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今日は午前中は何もなかったので、トレーニングがてら土手まで松葉杖で行ってみました。それだけでもなかなか大変なのですが、途中座れるところで休みながら頑張って土手に上って見ました。頑張って横断歩道を渡って川側まで行きました。とても暑かったのだけれど、その暑さがとても気持ちよく、汗がダラダラたれてきているのですが、それもとても心地よく感じました。そこで座って休憩をして景色を見ていたら、とても清々しい気持ちになりました。景色がとてもキラキラと輝いて見えました。この世の中がキラキラと輝いて見えました。怪我をする前はいつも普通に見ていた景色なはずなのですが、自分の心の在り様が変わったせいか?自分の見ている景色が、とても特別な素晴らしい物に感じました。この世の中がとても特別な素晴らしい物に感じました。何なんだろうこの感覚は?って思いました。たぶん自分の見ているこの世の中もこの景色も変わらないのだけれど、自分の心の在る場所が変われば、景色の見え方が変わる、景色の感じ方が変わるのだと思いました。この世の全てが特別ではないとも言えるし、この世の全てが特別だとも言えるのだと思います。自分の心の在りよう一つで、その人にとってのこの世の在り方やこの世の見え方が変わるのではないか?と思いました。こんなに素晴らしい世の中に生まれて来ることが出来たのだから、私はとてもラッキーだと思います。このラッキーを最大限に生かして生きて行きたいと思います。この素晴らしい世の中を思いっきり楽しんで生きて行きたいと思います。明日は6月30日、2022年の半分が終わる日です。そして私がこの素晴らしい世の中で生きていられる、残りの人生の第一日目です。毎日を特別だと感じて、毎日を素晴らしいと感じて一生懸命に真剣に楽しんで生きたいと思います。
私が選ぶ極真空手名試合ベスト10を書いてみようと思います。敬称は略させて頂きます。1位松井章圭vsアンディ・フグ(第4回世界大会)、2位松井章圭vsマイケル・トンプソン(第4回世界大会、3位数見肇vsグラウベ・フェイトーザ(第6回世界大会)4位数見肇vsフランシスコ・フィリョ(第6回世界大会)5位黒澤浩樹vsピーター・スミット6位増田章vs緑健児(第22回全日本) 7位松井章圭vs黒澤浩樹(第17回全日本)8位黒澤浩樹vs七戸康博(第8回ウエイト制)9位マイケル・ トンプソンvs緑健児(第4回世界大)10位フランシスコ・フィリョvsアンディ・フグ(第5回世界大会)このあたりの試合は今でも見たりします。今でも心が熱くなります。
とても暑くなって来ました。家から大森道場へバスと電車を乗り継いで行きます。大森道場に着いたら汗でビッショリです。月曜日は大森道場から雑色道場へ電車とバスを乗り継いで行きます。雑色道場に着いたら汗でビッショリです。なかなかハードなトレーニングです。それでもちゃんと大森道場で稽古前に柔軟や補強などのトレーニングを1時間半ほど行います。本格的な稽古は出来ませんがなかなかの運動量だと思います。稽古でも手技の基本稽古は一緒に行うようにしています。ダイエットもしっかりと続けているので、夏が終わる頃には80キロになっていると思います。足に添木をしてあるのと両足で体重計に乗れないので正確ではないと思いますが、現在89キロになりました。運動量が落ちているので頑張って食事を抑えた結果だと思います。そのかわり毎日ずっとお腹空いてます。
私の運営する国際空手道連盟極真会館東京城南京浜支部の2022年夏季昇級審査会と組手競技支部内交流試合が終わりました。学年で言えば、今年度初の試合と言う事になり、ここから同じメンバーで来年の3月まであと3回試合をする事になります。その中で生徒達がどう成長していくのかがとても楽しみです。試合に参加した皆さんは本当に良く頑張りました。どんな結果が出ようと、その結果を受け入れて、今日の結果を未来へ繋げ、今日の結果を肯定出来る未来をその結果に感謝出来る未来を作って行って欲しいと思います。過去と他人を変える事は出来ないけれど、自分と未来は変えて行く事が出来ます。そして自分が変わり未来を変える事が出来たならば、自分の周りにいる人の自分への接し方が変わって行き、自分の過去の思い出し方が変わると思います。先ずはやはり自分からです。自分を変えなければ世界は何も変わりません。そして人生を終える時に今までの人生を振り返って良い人生だったと言えるように生きて行かなくてはならないと思います。生涯の修行を空手の道に通じ極真の道を全うすること、です。道場生の皆さん、また明日から頑張って生きていきましょう。
劉慈欣(リウ・ツーシン)著の「三体」を読んでいます。まだ半分ぐらいまでしか読んでいないのですが、そこまで読んで、ちょっと圧倒され衝撃を受けています。この作品の帯に「世界中を圧倒した、現代中国最大の衝撃作」と書いてありました。それを見て、またまた大袈裟だなと思いましたが、実際に読んでみて、私も圧倒され衝撃を受けています。物語の世界観が本当に凄いです。ウワーッて感じです。少しの間、この作品に没頭したいと思います。
私の父は送電線工事の仕事をしていました。鉄塔や電線を工事する仕事です。とても高い場所で仕事をしていました。私も何度も手伝いに行きました。高所恐怖症の私は父にこんな質問をした事がありました。「あんなに高い所で仕事をしていて怖くないの?」父は「怖くなくなったらダメなんだよ。怖いから落ちないように気を付けて仕事が出来るんだよ。なれて怖くなくなった人ほど事故で死ぬ事になるんだよ。」その時は「ふーん、そうなんだ?」ぐらいにしか思わなかったけど、今この歳になって思い出すと、とても深い話だったんだなと思います。何かをやる時に、慣れというのは最大の敵になります。いつも緊張感を持って真剣に仕事に取組まなくてはならないと思います。
