DiaryINDEX過去の日記未来の日記
2020年10月28日(水) 250000

「菅野日記」を開いたらアカウントが250000になっていました。2003年の12月からこの「菅野日記」を始めたので、この日記を始めて約17年という事になります。何はともあれ人の目に入るものを書いているので、人が見て不快になったりネガティヴになるような事は書かないように気を付けて来たつもりです。書き始めた頃の私は30歳でしたが、私も今ではもう47歳です。その17年の間にはいろんな事がありました。選手としての引退、結婚、長男と次男の誕生、その時々の事をこの日記を読んで自分でいろいろ思い出したりもします。これからも頑張って書き続けたいと思います。毎日、何か書きたい事が生まれるよう頑張って活動したいと思います。


2020年10月27日(火) 難解です

クリストファー・ノーラン監督の「TENET」を2回観ました。1回目を観ても全然理解不可能でした。パンフレットの解説を読み、もう一度観て、やっと少し理解できましたが、まだまだ分からない事ばかりです。こうなったらもう一度観に行こうと思います。時間の順行と逆行。そして順行と逆行の挟み討ち作戦。んー理解力の弱い私には難解です。


2020年10月26日(月) 2回目もまさかの号泣

「鬼滅の刃・無限列車」を2回観に行きました。2回目は流石に泣かないかと思いきや1回目同様、まさかの号泣をしてしまいました。たぶん3回観ても泣いてしまうと思います。長男も2回目を観て泣いていました。こうなったらDVDが発売したら、即購入して何回観たら泣くのを我慢できるか?やってみようかなと思います。鬼滅の刃を見るキッカケはフィットネスクラスの参加者のお勧めがあったからだったので、その方には本当に感謝です。本当に良い作品に出会えました。この作品を10代の頃に読みたかったなと少し思います。


2020年10月25日(日) 優勝祝賀パーティー

昨日、日本人初の無差別女子世界チャンピオンの永吉美優選手の優勝祝賀パーティーに参列して来ました。とても良いパーティーでした。永吉選手のスピーチで「私は、今までは、自分の夢を叶えるため、自分本位に自分の事だけを考え、夢を追いかけて来ました。いろんな人の協力があり夢を叶える事が出来ました。これからは自分が人の為になる活動をして道場や極真会館に貢献して行きたい。」と言っていました。本当に素晴らしい人だなと思いました。私もあんなスピーチが出来るような選手を育成したいと思います。


2020年10月24日(土) 拳法八句

宮城長順先生が剛柔流起こされる時に「武備誌」の拳法八句にある「法剛柔呑吐」から流派名をつけられたことは有名です。拳法八句とは「人心同天地」「血脈以日月」「法剛柔呑吐」「身随時應変」「天逢空則入」「碼進退離逢」「眼要視四方」「耳能聴八達」の八句の事です。最初の三句は心の教え、残る五句は技体の教えだという事です。全ては心技体の一致を説くものだと言われています。この拳法八句の意味を意識しながら型の稽古を行うようにしています。


2020年10月23日(金) 偶然に会う

夜に自転車で帰宅する途中、前から自転車で来た人が、私の前で止まり「先生、お久しぶりです」と言われました。暗い事もあり、私はすぐには誰かわかりませんでしたが、よく見ると5年前ほど前に空手をやめてしまった道場生でした。私は人の顔を忘れない方だと思うのですが、何故その道場生がすぐ分からなかったというと、その道場生は小学生の時に道場を退会していたのですが、今はもう16歳の高校生になっていました。私の中ではその時の印象が強いのでなかなか思い出す事が出来なかったのです。私の道場にいた頃は可愛い顔をしていたその道場生もすっかり大人になり、キリッとした良い顔になっていました。しっかりとした挨拶をしてくれたのと、今でも小さい頃からやっていた野球を続けていると聞き、とても嬉しくなりました。久しぶりに昔の道場生と会い、その道場生が良い成長をしていると、その子の成長に関わった一人の大人としてとても嬉しいものです。


2020年10月22日(木) 出来る稽古は

腰が治ったと思ったら、今度は膝を悪くしてしまいました。おまけに首まで悪くなり、悪いところがあちらこちらに出て来てしまいました。でも出来る稽古はたくさんあるので、それをしっかりやっています。私ももうすぐ50歳ですから、身体と相談しながら稽古して行きたいと思います。


2020年10月21日(水) 動禅

空手道の稽古をする時間は、自分の命と向き合う時間にもなります。なので空手の稽古と言うのは動禅の時間です。でもそれはみんなで行う稽古ではなく、自分一人で、自分と向き合いながら行う稽古の時間です。自分と向き合う事で自分の命と向き合います。それを行っていなければ、いざ自分の命をかけて戦わなければ行けない時に十分に力を発揮する事が出来ないと思います。


2020年10月20日(火) どう生きたいか?

自分がどう生きて行きたいか?自分がどう生きて行くか?それを真剣に考えて決断し行動したのは、1番最初は20歳で東京に出てくる時、2番目は23歳で指導員となり内弟子になった時、3番目は29歳で大森道場を開設した時、4番目はそのすぐあと自分の先生が極真会館を離脱する時に自分は極真会館に残ると決めた時です。今その時々を思い出して見て、自分もなかなか頑張ったなと思います。そして極真会館の方々を含めたくさんの方々にお世話になったなと思います。私というたった1人の人生に、どれだけの人が関わって頂いてお世話になったか?分かりません。本当に感謝しています。


2020年10月19日(月) 薫習

「薫習」という言葉があります。お香を扱っている人はお香の匂いがし、木を扱っている人は木の匂いがします。それは、いつもそれに接しているからで、それを「薫習」というのだそうです。自分がいつもしている行いや、自分がいつも思っている事や、自分がいつも考えている事や、自分の生きる姿勢などが、その人に薫習され、いつとはなしにその人に染み込んで、それがその人そのものになっていきます。そして、それがその人の匂いになっていきます。私も薫習がするような人間になりたいと思っています。空手の道着を着ていなくても、空手の技を出していなくても、自分の生き方や立ち振る舞いから空手の匂いが出るような人間になりたいと思っています。そして私が出すその匂いで、自分の周りに居る人にも良い影響を与えられるような人間になりたいと思っています。私自身、どこまで行けるか?分かりません。でも生きている限りそれを追い続けて行きたいと思います。生きている限り稽古し続けて、昨日よりは上手くなり、今日よりは上手くなって、さらに一歩、さらに一歩と進んで階段を登って行きたいと思っています。


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