性があって、それは良かったと思うのですが、結構こういうイライラを受けるだけ、というのもしんどいと…その時思いました。そして、その後何度かそのような思いを私もすることになります。 本人が一番しんどいだけに、難しいですね…。
まあ、もう一つ旦那が泣き言を言うのには理由があって、それはバスの中でガイドさんが言った言葉、
「ヨーロッパは今年は猛暑でしてね、先週はイタリアも42度までいったんですよ。今週も暑くて、まあ、36度とか、39度とかですね…。先週よりはおさまるらしいんですが」
という暑さに関するお話。
うちの旦那、半端じゃなく暑さに弱いです。
私が平然としているときにすら、「暑い、暑い」と言い、もう私が「暑いなー」と感じる気温の時には「あつい。あつい」と死にそうになっています。もう本当、何も出来ない状態になります。くたばるって感じでございます。
そんな訳で迎えた、カプリ島出発の日。
お天気は、晴天。
青の洞窟にも入れそうというこの天気を、喜んでいなかったのは、きっとツアーの中でうちの旦那だけだったことでしょう(遠い目)
朝、「皆集まっているよ!!」という旦那の声にせかされていつもギリギリの私が出てみれば、なんと集合10分前には全員集まっており、5分前に出発という早さ。
ガイドさんも大変感心していらっしゃいました。
バスでまずはローマからナポリへ。 それからの手続きもかなりスムーズに進み、カプリ島まで40分ほど船、そこから15分ほど小さな船、やっと青の洞窟の入り口にたどり着いた時… 呆 然 でした。
私、青の洞窟って、もっと普通に入れて普通に出られるもんだと思っていたのですね。
が。
入り口って、海面から1mしかないんです。
幅も、人が手を伸ばしたぐらい(?)か、もっと狭いかで、とにかく小さな手漕ぎボート1台しか通れない。
そしてその!! 手漕ぎボートに、何とか4人+こぎ手が乗って!!(小さな船からダイレクトに移動です。怖かったです…)
船のへりより頭を出しちゃだめ(ほとんど寝そべるような格好)で!!
波の満ち干きを読んで!!
こぎ手の男の人が、リンボーダンスするような感じで、「今だ!!」って感じで中に入るんです。
洞窟の入り口には、何艘もの手漕ぎボートと、40人くらいが何とか乗れるような小型船がいくつか。待ち時間は15分くらいと言われました。
ガイドさんいわく、これは凄くラッキーなんだそうで、普通、待ち時間が15分とかで青の洞窟に入れることは無いのだそうです。
最高で3時間だか5時間待ちだったとか…。
そもそも青の洞窟に入るのも、天候とか波の関係とか色々あってこればっかりは運で、特に冬場は確率が低いので、ここに行くのなら夏が良かったっていうのもあるんですよね…。(というか、どうせ夏に行くのならここに行けるツアーを! と選んだのですが)
そんな訳で、リンボーダンス(本気ですぐ上が岩場で、めちゃ怖い)を経て入った青の洞窟。
すごーーーーーーーい、綺麗でした。
真っ青な感じかと思ったら、光が入ったところが青く光っていて、普通の青じゃないんですよね。
暗闇で蛍光塗料を塗ってて光るやつあるじゃないですか、あれを青にした感じで、何ともいえない光るブルー。(←語彙が無くて言うに事欠いて蛍光塗料って…)
ああ、こういう青もあるんだ…って思いました。
ゆっくり洞窟内を一周して(数分です)、外に出る…つもりが、何だか波が高くなってて出口が混雑しています。っていうか、出口も入り口も同じなのですが…。
その分洞窟を堪能できてよかったのですが、「こ、このまま閉じ込められちゃったらどうしよう…」とちょっと焦りました。
しかし、百聞は一見にしかずとはよく言ったものだと思います。
全然、本で見るのと実際に自分が入るのじゃ違いました…。
大体、どこのガイドブックにもリンボーダンスなんて書いてなかったですし。
そんな訳で、青の洞窟を出たまでは良かったのですが。
帰りの船あたりから、旦那がダウン…。
「うーってなる」状態になってしまいました。
最初は私も分からなくて、イライラしたりして、嫌になっていましたが…しばらくそのままにしておくと(勿論、その間は写真も撮れないし旦那との会話もロクにできません)、旦那が、写真を撮るためにバスを降りたあたりで、「撮る?」と。
自分もしんどいだろうに、そうなってしまって私に申し訳ないと思ってくれたのか、私の事を気遣ってくれる態度でした。
それで、旦那の話を聞いて、「うーってなってた」と聞いてああそうだったのかと思い、「うん、分かった。あの時、私に気を遣ってくれてありがとう。だけど、無理はしないでね」といって、その日は終わりました。
そして次の日は、ローマ市内観光。
ここでもまた、色々ありました…。(続きます)
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