私は水戸黄門の主題歌が大好きです。特に自分が苦しい時や迷っている時には、この歌詞が心に響きとても励まされる曲です。「人生楽ありゃ苦もあるさ 涙の後には虹も出る 歩いてゆくんだしっかりと 自分の道をふみしめて」「人生勇気が必要だ くじけりゃ誰かが先に行く あとから来たのに追い越され 泣くのがいやならさあ歩け」「人生一つの物なのさ 後には戻れぬものなのさ 明日の日の出をいつの日も 目指して行こう顔上げて」「人生涙と笑顔あり そんなに悪くはないもんだ なんにもしないで生きるより 何かを求めて生きようよ」この歌詞に今まで何回励まされたか分かりません。今もまた励まされています。こんな言葉が自分の中から出てくるような人間になりたいです。それには私はまだまだだなと思います。この歌詞を見て涙が出てくるようでは、私はまだまだだなと思います。
自分が生きている時間は、自分が生きていない時間に比べれば、本当に本当に一瞬なんだと思います。その一瞬とも言える貴重な時間を今、自分は過ごしているんだと毎日に感謝して一生懸命に生きて行きたいと思いますし、自分が本当にやりたい事に、自分の命をかけて真剣に取組んで行きたいと思っています。「自分が本当にやりたい事をやる」と書くと「自分の好きな事だけをやる」「自分のやりたい事だけをやる」「自分のやりたくない事はやらない」と取られてしまうかもしれませんが、それは本当に大きな間違いです。私は自分の本当にやりたい事をやるために自分がやりたくない事をたくさんやって来ましたし、その他の自分のやりたい事を全て我慢して、自分が本当にやりたい事をやれるように頑張って来たわけです。たぶん自分が本当にやりたい事をやるためには、やりたい事の何十倍もやりたくない事をやらなければいけないし、自分の本当にやりたい事をやるためには、その他に自分がやりたいと思っている事をほぼ全部我慢しなければいけません。自分の本当にやりたい事のためにあらゆる物を犠牲にしなければいけません。でもこれは今、自分の人生を振り返って思う事で、その時その時に、一つ一つ苦難して行動していたわけではないと思います。少しは苦難したり迷ったりした事もあったとは思いますが、自然とやりたくない事に取り組めたし、自然にやりたい事を我慢出来たと思います。それは何故かと言えば、それは自分の好きな事のためだったからです。好きな事のためだから頑張れたんだと思います。だからある意味で言えばそこにいた、その時々はそんなに苦しんでいなかったし、そんなに頑張っていたわけでもないのかもしれません。まあ振り返って考えると大変な事をしていたなと思う感じです。ながながと書いて何を言いたいかと言うと、人生は本当に一瞬だと言う事と、その短い一瞬の時間だからこそ自分の人生を本気で真剣に楽しんで欲しいと言う事と、自分の本当にやりたい事を見つけて欲しいと言う事と、自分のやりたいことのためなら苦労も苦ではなくなると言う事です。私は毎日、朝起きた時にこう考えるようにしています。「今日は自分の残りの人生の貴重な1日だ!思いっきり楽しもう!真剣に生きよう!」
自分の人生を考えると、本当にこの右足には申し訳ない事ばかりしているなと思います。中学1年生の時にバルコニーからソフトマットへバック宙で降りた時に右足を骨折、本当に今考えるととんでもなく怖い事をしていたなと思います。そして17歳の時に事故で右膝の内側側副靭帯断裂と前十字靭帯損傷の損傷、その後右膝は良く痛めていて、昨年に右膝の半月板のネズミを除去する手術、そして今回の右膝のアキレス腱断裂、本当に右足には申し訳ない事ばかりです。でも私は実は右足の方が力もバネもあります。それは左を蹴るのにいつも軸足になっていたからです。右足の強さとバネの良さがあったらか鋭く軸足を返すことが出来、左の上段回し蹴りを相手に決める事が出来ました。今は右足は本当にボロボロだけど、またこの右足と一緒に復活に向けて頑張って行こうと思います。自分が死ぬ時には、「右足のおかげで自分はたくさんの事を経験して成長する事書出来たよ!ありがとう!」と特に感謝したいなと思います。毎日松葉杖生活なので、上半身の筋肉、特に肩と上腕三頭筋がパンパンに鍛えられています。そして暑さのため家から道場に付く頃にはTシャツは汗でびっしょりです。とても良いトレーニングだとほくそ笑んでいます。ただやはり右足を地面に着けないので、身体のいろんなところで補っているため、身体中のあちらこちらが筋肉痛です。あと10日で抜糸で、あと24日で装具を装着するので、それまでもう少し頑張ろうと思います。
悪夢のアキレス腱断裂から1週間が経ちました。悪夢のアキレス腱断裂と書きましたが、悪夢のと言うのはアキレス腱を断裂した瞬間の事で、そこから今までの1週間が悪夢な訳ではありません。この1週間はいろいろと大変でしたが、1人だったら私のこの1週間はもっともっと大変な事になっていただろうと思います。家族もそうですが、病院の先生や看護師さんや、タクシーの運転手さんや、バスの運転手さんや、バスや電車で私に席を譲ってくれた方々や、私にあたたかい言葉をかけてくれた方々、皆さんのお力があり頑張る事が出来ました。この国やこの国のシステムやたくさんの物に守られて自分は生きていると言う事を感じました。自分が当事者にならないと見えてこない事がたくさんある事にも気が付く事が出来ました。やはりアキレス腱断裂と言う怪我は無駄な事ではありませんでしたし、この1週間は無駄な事では無かったと思います。引き続き頑張ろうと思います。
kanno
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