矛盾スルニモ程ガアル
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2006年05月01日(月) から揚げと牛乳と寝ぼけた彼。

こんにちは、ぼむでございます。



本日はタイトルどおりの3つの話を。


・から揚げ

ある日私は、から揚げに挑戦しておりました。
しょうゆやら酒やらに漬け込み、そのまま肉を片栗粉にまぶして、油で揚げました。するとどうでしょう。漬け込みが足りなかったのか何なのか、

衣がはげたのです。

ひどいものになると、衣が半分くらいありません。←既にから揚げじゃないし。


やはり卵が必要かと思った私は、まだ漬け込んだままの状態だった肉に、今度は片栗粉と卵を混ぜたものをつけて、油で揚げてみました。すると、

衣が膨らみすぎました。

ひどいものになると、体積が1.5倍くらいになっています。どうやら生地が少しさらさら目だったのがいけなかったようです。


ますます失敗してしまった…私は落ち込みながら、彼にその2種類のから揚げを出しました。ちなみに私的成功は、片栗粉のみで揚げてきちんと衣がついたもの>卵も混ぜたもので揚げて衣が膨らみ過ぎなかったもの>片栗粉のみで多少はげたもの>卵で衣が膨らみすぎたもの の順でした。


そして私は、何の気なしに「このから揚げ、どっちが好み?」と聞きました。




すると彼は。



「そりゃ聞くまでもなくこっち」



と、膨らんだ方のから揚げを指したのです。




衝撃でした。




私にとっては失敗作でしかなかったから揚げ。
それを「断然こっち」と。「この膨らんだ衣がいいんだ」と。


え。頑張って成功したから揚げを貴方に渡した私は一体。

シンプルな片栗粉のから揚げの立場は。

そして、膨らんだものは失敗作だと思って、私に配置してたんですが。え。裏目って感じですかそうですか。



そうして、私の更に盛られていた膨らみまくりのから揚げは彼へ、そして私の中での成功作は私の元へ来たのでした。



…何だか複雑なんですが…。





しかし、好みを聞いてよかった。危うくずっと、片栗粉のみのから揚げを作り続けるところでした。

怪我の功名、とでもいうのでしょうか…(遠い目)




・牛乳

ある夜私は、牛乳を飲んで寝ようとしました。すると、牛乳がちょっとしかありませんでした。
私も彼も、牛乳をよく飲みます。特に、寝る前と朝起きた時は牛乳があればそちらを飲みます。

私は朝、彼が飲むだろうと思ってその牛乳をとっておき、自分は麦茶を飲みました。
そして彼が出勤、その後私が起きて、冷蔵庫の中を開けると、何故か牛乳が手付かずのまま残っています。

飲まなかったのかなあ、と不思議に思いながら、私は牛乳をそのままにしていました。


そして彼が帰りがけに、牛乳とパンを買って帰ってくれました。
「無かったから」と。

「そういえば、朝、飲んでなかったよね?」と聞くと、
「うん、ちょっとしかなかったから。ぼむが飲むと思って」と返す彼。

私「…私もね、昨日の夜、あなたが飲むと思っておいておいたの…」


そうやって二人で笑いあいました。なんと美しい夫婦愛なんでしょう。













…私が朝起きていれば防げたすれ違いだとか、その辺はスルーで(遠い目)







長くなったので続きます〜。


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