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湊かなえさんの「Nのために」を読み終えました。誰かが誰かを想い、誰かが誰かのために、だったんだと読み終えて分かり、また読み返しています。
長男と次男のリクエストで西武園ゆうえんちに行きました。なかなか遠いところにあるので電車で2時間近くかかりました。朝ごはんを食べずに家を出て、西武園ゆうえんちに着いたら凄く混んでいて、なかなか遊園地の中に入れなかった事でお昼ご飯を食べるのも30分ぐらい並んだ事で、私も妻もかなり疲れていました。みんなとてもお腹が減っていたので爆食いしてしまいました。私はカレーうどんた焼きそばパンとチューリップ唐揚げ、妻は炒麺、長男はラーメンと揚げパンとチューリップ唐揚げ、次男はラーメンと揚げパンとチューリップ唐揚げとポテトフライ、みんなお腹いっぱいになったら余裕が出て楽しく遊びました。1番面白かったのはゴジラザライドでした。思った以上に凄かったです。長男も次男もとても喜んでいました。大観覧車から多摩湖や西武ドームが見え、遠くにはスカイツリーまで見る事が出来てとても良い景色でした。私は高所恐怖症なので下が見える高さのところが凄く苦手です。長男も次男もそれが面白いらしくワザと揺らしたり、「ここで止まったら怖いかもよー」とか「落ちたら死ぬかもよー」なんて言って私を怖がらせて来ました。タコの乗物は長男と次男と1回ずつ乗り、バイキングと回転空中ブランコは長男と一緒に乗りました。次男とは電車の乗り物に一緒に乗り、次男が運転をしました。メリーゴーランドは家族全員で乗りました。長男と2人で乗り物を待っている間にしりとりやじゃんけんや指スマをして遊びました。長男も次男もとても楽しかったようでまた来たいと言っていました。
長男も次男も握力や腕の力が凄く弱いので、鉄棒のある公園に連れて行き斜め懸垂をやらせたり鉄棒にぶら下がらせたりしています。何故こんなに力が無いのだろうというぐらい力がないので、時間のあるときには公園に一緒に行って鉄棒をやらせたいと思います。
次男が本を作っていました。タヌキのお話でした。本の表紙に書いてあるタヌキの絵が次男に似ていたので「このタヌキはマシロみたいだね!」と言いました。次男は小学2年生です。私は2年生〜4年生は学校一の馬鹿として有名でした。次男は少なくとも私よりは頭が良いように思います。友達もたくさんいるみたいなので、友達とたくさん遊んで、空手に水泳に算盤に頑張って欲しいと思います。
長男がクラスの代表委員になったと聞き、私が長男に「代表委員になったんだって?!凄いね!立候補?推薦?」と聞くと、長男は「他に立候補してた人がいたんだけど、やっぱりやりたくないと言ったから、俺がやるって言ったんだ」と言いました。私が「何でやろうと思ったの?ちゃんと出来るの?大丈夫?代表委員が宿題やっていかなかったらダメなんじゃない?」と言うと、長男は「1番バカな俺が代表委員になったら学校の歴史が変わると思って、やろうと思ったんだ。」と言いました。私が「コハクが代表委員に決まった時、みんな何て言ってた?」と聞くと、長男は「みんな驚いてたよ。でもみんな喜んでたよ。」と言いました。私も小中高校と目立ちたがり屋で常に目立つ事をやっていました。やっぱり私の子だと思いました。長男は、いつも私を驚かせてくれます。なかなか面白い奴だと思います。
マルティン・ルターの言葉に「たとえ明日、世界が滅びても今日、僕はリンゴの木を植える」という言葉があります。古代ローマの詩人ホラティウスの詩にある言葉で「カルペ・ディエム(一日の花を詰め)」と言う言葉があります。「今日という日の花を詰め」今この瞬間を楽しめと言う意味です。この二つの言葉が私は好きです。そしてその言葉は、自分が自分の人生を生きるテーマだと言えます。たとえ明日、世界が滅びても今日、僕は明日のために何をするだろう?そして今この瞬間を楽しむために僕は何をするだろう?私の頭の中に浮かぶものは、極真空手と妻と長男と次男の事でした。
