矛盾スルニモ程ガアル
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2006年08月15日(火) 「長男」と「同居」。

こんばんは、ぼむでございます。



本日はコレ、「長男と同居」のお話でございます。



先日、旦那の職場の先輩の奥様と、旦那の職場の上司の奥様と、1時間ほどお喋りする機会がありました。


実はこの会、もう2人ほどの奥様を交えて週1回これからあるのですが、そこにやっと初参戦という訳なのです。



何の会かと申しますと…ぶっちゃけ生協です。コープとも言いますね(遠い目)生協の宅配サービスです。
田舎なので、近隣でグループを作って、そのグループの班長さんの所に皆の注文した物が集まり、それを取りに行く、という按配なのです。



話が来たときに、「ああ、これが生協というやつか…」と感動したのを覚えております。何か、昔働いていた職場で周りのおばさまが頼んでいた奴だと思い出したのですよ。田舎の主婦っぽいなあと…。



しかし、いい加減人と話さない生活にストレスを感じ出してきた私。
いい機会と思って、むしろ半分楽しみにして行ったのです。



で。





その会(?)にて、先輩奥様が「子供が欲しかったけど、今はそれよりも動物を飼いたい」という話をされていて、そこで上司奥様が「けど、ペットは後に続かないわよ。でも、子供なんて当てにならないし、うちの長男も同居してくれないだろうし」と仰ったんですね。


(…同居? 長男?)


とびっくりする私。
いや、何と言うか、あまりにも普通にその単語が出るのでびびったのですよ。


物分りのいい、半分諦めたようなお言葉なのですが、そもそもその言葉って前提があるよね? と思った訳なのです。



んで、「ぼむさんの所は長男? やっぱり同居はしたくないわよねえ?」


と言われたので、考えてみれば姑の立場になる上司奥様に、曖昧に笑いながらも



はい、したくないですねぇ…



と答えた私。(←バカ一号)




すると、


「えー、冷た〜い。冷た〜い」



と軽く非難されました。(衝撃)





んで、

「大体転勤族なので同居できませんし、結婚前にそれは確かめたんですよ〜」

という話をしました所、


「いや、そんなこと言って分からないわよ! 親が弱ってきたら、旦那さんも意見が変わるかもよ」


と言われましたので、


「はあ、そうですねえ(曖昧に笑う)。けどまあ、いざという時の覚悟だけは、しているつもりなんですよ」


と申しました所、




そう言っても分からないわよ〜。その時になってみないと」




と言われました。







じゃあどうしろと。(心の声)








しかも、上司奥様


「私も旦那の親が介護になったら考えちゃうな〜。けど、転勤族だから介護するとしたら、私だけが旦那親と同居でしょ。そんなのムリよ〜」


って。




あの、私にさっき、「冷たい」って言いませんでしたか…?

私も、貴女と状況は全く同じなんですけれど…?





そんな謎な会話を経て、また「旦那は長男だけど転勤族だから、次男夫婦がお姑さんと二世帯同居している」とさっくり仰った先輩奥様の話を聞いて、私、軽くカルチャーショックでございました。



何ていうか、土地柄なんだなあと思うのですが、もう「長男」「同居」というのがするっと出てくるんですよね。抵抗がなくて、それが当然という風に。



うちの旦那は、


「長男? 同居? はぁ? 何なのそれ。絶対同居とかありえないよ。大体長男ってだから何って感じだし。同居なんて俺絶対したくないし、同じ県内に住むのもちょっと考えるよ」


という感覚なので、そして義理の両親も、子供に頼らないのは頼らないとそんな感じなので、私には最近無かった感覚でびっくりしてしまいました。



なんせ、旦那から聞いた話なのですが、どうやら旦那はお義母さんに「教育」されたみたいなのです。

何かと言えば、「嫁姑問題」について。



例えば荷物一つ送るのも、姑側に悪気が無くても、お嫁さんにしてみたら何か嫌味に受け取ってしまうものなのよと。野菜が入っていれば、料理しろと言われているみたいだとか、と。


で、旦那がまさかあと言ったら、男には分からないものなのよ。でも、あるのよ、と仰ってくださったらしいです。



お義母さん!! 本当にありがとうございます(涙)

貴女の素晴らしい教育のおかげで、旦那は「そんなの、俺おかんに言われなかったら絶対『そんな意味じゃないんじゃない?』とか言ってたよ。女同士、何かあるんだってな。そんなの分かったら同居なんて怖くてやってられないよ」という素敵旦那になっております。



元々、義両親は尊敬するぐらいできた方(だと私は思っている)なので、この考えではきっと、介護してくれなんて思っていらっしゃらないだろうなあ、と。勿論、出来たら傍にいれば嬉しく思われるだろうなあとは思うのですが、何というか自立してるんですよね。親も子も。


