| 2005年11月24日(木) |
ジューンブライドの是非と気持ち。 |
さて、本日は、ずっとずっと心の中にあって、書こうかどうしようか迷っていたことを、正直に書いていきたいと思います。
「結婚式とはお披露目の場で、来てくれた人に今後もよろしくとご挨拶して、来賓をおもてなしする場!!!」と思ってらっしゃる方には不快な表現があるおそれがございます。そのような方はどうぞ、「戻る」ボタンでお戻りくださいませ。
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突然ですが、私の挙式・披露宴は来年の6月を予定しています。
以前、「6月は梅雨だしどうか。ゲストを第一に考えるべき」とのお言葉をいただきまして、考えた結果、それでも自分は6月がいい、と、結論を出して6月にしたのでした。
しかし結論を出してからも、ずーっとずーっと、「そんなに迷惑だろうか、私はよっぽどなことをしているんだろうか」と頭のどこかで考えていました。
10月あたりから、結婚式のことを考えると楽しみな反面、どこかでずっと罪悪感のようなものが付きまとうようになっていました。
そして、友達に結婚の予定を伝える段になって、相手の反応がとても気にかかるようになりました。
せめて「6月でごめんね」と言うように心がけているのですが、そうした時一瞬「間」がある子がいるんですよね。本当に一瞬なのですが。
で、次の瞬間には「いいよいいよ」って言ってくれるんですが、その一瞬の「間」が、凄く凄く心に残るようになりまして。
それで、段々その気持ちが苦しくなってきていた時、大学時代の友達とメールをする機会がありました。
彼女は、私が挙げたい教会も知っていて、写真も見たことがあります。
「式と披露宴がやっと決まったよ」 と伝えると、 「決まったんだね! おめでとう〜!やっぱりあの教会で?」 と聞かれたので、 「そうだよー。移動はあるし6月だし申し訳ない(:_;)タクシーの乗り降りだけでも厄介なのに…(>_<)」 と返事をした所、
「いえいえ全然〜(^-^)やっぱり二人の結婚なんだから二人がやりたい式と披露宴にするのが一番だよ〜! 私は一緒にお祝いできることがほんと嬉しいです♪」
と、言ってくれました(涙)
だけどやっぱり、彼女みたいに皆が皆、そう思ってくれてる訳じゃない、というのも考えました。
そして、ついに彼に相談しました。
以下、二人の会話です。
私「やっぱり6月はそれほど嫌かな、迷惑かな。っていうか迷惑といえば私は結婚式自体が迷惑で自己満足なものだと思ってるけど、そうじゃない考えの人には6月にするなんて、って思えるってことだよね。 あるいは、迷惑をかけると分かってるから、それ以上にかけないようにするってことなのかなあ」
彼「そんなこと無いよ、俺は『結婚式は挨拶の場』とか建前だと思うよ。自己満足だと思う。(注:これは彼の意見というだけです) そんなに梅雨にやるのが迷惑なことかなあ。そんなの程度問題だよ。それに、6月なんて結婚式多いじゃん」
私「でも、女の人は靴とかドレスとか濡れたら大変だし、私も雨とかそんな気にならないけど、嫌な人は嫌なのかも」
彼「全部が全部そうなわけじゃないでしょ。そういう人もいるってだけで、それを気にしてたらどうしようも無いよ。」
私「じゃあ、『雨だし迷惑だし行くの嫌!!』って言う人がいたら?」
彼「そんなの来てもらわなくていいじゃん!(←言った!) その人も思いやりないだろ、よっぽど」
私「そっかあ…。でも、でも」
彼「そもそも6月は確かに雨が多いけど、その次に多いのは9月なんだよ。9月は6月より降ることだってあるし。 大体7月の上旬に挙げる人だって、条件は同じだろ? 梅雨明けは7月の10日頃なんだから。でも、7月はそんな風に言われないんでしょ。6月の上旬と7月の上旬なら圧倒的に7月の方がばりばりの梅雨なのに、6月は言われて7月は言われないなら関係ないよ」
私「…そっか。←納得」
彼「それに、ぼむは後悔するでしょ。もし6月やあの教会で出来なかったら」
私「うん。する」
彼「だったら、根本が6月とあの教会なんだからいいんだよ。そこから始まってるんだから」
私「…うん」
そんな訳で、この会話をしてからそれからもまだ何か考えているのですが、
・それをしなければ自分が後悔すると分かっている(馬鹿みたいな憧れですが、それでも私にとっては憧れなのです…)
・自分が幸せでなければ、祝いに来てくれる人も幸せではない(と思いたい)
これらの理由から、やると決めた以上は自分に出来る限りの配慮はして、その上でわがままに付き合っていただきたいと、そういう気持ちになっています。
でも結局一番納得したのは「7月責められてない説」なのですがねえ…(遠い目) (例えば「7月の3日にやるんだー」という人には「ふーん」って印象なのに、「6月の10日にやるんだー」って人には「えー! 梅雨だし!」 って反応だとしたら、確実に3日は梅雨なのに対して10日は梅雨入りするかどうかって所なのに、おかしいということです)
大分気持ちが落ち着くと同時に、今回はすごく勉強になりました。
ネットとかで情報収集とかしたりして、ぐるぐる考えた割にはおそらく皆様の満足のいく結論になっていないのではないかと思いますが、それでも、相手を気遣うことの大事さとか、式に来てもらうことがどれだけ有難いことかとか、結婚式の常識を知ることが出来て、とても自分としては良かったと思っています。
以前、そのことを言っていただいた時には自分の主張ばかりしてしまって、申し訳なかったです…。
たとえ、優先順位が違っても、来ていただく方に対する感謝の気持ちが存在するのは同じ、だと思わせていただいております。
結婚報告をしたら、
「おめでとうー!! 人の結婚って、もっとふーんって聞くものかと思ってたけど、思った以上に嬉しいものだね! おめでとう!!」
と祝ってくれた友達、
「結婚するって聞いて、花嫁の父親になった気分であんたの彼氏さんの欠点を探したんだけど、無かったのよっ…!!」
って叫んでくれた友達、
「一緒に祝えるのが凄く嬉しい」
と言ってくれた友達、
どの友達も本当に大切で、おめでとうと言ってもらえて本当に嬉しかったです。
親戚は両家少ないし、きっと友達メインの式になると思いますが、でも本当、来てくれた人全員に感謝の気持ちを忘れないようにして、式に臨みたいと思います。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
それでは、そろそろ寝床に戻ります!!(いい加減シングルの布団にストレスが溜まってきました。早くベッドよ届いて!!)
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