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長男と次男も第12回全世界空手道選手権大会最終日を観に行きました。長男と次男も何かを感じたらしく「いつか世界大会に出たい!」と言いました。世界大会を本当に目指すなら今から目指さなくては行けません。何故なら長男は次の世界大会の時は13歳で中学1年生で、その次の世界大会の時は17歳で高校1年生です。この時には世界大会に出れていてもおかしくはない年齢になっています。その次の世界大会の時は21歳です。最低でもこの時に世界大会に出ていなければ行けません。その次の世界大会の時は25歳、その次の世界大会の時は29歳、もう引退する年齢となります。その次というのは33歳ですから、もうしんどいでしょう。時間はあっという間に過ぎて行きます。本当にあっという間です。でも本気なら目指してみたら良いと思います。毎日が辛く苦しくしんどい、でも面白い人生になると思います。
自分の取り組んで来た事が結果という形になって来ました。しかしまだまだ夢や目標の実現には程遠いです。何かを本気でやろうとやろうと思ったら人間の行動は変わります。私は正式に極真会館の技術委員になってから行動が変わりました。前から朝の稽古はしていたのですが、稽古する時間はその日その日でまちまちでしたが、今は必ず決まった時間に起きて決まった時間に稽古をするようになりました。松井館長は次の世界大会までの4年を目標に型の見直しをしたいと仰っていましたので、私も4年間、技術委員として精進したいと思っています。自分が稽古を怠れば極真会館の技術委員の仕事も怠っていると言う気持で稽古して行きたいと思います。
私は第12回全世界空手道選手権大会で主審を務める緊張から世界大会前日からお酒を飲む事も出来ませんでした。人生や生活の全てを賭けて稽古をして来た選手の勝敗を決するという事はとても重い責任を負う事になります。自分の出した判定でその人の未来を変えてしまうと思うと責任という重圧でとても緊張しました。ある意味で言えば自分が試合をする時よりも緊張して試合場に上がったかもしれません。相撲の行司が刀を持って土俵に上がるというのも分かる気がします。何年経とうともこの気持を忘れず審判を務めさせて頂きたいと思います。
第12回全世界空手道選手権大会最終日でした。上田幹雄選手が優勝し日本が16年ぶりに王座を取り戻しました。日本人選手、外国人選手の闘い本当に素晴らしかったです。高橋佑汰選手VSアレクサンダー・イエロメンコ選手の試合、上田幹雄選手VSアレクサンダー・イエロメンコ選手の試合、とても素晴らしかったです。やはりルールが改定されて飛躍的に試合が面白くなりました。とても展開が速く一瞬で勝敗が逆転するスリリングな試合がたくさん見られました。私は4回戦のCブロック4試合の主審、3位決定戦の副審を務めました。自分の判断が試合の判定を決してしまうので大きな責任を感じて試合をジャッチメントしました。またこの経験を次に生かして行きたいと思います。
第12回全世界空手道選手権大会の2日目でした。少年演武の前に道場生と一撃ショップとメディアエイトの販売所の前で待ち合わせをしました。27年前、第5回全世界空手道選手権大会の時に12800円で17回全日本空手道選手権大会のビデオを買ったなと思い見ていました。それにしてもDVDは安いですね。4000円です。もしあの時、ビデオが4000円だったら余裕で買えて、ホテルにも泊まなくなることは無く、1日何も食べる事が出来ない事も無かったわけです。それだけ極真空手が好きだったのだと思います。私より極真空手を好きな人はそうはいないと自負しています。極真空手ファンが極真空手オタクになり、極真空手の道場生になり、極真空手の選手になり、極真空手の先生になり、極真空手を仕事にし大会を運営する方の人間になった訳です。こんなに幸せな事はありません。
本日から国際空手道連盟極真会館の第12回全世界空手道選手権大会が始まりました。私は、第1試合から第9試合の主審を務めました。自分が世界大会で主審を務める事になるとは夢にも思っていませんでしたので、とても緊張しました。反省点もありました。最終日の4回戦も主審を務めますので、今日の経験をしっかりと生かして、さらに良いジャッチメントをしたいと思います。
武蔵の森スポーツプラザにて審判講習会と全世界支部長会議がありました。国際空手道連盟極真会館がワンチームとなって第12回全世界空手道選手権大会を良い大会にしたいと思います。私も主審、副審とたくさん仕事があるのでとても緊張しています。誰が見ても良いジャッチメントだったと言われるよう、自分の全てを賭けてジャッチメントしたいと思います。いよいよ明日から第12回全世界空手道選手権大会が始まります。とても興奮しています。24日に誰が王座が掴んでいるのか?!とても楽しみです!
毎日頑張って稽古に励んでいます。私は46歳です。32歳ぐらいから少しずつ肉体に変化を感じました。42歳ぐらいで顕著な肉体の衰えを感じるようになりました。なので力を強くしたり、動きを速くしたり、反射神経を良くしたり、スタミナを付けたりして強くなろうとしたら限界があります。ですが上手くなって強くなる事はまだまだ出来る実感があります。実際に若い頃に出来なかった事が出来るようになったり、若い頃に気付かなかった事を気付くようになったりしています。年を重ね肉体が衰えたからこそのものなのかも知れません。46歳にして空手道にも自分にもまだまだ可能性があると感じる毎日です。一つの事を一生懸命に突き詰めて行けば人生は本当に楽しくなるものだと思います。
お酒を絶ち減量を始めてから58日が経ちしました。なかなか落ちなかった体重がこの3日ほどでグンと体重が落ち85.4キロになりました。現役時代は83〜85キロがベスト体重でしたが、今はもう少し落とした方が良いと思います。12月末には80キロぐらいにしたいと思います。
この4年間で型を20個覚えました。自分が覚えている型を数えてみたら53個でした。空手を始めた頃は型を覚えるのが苦手でしたが、型にしっかり取り組むようになって5年が経ち、私に新たな才能が生まれました。結構難しい型でも4〜5回稽古すれば順番はある程度覚えられるようになりました。本当に驚きです。多分型の成り立ちが分かって来たのだと思います。型にも傾向があって、横一線の型、縦一線の型、工の字の型、丁の字の型、十の字の型、士の字の型ぐらいに分けられます。あとは左右均等に同じ技を出したり、同じ技の繰り返しで前に進んだり、様々な技で前に進んだりといろいろありますが、その型の傾向と特徴を捉えればだいたいの形と順番は覚える事が出来ます。ただ私も完璧に出来る型があるかと言われれば、それはありません。型は沢山できれば良いという訳ではなく、全てをある程度のレベルで出来るよう毎日、型を何個か抜粋して稽古する中で、特に自分に必要だと思う型を得意型にして毎日行っています。そして型は組手に生きなければならないと思います。私は型競技に5年取り組んで来ましたが、まだまだ満足に型を出来ません。空手道の真を極められる日はいつの日やらと言う感じです。
kanno
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