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2001年10月15日(月)
奥多摩ふたたび

天気のよい月曜日。
日差しはまるで残暑のそれだ。
起きてねこたちに挨拶。それぞれに迎える平和な朝。

昼前にバイクを出して奥多摩へと向かう。
別にどこでもよかった。
ただなんとなくバイクに乗ったら自然に身体が動いた。

今日はなぜか警察が多い。
行く道あちこちにパトカーやら白バイがいる。

奥多摩で何十本か走り込む。
調子は悪くないけれど良くもない。
まわりがうますぎて圧倒される。

帰りにねずみ取りに捕まった。
ありがたいことに注意だけで見逃してくれた。



2001年10月13日(土)
花粉症

秋になっても花粉が飛ぶ。
今年の春に発症した花粉症が,秋にもやってきた。
地獄である。

耐えきれずに医者に行く。
薬を貰って速効で飲む。
あまり効かない。

折しも大型二輪の教習,2段階の最後の日。
鼻水とくしゃみが止まらない。
きつい。ねむい。ぼんやりする。

なんとか教習はクリア。
家に帰って友人とともに食事をとる。
鼻水止まらない。
薬のせいでそのまま寝てしまった。さえない。



2001年10月11日(木)
友人からの電話

昨日は,この時期としては珍しい大雨。
雷を伴って叩きつけるように,一日中降り続いた。
そして僕は体調を崩して一日中寝ていた。
右側頭部の偏頭痛。火曜日くらいから続いていたが,ようやく収まった。

今日はうってかわっていい天気だ。
昼近くまで猫と寝ていたら,古い友人から電話があった。
彼女は,ずいぶん元気になったようだが,まだ不安定さを感じる。
互いに,またあのころのように,光を取り戻すことができるだろうか?

思えばもう10月。復職までは数えるほどだ。
いまだにこの生活の終わりを実感できない。
そして働いている自分の姿もだ。

彼女はあと数日で今の仕事が終わる。
そして僕は,あと二十日ほどで仕事に戻る。
そんな事実だけが心を置き去りにして,容赦なく近付いてくる。



2001年10月09日(火)
反目する感情

街中からキンモクセイの香りが薄れつつある。
雨に打たれて山吹色の小さな花が路面に柔らかな絨毯を引く。
穏やかな秋の日。天気予報は外れて,薄日差す朝の光。

今朝,3年ぶりに煙草を吸った。
正しい自分のあり方とは反対方向の欲求が常にある。
それが停められてどこかでバランスを取りたかったのだろうか。

もう,しばらくは吸わないだろう。
久しぶりの煙草の味は,頭痛と不快でしかなかった。

ここしばらく試験の夢をよく見る。
大学時代の試験。いつも準備ができていなくて途方に暮れる夢だ。
何もかも分からないのに回答を要求される。
それに平然と回答できないといけない自分。
目覚めて,もうそんなことはないと何度も安心する。



2001年10月03日(水)
キンモクセイの咲く頃は

空気にキンモクセイの香りが満ちて,秋のすべてを包み込む。
毎年繰り返されるこの空気は,1年の中で最も過去を近づける。
思い出す秋はいつも手の届かない遠い日常だ。

あれは8年ほど前になるだろうか。
深夜の遠い街の線路脇で月を眺めた。
線路に入って,川を渡る陸橋の上から月を眺めた。
幻想的で,そして悲しいほどに美しい現実の思い出。

同じ時期に,同じ場所を訪れたことがある。
同じ空気に,同じ月夜。
けれど,もう同じように美しいとは思えなかった。
僕が変わってしまったからだろうな,と思ったら淋しくなった。

今でもそこは同じようにあるだろうか。



2001年10月02日(火)
大型二輪教習

土曜日から大型二輪の技術教習を受け始めた。
今日は2時間連続で乗る。
天気は快晴で,汗ばむほどの陽気だ。

午前一番の教習だと思っていたら,午後2時の予約だった。
いったん自宅に戻って,再度出かける。
Webページ作成にいそしんでいたら食事の時間がなくなっていた。

2時間連続で大型に乗るとそれなりに疲れる。
残念ながら,一本橋や波状路がうまく乗れずに1時間復習となる。
なかなか思った通りにはいかないものだ。

夜は明るい居待ちの月。本当の満月は今日。
突き抜けるような空に浮かぶ銀色の光。
過去も未来も超越した存在からは,透明感だけが舞い降りてくる。



2001年10月01日(月)
朧月夜

月曜日は雨が多い日。3週間前の診療のときも雨が降っていた。
秋の雨は静かで夏のような不快さはない。

診療を受けに会社に行く。定期がないから車を使った。
10月に入って最初の日,休みに入ってもう2カ月も経ったことを実感する。
流れに流れていく自分に,あまり苦痛は感じなくなった。
なすがまま,なされるがまま,それも悪くないだろうと。

帰り道で彼女を拾って帰途につく。
雨は小やみになり,夕暮れは音もなく闇に変わる。
今日は十五夜。旧暦の8月15日だ。
夜半には雨が止み,雲を通して月が顔を見せてくれた。