| 2005年12月05日(月) |
申し訳ないのは君に。 |
何故だか分からないけど不安になって、怖くて震えていた。
一人になって落ち着いて、もう一度、彼の眠る寝室へ戻った。
彼の身体を踏んづけ彼の隣に寝たら、また怖くて、少しでも怖さを消そうとその腕に触れたら、起こしたみたいで「どうしたの」と少しイラッとした口調で言われた。
迷惑なんだ!! ごめんなさい!!
すっかり怯えきった私は、これはきちんと話さなくてはと思い、少し不機嫌そうな彼に一生懸命、自分が怖くて不安なこと、それはどうもフラバとは似ていてだけど違う感じで、身体が「浮気の記憶を忘れてまた裏切られたら辛いよ」と思い出させて、自分を守ろうとしているみたいだ、と伝えた。
彼は「ふーん」といい(ちょっと寝ぼけてた?)、私は「ごめん。ごめん」と大号泣、「邪魔になるならリビングへ行く」とベッドから離れた。
リビングのソファで泣いていた私は、3分後、寒くて寝室へ撤収。(←おい)
寝室に今度はそっと戻って、彼は寝ていると思って静かにしていた。
そうして彼を見ていたら、彼が目を開けて、
「起きてる?」
と言ったので、「うん」と答えた。
そして、
「いつから?」
と聞かれた。
いつからそんな思いをしていたのか、と。
私は「3日ぐらい前から頭が凄く痒くて、おかしいなと思っていた。不安になって怖くなったのは、昨日から」と伝えた。
そして、ごめん、ごめんねと泣いた。
彼はいや、と言ってくれ、私を見てくれていた。
そして朝、出勤前に彼が言った。
「ぼむ、働いた方がいいんじゃない?」
私は一瞬、彼が自分を鬱陶しく思って、それでそんなことを言ったのかと思った。責められているのかと。
けれど、
「家にいたら、嫌なことを考える時間があるから、それで辛いんじゃない?」
という次の言葉に、ああ、きっとこの人は私を心配してくれているのだと思い、今までの信頼関係もあって、邪魔にされているんではないと思った。
けれど、彼の心配は違う。
時間があるから、そんなことを考えていたんじゃない。
意識としては、そんなの無かった。
もっと私の中の脳の奥深い部分で、表面には出てこず、無意識に、不安がきたのだ。
身体の反応。私はなんとなく、この不安は防衛本能みたいなもので、止めることは出来ないと知っていた。
コントロールすることも無理。考えまいとすることも無理。(だって、考えてはいないのだから)
ある意味、身体があの記憶を、忘れてきているからこその反応だとも言える。
けれどそんな状況を、彼にも知ってもらうことで、私に以前ほどの不安はなくなった。
ごめんね。ごめんね。私が背負わなきゃいけないことなのに。
そう思いながら、彼に何度も救われる。
あまりにも申し訳なくて、何もしていない自分を反省して、朝頑張って起きていて朝食(お茶漬けonly)を用意して玄関で彼を見送ったら、彼が心なしか嬉しそうだった。←!?
洗い物も、私が放っておいたら彼がしてくれるので、申し訳なくて今は少し頑張っている。←頑張るも何も。
毎日働いてくれているのに、料理も手伝ってくれる。手伝ってくれなくても、キッチンのそばにいてくれる。私のそばにいてくれる。
離れてテレビとか見られるより、そばにいてくれるだけで一人やってる訳じゃない気がして、嬉しい。←いや、一人でやれよ。
たくさんたくさん申し訳ない気持ちがあって、だから少しでも私にできることをしたい、と思う。
いつも支えてくれてありがとう。
本当に、感謝しています。
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