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2002年03月01日(金)
二律背反

薬の助けがなくとも意識を正常レベルに保っていられる。
けれどやはりレベル自体が低下している。
それでもかまわないが,面白くはない。

表層意識は正常でも,深層意識には澱みが残っている。
抑え込んだ感情が消えることなく,残り火のように意識を焦がす。

オモテとウラ。
同じ自分なのに同じように振る舞えない。



2002年02月22日(金)
断薬中

白梅,紅梅共に咲き誇り,青い空の下ほのかな香りを漂わす。
寒さもゆるみ,だいぶ春めいてきた今日この頃。
沈丁花の甘酸っぱい香りにもところどころで出会うようになった。

断薬して3週間ちかくなる。
いまのところ下降する兆しはない。
感情の起伏も通常レベルだ。
仕事も以前通りにこなせるようになってきた。

しばらくはこの状態が続くように願う。



2002年02月12日(火)
インフルエンザと不眠

目がしばしばする。
飛び始めた花粉の影響か,それとも睡眠不足のせいか。
今朝は3時に目が覚めてそのまま起きてしまった。
連休中にインフルエンザで寝続けた反動だろう。

今回のインフルエンザはきつかった。
油断していると神経に電気が走るような感覚。
耳鳴り。
激しい咳。めまい。
それでも意識は平常レベルだからやっかいだ。

どうしても体調が悪くなると気分まで落下しがちで良くない。
まだ頭痛もすることだし,今日は早めに帰って眠ることにしよう。



2002年02月05日(火)
離脱の兆し

珍しく酔いつぶされた昨晩。
どうも家に帰るまでの記憶に不安が残る。
食事をあまりしないままに飲まされたのが敗因だ。

月曜日は診察だった。
最近は好調です,ということを伝えて,診療は10分で終了。
診療の回数も減らし,薬も減らしていくことになった。
どうにかこうにか,持ち直しているということだろう。

たしかに忙しくても追いつめられている感じはない。
まだ大きな記事は外してもらっているというのもある。
ともあれ,見えてきた出口に向かって進もうと思う。



2002年01月31日(木)
中途半端だ

昨日から少し下降気味。
この2週間は,久しぶりに調子のいい時期だっただけに,
少々がっかりといったところ。

動いていないとすぐに不安にとりつかれて,
それが頭の中で繰り返し繰り返し,増幅されていく。
ほんのささいなことで,調子を狂わされてしまう。
まるであちこちに地雷が仕掛けてあるかのよう。

自信なんてもろいもの。
ちょっとしたきっかけで,すべての基盤を失ってしまう。
けれど,逆に,ちょっとしたきっかけで立ち直ることもある。
私の場合は,その振幅が人より少しばかり大きいだけ。

まだまだすべてが中途半端だから,不安は必然。
状況は予測できないものだから,先行きは不透明。
人はもっと予測できないものだから,不安を増加させる触媒になる。

どうして私の心はこんなにも迷走しやすいのだろう。



2002年01月28日(月)
独楽鼠のように

週末には雪がちらついたりもしたけれど,全般的に暖かくなってきた。
近所を歩けば,紅梅がちらほらと花を開かせている。
眠り続けた生命が再び目覚めようとしているような力強さ。
それが春の素晴らしさかもしれない。

私も一日一日,回復に向かいつつあるような気がする。
何度も道を間違えて,何度も脇道を遠回りして,
まるで迷路の独楽鼠のように試行錯誤しながらも,
着実に出口へ近づいている感触がある。

今年入って初めての取材をまとめた記事も,無事終わった。
自ら行動して仕事できるようになったのは,大きな変化だ。
あせらずゆっくり進んでいこうと思う。



2002年01月22日(火)
疲れた

雨上がりの晴天は目に痛いほど深い青。
もやに包まれた早朝は,一日の始まりを幻想的な景色で包み込む。
いつものように起きて,いつものように一日が動き出す。

何も考えずに淡々と仕事をこなして,
積み上げられたその高さに思わず嘆息する。
やる気はなくても仕事をこなさなければ前に進めない。

ギスギスした空間の中で泳ぎまわるために笑顔を作り,
人に心配をかけまいと水中でもがく。
そんな毎日があたりまえになって,気が付けば何年経つのだろう。

絶望とは多少縁遠くなったものの,
空虚感とはしばらく同居せざるを得ないようだ。