久しぶりに中学生からの友達と電話で話をしました。子供の頃からの友達なので、気心が知れているので気を許して話をする事が出来ます。福島と東京で離れて暮らしてはいますが、何かがあった時はすぐに駆けつけてくれる友達です。その友達とは何度も喧嘩もしたし、お互い助け合ったし、夢を語りあったりもしました。だからどちかが死ぬまで友達でいると思います。コロナになってから福島の友達とは会えていないので、コロナが終わったら、またみんなでお酒を飲んで楽しい時間を過ごしたいなと思います。その日を楽しみに頑張ろうと思います。
長男は「ギターで飯を食って行きたい!」と言っています。どんな形になるにしても、今から頑張って行けば、その夢は叶うと思います。ただその夢でお金持になりたいとか、その夢で有名になりたいとか言うのであれば、おそらくそれは何処かで挫折してしまうと思います。貧乏でも良いから、どんなに辛い思いをしてもいいからギターで飯を食って行きたいと思っているのであれば、その夢は絶対に叶うと思います。だから私は長男の夢は叶うと思っています。大切なのは命をかけてでも、何を犠牲にしてでも、その夢を叶えたいかどうかだと思います。
長男と次男が銭湯でふざけてシャワーでお湯をかけあっていました。私は少し離れた所で身体を洗っていて、一度注意しに行き、一度は止めたのですが、少しして私が髪を洗い始めるとまた始まりました。その瞬間、隣のおじさんが、大人でもビビってしまうような、なかなか迫力のある声で「バカヤロー!」と怒りました。長男と次男を見るとかなりビビった顔をしていました。そしてそれ以降はピタッと静かにしていました。私が叱ってもなかなか止めない長男と次男が知らないおじさんに怒られると一瞬にして静かになっていました。息子達を叱って頂いたおじさんには本当に感謝していますし、そのおじさんが大きな声で怒らなくてはならない状況を作ってしまった事をとても申し訳なく思います。本当なら親の私がいち早く叱って止めさせなくてはならなかったと反省しています。でもやはり子供と言う物は他人に怒られると本当に効果があります。親にはどうしても甘えがあるので、大きくなってくるとなかなか言う事を聞かなくなってきます。それが外だったりして、他人の目があるとさらに親をなめて来たりします。もちろんその場で大きな声を出したり、叩いたりしてしまえば言う事を聞かせられるのですが、それをやると必ず周りの人がざわついて、時には警備員や警察を呼ばれてしまいます。そんな世の中で他人の子を叱ってくれた、そのおじさんを勇気とケジメのある人だなと尊敬します。私達が小さい頃は悪い事をしている子供を叱ってくれるおじさんはけっこういました。今はなかなか見かけなくなってしまいました。自分の子を叱っても、うるさく言われる世の中ですし、自分の子が悪い事をして叱られたのを不快に思う人がいるのですから、仕方ないのかもしれませんが、本当におかしな世の中になったと思います。でも考えてみると人を叱る事は勇気がいる事だと思います。長男と次男を叱ったおじさんはたぶん喧嘩をした事がある人だと思います。そういう気迫と迫力と本気があるから長男と次男もそれを肌で感じて一発で静かになったんだと思います。凄い人がいるものです。それを見てまだまだ世の中捨てたものではないなと思いました。
何か好きな事を見つけて、それに打ち込む事が出来て、それを人に教える事を仕事に出来ると言う事は、とても楽しい事です。私の仕事は空手の先生と言う事になると思いますが、いい意味で私は空手の先生と言う物を仕事と思った事はありません。もちろん空手の先生になれなかったとしても空手を続けていると思います。自分が好きで好きでたまらなかった物を今でも続けていると言う感じです。趣味を突き詰めて、趣味の向う側に行ったと言う感じです。だから稽古に行くのが楽しみですし、指導をするのもとても楽しいです。極真空手のおかげでとても楽しい毎日を過ごせています。
kanno
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