| 2005年12月15日(木) |
父との大喧嘩と母の格言。 |
事の発端は親父の説教でした。
確かに私に非はあったものの、いきなりそこまで怒らなくてもと不満に思ってる所に、
「そんなのでお前らはやっていけるのか。ぶち壊しになるんじゃないのか」
などと言われたので私がキレて、
「ぶち壊しにしたのは父さんでしょ! 挨拶行けって言ったくせに忘れてて!(←お互い実家に挨拶し、顔会わせも済んだものの入籍が式より先だということで父が入籍の挨拶が必要だと主張、しかし酔ってて言ったことを一部忘れていた)」
というと、父は
「いつ俺がぶち壊しにしたんだ! そんなので壊れるような仲なのか!」
とか言ったので更に腹が立ち、
「壊れないわよ!! じゃなくて、無責任だって言ってるのよ! 挨拶がいるって言われたから二人で決めて、挨拶しようってしたのに、父さんに配慮して尊重したからなのに、それを言ったら入籍前になんで挨拶するんだって怒ったじゃない!」
と私は叫び。
父親は「じゃあ俺の言うことなど何も聞かなきゃいいだろ!(←結局親を頼るんだから親を無視するなと説教したくせに)」「忘れてない」などと逆ギレ、そうじゃなくて一言ごめんと言ってくれればいいのに、自分の非を認めてくれればいいだけなのに、私が忘れていたことをはっきり言うと、「話にならない」などと吐き捨てて逃げ出す始末。
…情けない…。これが私の親か…。
泣きまくりな私に、母親がまあ夕飯を食べなさいとフォロー。
私がいない時には、父親に対して
「まあ、あれよ、ウェディングブルー? あら、違うわね、マタニティブルー?(←妊娠してどうする)」
などとフォロー。
それから母と二人で話していると、母に
「あなたたちの旅費は、あんたが向こうに行ってた間の食費ってことで母さんが出してあげるから、彼にはそう言って渡しなさい。それで挨拶には行きなさい。ただ、入籍日は決めていた日にしなさいな。二人の意志が一番重要なんだから」
と言われました。 私が、
「挨拶はいいとして、今更入籍日を変えにくいよ。彼のご両親にも伝えてあるのに」
と言うと、
「ご両親は、彼がすることならそうなの、良かったわねって言ってくださるわよ。彼を心底信頼してるじゃない。口を出したり、文句を言ったりする親じゃないと思うわよ」
と。
「それはそうだけど…」
とそれでもぐずぐず言っていると、
「じゃあ、入籍日は二人で話し合って決めなさい。ただし、後から父さんに入籍日がずらされたって文句を言うんじゃないわよ。父さんも酔って言ったのをちょっと反省してて、でもごめんって言えない人なんだから」
と、母。
昔から、こうして父と喧嘩しては母がフォローしてくれてたなあ…と思い出しました。
父が言えない人だというのは分かっていましたが、情けない気持ちが強くて言ってしまったんですよね…。
そうして母と話していて、私はもうこの家の子じゃないとか、部屋があるだけ有り難いんだとか言われ、私としてはそんなつもり無かったのにびっくりで。
しかし母に、結婚なんだからけじめをつけて家の中のものを整理して行けと言われて、そうしようと思ったりしました。
この家と離れるという実感は無いんですがね…やっぱり私は父と母の子供であるというか。
けど違うんだなあと、うっすら分かった日でもありました。
そんな中、母の格言↓
「自由になるお金は家計とは別にこっそり貯めておきなさい。相手はいつまでも欲しいものを買っていいよなんて言ってくれないわよ。そういう時にはね、 黙って買うのよ。バレないようにやるのよ。(買いたいものが買えない)そんな生活つまらないからねえ」
…嫁に行くという娘に、へそくりを勧める母。
やっぱり、我が母は偉大だ…(色んな意味で)。
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