嫁とか言われたこともないし、実家に帰省したら「来てくれてありがとう。二人の顔を見られて嬉しかった(^^)」って旦那にメールしてくださるようなお義母さんです。



見習いたいと思い、私も自分の子供には「干渉は避ける、老後は自分達で自分達の面倒をみる、そのための資金をちゃんとしておく」という風にしたいと思いました。




…むしろヤバイのは、実家の母です。



なんせ、夢は私夫婦と私の弟夫婦との三世帯同居というドリームな母です。


この母のために、私には進学も就職も、県外という選択肢はありませんでした…(遠い目)



結婚が大丈夫だったのも、母の友達が自分の娘の結婚に干渉しすぎて縁談を壊したのを見て「親は結婚に干渉するべきじゃないのよ」と学んだからで、それが無くて、かつ旦那がもう少し生意気なタイプだったら反対していたかも…。



そんな母は習い事の先生をしています。


弟の嫁の条件は何も無いけれど、一つだけ、子供にはその習い事をさせて欲しいというのが絶対の条件だ、と母が言っているのを私横でふんふんと聞いていましたが、お嫁さんの立場になって考えてみれば、週に一度は絶対に姑と顔を合わさなきゃならないなんて、結構酷い条件ですよね…。



母さん、そんなこと言ったらただでさえ条件の悪い弟が、結婚できるか分からないよ…。



と、娘として、姉として思う訳なのです。




私達が頼れないと分かってからは、母はちょっと弟に頼る気が見え見えです。

下手に弟が地元に就職したので、尚更です。



私がこれから頑張らなくてはならないのは、この母を教育することかも知れないです…。






話はそれましたが、実は一番身近に「同居」という考えの人がいた、という話ですが、やっぱりずっと言われてきただけあって、私が今実家の近くで暮らしたいと思うのは、母の洗脳なのかも知れないですねえ…。高校のときぐらいは「勝手に決めないでよ!」って反発してたのになあ…。



同居を迫る親、というのも困りますが、私みたいにどこかまだ実家の娘みたいな気分でいるのもいけませんねえ。


きっちりと、今私達は「結婚」して「別世帯」になったこと、二人で一つの「世帯」を持ったこと、自分に分からせたいと思います。


ちょっとずつ、実感してはいるんですけどね。
これからはこの人と一緒なんだな。何をするにも例え親よりも、この人が優先になるんだな、と。(遅いよ)






だけど、旦那は「自分の親の介護も嫌だ」と言っている訳なのですが、正直私は出来たら自分の親は看たい…。(小声)


特に母親っ子で、母親には感謝しているし何より母が好きなので、出来たら…と。(考えてみれば私は母に手を掛けられている分そういう気持ちが強いのかも。旦那は、自分のことは基本自分でするように育てられているので、親も子も自立できているのかも知れないなあと今思いました)



その時は、私一人で看るから、お願いしていい? と旦那には聞いて、いいよと返事を貰っています。私的にはお互いの親はお互いで看ようぐらいの勢いです。っていうか、早く世の中がそういう常識になったらいいのになあ…。





まあ、旦那が転職しない限り、どの考えも現実的にムリなのですがね(悲)



だって、旦那定年の60歳では、旦那親は90歳オーバー。

私の親ですら、80歳は超えているのですから…。




まあ要するに、親も子も自立。これが大事なんじゃないかなあと思いました。



あと、世間ではまだまだ「同居」「長男」が蔓延っているんだなあと実感した出来事でもありました。



っていうか、「冷たい」ってそんなこと、身内でもない他人に良く言えるよなあ、と思います…。(いや、身内だからって言っていい台詞でもありませんが)
冷たいと思うなら、自分の両親や義理の両親を自分が看てあげればいいんじゃないのかなあ…。


他人のことなんて、干渉する筋合いじゃないと思うのですがねえ。まあ、そんなの「子供は早く作った方がいいよ」とか、世の中に色んな干渉がある中の一つで、スルーしていればいいのかも知れませんね。



私達は私達のスタンスで、やっていけばいいんだなあと思いました。




…けど、これから人に話す時は、「その時になってみないとどうなるか分かりませんね〜」とか適当に話をしておこう、という良い教訓になりました。


なんだかんだ言って、正直に話して干渉されてそれを自分の中でスルーするより、適当に話を合わせて曖昧にぼかし、あれこれ言われない方が楽なような気がします。



何だか、一日でさっくりと擦れてしまったような…。




あ、勿論、同居される方や介護される方を、非難するわけでも批判する訳でも何でもありませんです。

ただ、私達の場合はこうするつもりだ、という話ですので、よろしくお願い致します。




まあ本当、その時になってみないと全然どうなるか分からないことなのですが、ね。(そもそも職場が無事であるかどうかが…)


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