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一昨日行われた支部内交流試合に、私の長男と次男も出場しました。長男も次男も2勝2敗で4位でした。結果はメダルに届かずですが、長男も次男も今まででベストバウトと言える試合を見せてくれました。2人とも組手競技クラスに参加するようになり、少し稽古に対する意識が変わって来たように思います。特に長男は今までは組手で毎回ボコボコにされていて歯が立たなかった相手に粘って粘って根性を見せてくれたのでとても嬉しく思いました。私が帰宅して長男と話すと長男は初めて「自分は勝っていた」と負け惜しみを言いました。負け惜しみを言うぐらい悔しがる長男を初めて見た事も少し頼もしく思いました。でも実際に長男は負けていたので、私は先ずどこが負けていたかを長男に話しました。そして次にどんな行動を起こせば、次回は勝つ事が出来るかを話しました。私は長男に「今日の試合は本当にカッコ良かったよ!」と言いました。
私の運営する極真会館東京城南京浜支部の2020年最後の行事である冬季昇級審査会と冬季組手競技支部内交流試合を無事に終える事が出来ました。スタッフをしてくれた廣田さん、中村、十川先輩、浜田さん、恵里花には本当に感謝しています。審査と試合に参加した道場生、本当にお疲れ様でした。子供達を審査や試合に参加させて頂きましたご父兄様、本当にありがとうございました。今年はコロナの事もあり、いろいろと大変な年でしたが、道場生、ご父兄様のご協力のおかげで1年の道場の活動を無事に終える事が出来ました。本当に本当に感謝しています。今年は本当に感謝を感じる年でした。どれだけの人に支えられてこの道場を運営出来ているのかを感謝する1年でした。温かいお言葉を頂いたり、ご協力やご支援を頂いたりした方々に感謝の気持を噛み締める1年でした。皆様から頂いたご協力を無駄にしないよう来年も気を引き締めて活動して行きたいと思います。特に大会や審査や試合で手伝いをしてくれた、廣田さん、十川先輩、中村、平澤、浜田さん、恵里花、松村さん、武田さん、には本当に感謝しています。また来年もみんなで東京城南京浜支部を盛り上げて行きましょう。よろしくお願いします。
コーヒーを飲もうとコーヒー店によりました。レジ対応をしてくれた女性の店員さんが不自然なぐらい私の顔をジロジロと見ていて、私がお金を出して顔を上げると、やはりバシッと目があうぐらい私の顔を見ていました。バカな私は一瞬「この女性の店員さんは、もしかしたら自分に気があるのかな?」などと頭を過ぎりました。お釣りをもらい会計をすませ、私がレジから立ち去ろうとすると「あのーすいません」とその女性の店員が言いました。私は少しドキッとしてしまいました。そしたらその女性の店員さんが「空手の先生ですか?」と言いました。私は「そうです」と答えると、その女性の店員さんは「私、子供の頃、先生に空手を習っていたんです。」と言いました。名前を聴くと一瞬で思い出しました。それを伝えると「覚えてくれていて嬉しい!」と喜んでくれました。その子はもう20歳になっていました。昔の生徒に一瞬ドキッとしてしまった事を恥ずかしく思い、そして良い成長をしてくれていた事を嬉しく思いました。そして店を出た後に、若い女性に声をかけられ喜んでしまう自分に「あー自分は、ずいぶんおじさんになってしまったんだな」と少し寂しくなりました。
今日も朝から病院に行ったり、第2回のオンラインによる全国の支部長に向けた技術講習会のため代官山道場へ行ったりとなかなか忙しい1日でした。今度の冬合宿で教えようと思っている、征遠鎮、鉄騎その1、抜塞の細かい動きの確認も終わりました。来週で道場はお休みになりますが、頑張って稽古していこうと思います。
今まで、自分にしか出来ない空手をやりたいと思い稽古に励んで来ました。なのでいろいろな事に取り組んで来ました。そのおかげで私にしか教えられない空手を確立するところまで来ています。人より持っている教材や引き出しは多いという自信はあります。近い将来、それを体現してくれる凄い選手が必ず生まれると確信しています。
私もよく使う言葉でありますが、一生懸命という言葉は、もともとは一所懸命が変化した言葉です。一所懸命とは鎌倉時代の武士が自分の土地を命がけで必死に守ると言うところから生まれた言葉です。なので正確には一所懸命が正しい使い方なのだと思いますが、私は一生懸命の方が好きです。もちろん一所懸命も自分だけのためではなく、先祖や一族や家族のために、その一所に自分の命を懸けると言うことなのだと思いますが、一生懸命と言う言葉の響きには、何かのために誰かのために、自分の命を一生を捧げると言う響きを感じます。だから私はやはり一生懸命の方を使って行きたいと思います。
あっという間といえば、あっという間といえるほど12月も半ばとなり、もうあと16日で2020年(令和二年)という今年も終わろうとしています。私も膝の手術のため病院に行ったり技術委員会の仕事があったり、なんやかんやで忙しく毎日が過ぎて行ってしまい、時が過ぎる速さに翻弄されています。でもその中で充実した毎日を過ごしていますし、しっかりと結果を残していますし、自分が一生懸命に生きた証も残せていると思います。自分がいなくなった遠い遠いお未来に、私達が先人から引き継いで私達が研鑽したものや、私達の意志がこの世に残っていてくれたら、自分がこの世に生まれた価値があったと思う事が出来ます。今年も残り少なくなりましたが、今日という1日は人生で最初で最期の特別な今日という1日なので、夜寝る前に最高の1日だったと言えるよう一生懸命に生きたいと思います。
型の中にある一つ一つの動きや技を分解して研究しています。この動きにはどんな意味があるのか?この受けの時は、何故この立ち方になるのか?など型の中に隠されてあるものを見つけ出したり、また自分で想像して見たりと言う事を研究しています。今日の型くらすでは、それを生徒達にもやってもらいました。
今日は床屋さんに行って髪を切ったり、新宿まで治療に行ったりしました。手術後は少し動けなくなると思うので、今のうちに身体を鍛えたり、身体の治療をしたりして、しっかりと自分を整えて行きたいと思います。
中村文則の「R帝国」を読んでいます。まだ読み始めですが、なかなかドキドキする展開でとても面白く読めています。最近、なんやかんやで忙しく、移動時間や待ち時間が多いので、その時間を無駄にしないよう読書しています。
kanno
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