DiaryINDEX|過去の日記|未来の日記
今日は床屋さんに行って髪を切ったり、新宿まで治療に行ったりしました。手術後は少し動けなくなると思うので、今のうちに身体を鍛えたり、身体の治療をしたりして、しっかりと自分を整えて行きたいと思います。
中村文則の「R帝国」を読んでいます。まだ読み始めですが、なかなかドキドキする展開でとても面白く読めています。最近、なんやかんやで忙しく、移動時間や待ち時間が多いので、その時間を無駄にしないよう読書しています。
中村文則の「あなたが消えた夜に」を読み終えました。とても良い作品でした。読み終えた瞬間に、いつかまた必ず、自分はこの作品をもう一度読むだろうと思いました。そのぐらい良い作品でした。「あなたが消えた夜に」という題名も読み終えてから凄く良い題名だと思いました。「あなたが消えた夜に」のあなたは私にとって誰だろう?それを思いました。
私は47歳です。空手歴は32年です。という事は自分の人生の3分の2を空手道で生きて来たと言う事になります。なおかつ全日本クラスの試合に22歳から34歳まで出場しました。その頃は本当に自分のあらゆる物を犠牲にし生活の全てを空手にかけて生きていました。それもあり今の私の身体は怪我だらけでボロボロなわけですが、それも私の勲章です。あれだけ激しい殴り合い蹴り合いを十何年間も続けられる丈夫な身体に生んで育ててくれた両親に感謝です。考えてみればその壮絶な殴り合い蹴り合いの中で私は全てを学びました。それがあり今の私ありです。私を育てて頂いた師範、先生、先輩、一緒に稽古してくれた仲間や後輩には感謝です。自分が好きでやった事ですが、本当に本当に極真空手に青春の全てをかけました。その頃の先輩や後輩はみんな戦友です。会って話せば話が尽きる事はありません。同じ釜の飯を食い、苦楽を共にし、感動を共有した仲間という物は本当に良いものです。そういう縁を大切にしたいと思います。
人間の身体という物は約3ヶ月で全取替えをしているそうです。だから3ヶ月前までの自分の身体は、細胞レベルで考えても、今の自分の中には1つも無いと言う事になります。もちろん全取替えと言ってもパッと全てが取替えられた訳ではなく、細胞の1つ1つが、少しずつ少しづつ取替えられ3ヶ月後には全てが取替えられたと言う状態なわけですが、ある意味で言えば生まれ変わった自分になったと考えても良いのではないかと思います。そう考えれば子供の頃の嫌な思い出も、数年前の自分の失敗も、それは以前の自分の事で、それから何度も生まれ変わった今の自分とは関係がないと考えても良いのかもしれません。この事を自分の都合の良いように取って悪い事や失敗を繰り返すのは良くありませんが、その時々にしっかりと反省したり自分を省みて進んでいるのなら、そんな前の事をくよくよする必要はないのかな?と私は思います。だって今の自分は生まれ変わった新しい自分なのだから、そう考えて過去の事にくよくよせず前向きに生きて行けば良いと私は思います。ただ今の自分でいられるのは今だけなのだから、今という一瞬一瞬を全力で生きたいと思っています。
空手道を一生懸命に学べば、いろんな事に生きて行きます。自分が得たい物が得られますし、自分が生かしたい事に生かす事が出来ます。その為にも空手道を一生続けて欲しいと思います。そして私も日々精進して、道場生達が一生学びを得られる物を提供したいと思います。そして何かに生きるような事をしっかりと指導して行きたいと思います。
私は自分の命にしても自分の身体にしても、自分だけの物とは思わないようにしています。私の命や身体は両親に生んで育てて頂いた物ですし、先祖に繋いで頂いた物です。私の命も身体は妻や子供達の為にも大切にしなくてはなりません。私の道場生達に良い指導をする為にも自分の命と身体を大切にしなくてはなりません。その責任をしっかりと感じて生活をして行きたいと思います。
長男はなかなかゲームが上手です。しかも凄く楽しそうにゲームをしています。ゲームをクリアした時には、今まで見せた事がないような笑顔で喜んでいました。こんなに一生懸命に頑張ってやるんだったらゲームもなかなかな勉強になるのかな?と思いました。
気晴らしに家族でカラオケに行きました。長男が凄くカッコイイ歌を歌っていました。結構上手で、なかなかヤルなと感心しました。次男は鬼滅の刃の歌を歌っていました。みんな大きな声で歌を歌って、けっこうストレス発散になったんじゃないかと思います。帰りは家まで長男と2人で歩きながらいろいろな話をしました。長男と2人でじっくり話が出来たのでとても楽しかったです。
「鬼滅の刃」の23巻を読みました。早く読みたいので、深夜の1時過ぎにコンビニに行き、勇気を出して「鬼滅の刃のコミックは入っていますか?入っていたら売って頂けませんか?」と定員さんにお願いして購入しました。私は意外に内気で定員さんに普段そんな事をお願いしたりしません。妻にその事を言ったら驚いていました。そんな事をしてでも早く読みたかったのです。もう深夜に号泣しながら読みました。本当に良い作品でした。ネタバレするのは嫌なので内容には触れませんが、これは私個人の考えですが、子供達に1日ぐらい勉強しなくても良いから鬼滅の刃を読んで欲しいと本気で思います。「鬼滅の刃」は本当にオススメです。学校の道徳の授業の教材にしたら良いのにな、なんて本気で思うぐらいです。私もこの作品に子供の頃に出会いたかったです。本当にそう思います。だからこそ子供達には絶対に読んで欲しいと思います。
kanno
|