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2001年12月06日(木)
パニック症状

昨日からすこぶる調子が悪い。
きっと込み合った電車に乗って,その毒気に当てられたんだろう。
逃げ場のない電車の中は,たまに吐きそうなほど気分が悪くなる。

今日の朝は最悪だった。
込み合った電車と雨の蒸し暑い空気。
頭の中で繰り返す声。
「こわれそう,こわれそう,こわれる,こわれる,こわれる,…」

叫び出しそうになる自分を抑え込む。
心臓が胸から飛び出してきそうなほど動悸が激しい。
胸を押さえる。落ち着けとくりかえしても効果がない。

ようやく外に出て空気を吸う。
過呼吸になりそうなくらいに。
胃の中から寒気がこみ上げてきて背筋をはい上がる。
身体がふるえそうになる。

今日,レキソタンを持ってこなかったのは失敗だった。



2001年12月03日(月)
思い出せない

月曜日はいつもより日常感がないように思える。
休日を経て回復した体力や精神力も,
こちらがわの現実に容赦なく食われてしまう。

二つの現実を行き来する。
非日常の会社社会と,家との二つの現実。
どちらもその重さがわからない。

やはり現実はどこかうつろだ。
記憶をとどめておけないから,現実を構成する材料が不足する。

うわっつらの時間の中にうわっつらの感情だけをすべりこませて
何とか自分の形を作り出す。

やはり思い出せないことのほうが増えている。
どうしても手のひらからこぼれ落ちていくのをとめられない。
でも,忘却は幸せの別の形かもしれない。少なくとも罪ではない。



2001年11月29日(木)
不調

テンションの波は寄せては引き,を繰り返す。

以前ほどではないが,ここ2日ほど不調だ。
何をやっても無駄なことのような気がする。

3カ月もの間,休んで,たった1カ月で壊れそうになる。
壊れそうになるたびによぎる悪夢はどうすればいいのか。
誰か私に教えてください。



2001年11月26日(月)
好調

晩秋から初冬へと移り変わりゆく季節。
空は突き抜けるように高く,高く,薄雲とともにその姿を変えていく。

おだやかな日差しの中で風に吹かれて,今の安定を心から感謝する。
時間の流れが,あるときからたおやかになり,心を刺すことが無くなった。
あの虚無の日も今は遠い昔に感じる。



2001年11月19日(月)
医薬品ってやはり効く

ここしばらく胃が痛い。
昼くらいになると決まって痛み出す。
パキシルの副作用に消化器系の不具合というのがあったから,
そのせいかもしれない。

今日は診療。ついでに胃の話もした。
漢方薬を処方してもらい,飲んだらすぐに収まった。
医薬品の効果ってあなどれないものだ。

週末は疲れがたまっていて,急速に意識がなくなることが多かった。
今日はようやく,疲れが少しだけだがとれたようだ。

気分は悪くない。調子も悪くない。
このままのペースなら,今週は大丈夫だろう。



2001年11月17日(土)
蓄積疲労

一週間が流れるように過ぎていく。
何もしていないような気がするのに,多くのことを処理してきた。
例えるなら,落ち葉の掃除のような気分だ。
いくらやっても成果が見えない。

今週は友人たちと会う機会が多く,楽しかったが疲れた。
そういうときには,決まって不意に眠りが訪れる。
2時間ほど意識の流れが止まり,目が覚めて再び動き出す。

よどんだ疲労感が,泥のように背中にべっとりと貼り付いて,
せっかくの休日にノイズを織り込む。



2001年11月13日(火)
別の自分がいるような

気持ち悪い。
午後になるときまって気分が悪くなる。
頭の芯に泥をつめこまれたような気分だ。

自分が遠く見える。
何も考えてやしないのに,すらすらと会話が進んでいく。
何もわかっていないのに,すらすらと答えが口から飛び出す。

知識と判断能力がひとりでに機能しているようだ。
操り人形に自我をのっとられたような最悪の気分。

死にたくなる。