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50歳を目前にしているせいなのか?今までの人生を振返る事が多くなりました。私はまだ死ぬ予定もありませんし、長生きしたいと思っているので、こんな事を書くのも何ですが、私がこの世にまた自分として生まれて来るならば必ず極真空手をやりたいと思います。何故ならば私はたぶん極真空手しか出来ないと思うからです。私が毎日スーツを来て仕事をしている姿は想像出来ませんし、秒単位でスケジュールをこなすなんて想像出来ません。考えてみれば何で極真空手を今まで頑張って来れたのか?と言ったら、極真空手は私がこの世でやっと見つけた本当に自分がやりたい事だったし、極真空手以外にはやりたい事はないし、極真空手以外に自分がやれる事はないし、極真空手以外にこの世で自分を生かす方法が私には見つからないからです。もし自分ではない人間に生まれていたら私は極真空手をやってはいないと思います。もし私が頭が良かったり、モデルのようにカッコイイ顔だったり、歌が上手かったりしたら、私は違う生き方をしていたかもしれません。私が私に生まれたから極真空手を今まで続けてくる事が出来たのだと思います。だから自分に生まれて来て本当に良かったと思っています。だから私を生んでくれた両親には本当に感謝しています。
毎日、肩のストレッチをし肩の動きが良くなるようにし、ローテーターカフの肩の細い筋肉をしっかり鍛えています。それをやるようにしてから、肩の状態がとても良くなり、ベンチプレスやパックプレスなどのプレス系のトレーニングが出来るようになりました。たぶん肩と言うより、トレーニングで背中の筋肉がしっかりして来た事が肩の悪い所を助けてくれるようになり、肩の状態が良くなったのだと思います。50歳を前にして前より身体が良くなるなんて本当に奇跡です。毎日何かをコツコツと頑張れば奇跡は起きるものです。
ベンチプレスの記録がどんどん伸びています。ベンチプレスが出来るようになったのが9月の半ば過ぎで100キロを1回、70キロを10回を1セット出来るところから始まりましたが、先週82.5キロを10回×3セット出来るようになったので、今は85キロでセットを組んでいます。100キロ10回×3セットも夢ではないなと思っています。それが出来れば27歳当時の記録も夢ではないです。私の27歳の時に上げたMAXは170キロで130キロでセットを組んでいました。なかなか化物だったなと思います。またあの頃の自分になって見せます
今日は休日ですが稽古をしました。8時45分に道場に着き、道場の神前の榊の水を変えてれいをして着替えて、9時から上半身のストレッチをし、火の呼吸、逆腹式、三戦で息吹、立禅、鉄騎を行い、下半身のストレッチに入り、そのあたりで生徒が来始めたので、来た生徒から私とストレッチを行い、10時から稽古を開始しました。基本稽古を全部30本、ステップワークと前後左右の動きと方向転換の動きを稽古し、スパーリングでは突きと下段廻し蹴りの受け、受けから返しを稽古し、組手を行います稽古を終了し、私はジムへウエイトトレーニングをしに行きました。約1時間30分、下半身のトレーニングを行いました。家に帰り少し休憩をし、1時間半身浴をしました。休みの日でも稽古をすると言うより、休みだからこそ稽古をしたいです。今日も頑張りました。
私の身体はある意味で言えばボロボロです。右膝は2度手術しましたし、左膝の内側側副靱帯も損傷しましたし、右足のアキレス腱を断裂し、脊髄にはヘルニアの箇所と脊柱間狭窄症の箇所があり、股関節も良くありません。空手を始めて35年になろうとしていますし、15歳から34歳までは試合に出場していたので、19年間は本当に身体を酷使し無理な稽古をして来たので、それは身体もボロボロになろうと言うものです。今の私は現役時代に得意だった技はほとんど出来ません。だから私は新しい自分の組手を作っています。今の自分の身体で出来る事を組み立て、自分にしか出来ない新しい自分の組手を作ろうと取り組んでいます。それもとても楽しい作業です。それが完成したら、自分は達人になっちゃうかも?って思っています。そんな事を考えて稽古している時間は最高に楽しいです。
長男も次男も頑張って腕立て伏せを続けています。回数にも変化がしっかり出ています。二人とも何か感じてくれているみたいです。頑張って1年続ければ身体も見違えると思います。
菅野家では、今ワンピースが大ブームです。長男は黄猿が好きで、次男はシャンクスが好きです。子供達はエニエス・ロビー編と頂上決戦編とシャボンディ諸島のあたりを見ています。私はウソップが大好きです。試合に向けての稽古中や試合当日や試合中に自分はウソップだなと思う事がたくさんありました。でも私はウソップと同じで最終的には怖い、辛い、苦しい事から逃げたりはしませんでした。そして私もウソップが世界政府の旗を迷う事なく撃ち抜いたように、決断したら大胆に行います。
現役の選手を引退してから16年が経ちます。私が脂が乗っていて肉体的には1番強かったと思う25歳の時から早いもので25年が経とうとしています。これから25年が経ったら私は75歳です。その時にも組手が出来ていたいなと思います。ただ確実に分かっている事は、私は絶対に毎日稽古に励んでいると言う事です。それだけは自信があります。もちろん今と同じ稽古はしていないと思いますが、どんな形にしろ自分が出来る事を頑張っていると思います。もしかしたらとんでもない達人になっている可能性も大だと思っています。
土曜日は私にとって1番楽しい日です。家族みんなでゆっくり食事を出来るからです。そして次の日が日曜なので、心を緩めてお酒を飲む事が出来るからです。私はお酒を飲んでもそんなに変わる事はありませんが、妻と話したり、子供達と話したり、また皆が樂しく話しているのを聞いていたりするのが好きです。たぶん家にいる時は家族の中で私が1番おとなしいと思います。私は外にいる時はいつも自分にギアを入れているというか、何種類かの自分のチャンネルにして、気合いを入れて、その自分になっていると思います。でも家にいる時はギアも入れていませんし、チャンネルも変えていません。気合いも入れていませんし、無理もしていません。1番ニュートラルというか自然な自分というか、誰にも気を使わない本当の自分でいる事が出来ます。その自分が良いか?悪いか?は分かりませんが、家族はその自分を許してくれると思っています。だから私は家が好きです。
若い頃はトレーニングをしたり稽古をすれば自分の身体はすぐに変化を見せてくれました。ですが歳をとると努力をしてもなかなか変化を見せてくれません。そして身体を痛めると他の場所にまで影響を与えてしまいます。怪我をしたら元には戻らない事も増えて来ます。でも諦めてはいけないと思います。諦めたら自分の身体はどんどん弱くなり衰えてしまいます。諦めずに頑張って努力を続けていれば、半年後、1年後にはしっかりと自分の身体に変化が見えて来ます。100歳まで自分が生きているかは分かりませんが、その時にも毎日トレーニングしたり稽古をしている自分でいたいなと思います。
kanno
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