矛盾スルニモ程ガアル
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2005年11月14日(月) パーフェクト・ダーリン。

朝、優しい気配で起こされると、既に出勤準備を終えたスーツ姿の彼。

「じゃ、行ってくるよ」

とまだ寝ぼけ眼の私にキスをくれる。




「行ってらっしゃい、気をつけてね」

とだけ布団の中から辛うじて言う私に、最高の笑顔を返してくれた。





ガチャリと玄関の鍵の閉まる音を聞きながら、私は二度寝。←ありえない。




お昼に起きたときに、少しすっきりした家の中の様子に気づいた。



ゴミ出し、完璧!!

洗い物、完璧!!





…ごめん、彼…。





前日から熱を出して寝込んでいた(本当に何をしに来たんだお前は)私とはいえ、これは本当に悪いと思い。



とりあえず洗濯だけを、した。





「私の彼ってばこんなに家事してくれるのv」



って自慢にも程がある



毎日働く会社員(彼) VS 無職(私)。




それでこの話は、本当に無いと思う。






これは自慢じゃない!! むしろ自分の恥だ!!



このままではいけない。




…というよりも、本音を言えば、このままで済む筈がない





もし私が彼の立場だったら今頃不満爆発寸前。いや、既に爆発していてもおかしくない。


「お前がやれー!!」と。






そんな訳で、彼が爆発する前に、私も何かをしてるんだよvというアピールをしなくては、と思う。


っていうか本当家事をある程度しなくては、と思う。





だから、熱でぶっ倒れてる場合じゃないんだけどなあ…。


ううう。


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ぼむ [MAIL]