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8年ぶりに組手の試合に出場しました。昨年から極真会館のルールが改訂されました。その新ルールで試合する事が出来た事も自分の収穫でした。準決勝はブラジルのイケダ選手と対戦しました。イケダ選手の試合前のウォーミングアップと一回戦を見て、フック系のパンチとと右の蹴りに気を付けなければと思いました。自分が試合をするとなると相手が物凄く強く見えます。試合前に「前橋さんは、今自分が感じているこの緊張を味わいたかったんだな」「自分はもともと何もない人間で、ボストンバック一つ、命一つ、身体一つで東京に出てきたんだ。勝手に自分がいろんなものを背負っている気になっているだけだ。試合に負けて失うものなんて何も無い。負けてカッコ悪いなんて関係無い。全力で今を生きるだけだ。」そんなふうに思ったら心も身体も熱くなり、いろんな事へ感謝の気持を持って試合場に上がる事が出来ました。試合では左上段廻し蹴りと左下段廻し蹴りで技有りを取り、合わせ一本勝ちで試合に勝利する事が出来ました。試合後、イケダ選手と握手をし「来年、また会おう!」と話し一緒に写真を撮らせて頂きました。空手を通して世界中に友達が出来るのも国際親善大会の醍醐味です。決勝戦は河岡先輩と対戦しました。河岡先輩とは同時代に選手をしていたので、先輩が旧城南支部に出稽古に来た時に一緒に稽古もしました。19年前に私があと一つ勝てば先輩と対戦出来たのですが、私がその前に負けてしまい。対戦する事なくお互い引退してしまいました。19年の思いを先輩にぶつけようそんな気持ちで戦いました。結果は負けてしまいました。でも悔いはありません。その代わり反省はたくさんあります。その反省を明日からの糧に頑張ります。私の決勝戦の試合中、長男は応援しながら泣いていたそうです。妻はその泣いている長男に「泣くな!今、応援しなかったらいつ応援するんだ!」と言ったそうです。なんて素晴らしい家族を持ったのか!と私は幸せに思いました。長男は私のトロフィーを欲しいと言いました。私は長男にトロフィーをあげました。その時に私は長男にこう言いました「パパのトロフィーをあげるから、いつかこれより大きいトロフィーを自分の力でとってパパに返せよ!」長男は私のトロフィーを自分の机に大事に飾っています。いつか長男にトロフィーをもらったらそれを私の宝物にしたいと思います。
国際親善大会が終わりました。私の結果は型競技は予選敗退、組手競技は準優勝しました。対戦したブラジルのイケダ選手、河岡師範、本当にありがとうございました。今回、私が試合に出場した理由は昨年、43歳で亡くなった前橋初段が「もし病気が治ったら、もう一度試合に出たい」と言っていましたが、それが叶わず亡くなりました。前橋初段は道着を着て棺の中で眠っていました。生前の本人の意志で、出棺の時に私が帯を締め送り出しました。その帯を締めている時に私は、前橋初段が出来なかった事を生きている私がやろうと思いました。前橋初段のおかげで私はまた試合場に立つ事が出来ました。稽古に励んだ日々、試合で感じた事、全てが私の宝物になりました。試合をしている時に「俺は生きている!生きているって素晴らしい!」と思いました。だから私は、前橋初段に「本当にありがとう!押忍」と言いたいです。前橋さんが言った通り極真空手は最高です!
朝に大森道場で柔軟体操と型のチェックをしました。そのあと私の母方の先祖のお墓詣りに行きました。私は試合に出るようになってからは東京で行われる試合な前日に、遠方で行われる試合では前々日に必ず先祖のお墓詣りをしています。お墓詣りは先祖を敬い、自分が存在している事に感謝し、覚悟を決める時間となります。そのあとは全国支部長会議と審判講習会に参加しました。夜は私の家に遊びに来ている両親と私の家族でご飯を食べに行きました。体調は絶好調です。あとは自分がやるべき事を「己に克つ」の精神で最後まで貫きたいと思います。いよいよ明日は決戦です。
試合前、最後の身体の治療に行きました。心・気・体の全てが最高の状態に仕上がりました。もちろん緊張しています。でも不安はありません。その場で起きた事を自分がどう受け入れどう捌くかが楽しみです。午後は型のチェックをしました。やらなければいけない事は全て身体が覚えています。あるがままの自分の型を演じたいと思います。
国際親善大会のゼッケンが来て、試合当日に着る道着を決め、試合で使うサポーター類やマウスガードなどを用意している時に流石に緊張して来ました。でもこの緊張感は私は嫌いではありません。今日は試合前最後のスパーリングとミットを行いました。凄く良い仕上がりです。明日と明後日は型を稽古したいと思います。残り2日です。たぶん試合が終わったら今感じている緊張感を思い出し良かったなと感じるのだと思います。
急に寒くなり冷たい雨が降っていました。試合前なので体調を崩さないよう、しっかり服を着込んで家を出て身体の治療に行きました。治療のあと一度帰宅して指導まで家でゆっくりしました。次男が幼稚園でのお祈りや帰りの歌を聴かせてくれました。昼過ぎには長男が帰宅し、みんなで妻の両親が送ってくれた蟹を食べました。とにかくこの時期は動かしたい身体を我慢して動かさない事が今やらなくてはならない事です。明日は少し身体を動かしたいと思います。やれる事をしっかりやって、やらなくてはならない事もしっかりやって行きたいと思います。
村上春樹の「騎士団長殺し」を読み終えました。読み終えたあと、他の村上春樹作品をまた読み返したい気持になりました。今、思いついたのは「ねじまき鳥クロニクル」です。それを近々読みたいと思います。今日は朝起きてストレッチをし矢口区民プールに泳ぎに行きました。今日は軽めにクロールで200mを3本、50mダッシュ3本、バタフライ、平泳ぎ、背泳ぎ、クロールで50mずつメドレーで泳ぎました。50mダッシュは1本目は33秒で泳げました。午後は型競技の稽古をしました。夜の一般クラスではスパーリングを3分6ラウンド行いました。道場生の皆さんの協力で絶好調です!試合まで残り4日です。最後まで慎重に行きたいと思います。そして最後まで最善を尽くして勝利にに結び付けたいと思います。そして自分にどんな結果が与えられても「押忍」の精神で受け入れる自分でいたいと思います。
朝は身体の治療に行き、そのあと「LA・LA・LAND」を観に行きました。妻が自分で2回観に行った作品で、凄くよかったと言っていたので、私も観たくなりました。本当に素晴らしい作品でした。人にもお勧めしたい作品なので、これ以上はネタバレになると嫌なので感想はあえて書きません。自分の試合への調子についても少し書いておきます。先週は月・水・金にスパーリングを6ラウンド行いました。試合に近いテンションでスパーリングをしたので相手をしてくれた道場生には少し申し訳なかったと思います。一緒に稽古してくれる道場生には本当に感謝しています。特に金曜日は追い込んだ稽古は最後と思っていました。はじめ道場生が稽古に来る気配が無かったので予定通りに稽古が出来ないかと諦めたのですが、10分前に楢崎さん、平澤、津田、が稽古に来てくれました。3人のおかげで予定通りの追い込んだ稽古が出来ました。絶好調でした!これで思い残す事はありません。あとは細心の注意をし、しっかり心と身体を整え試合当日を迎えたいと思います。
五反田のFARIDAYSで妻の誕生日会をしました。誕生日プレゼントは私と長男で選んだ折りたたみの日傘でした。サプライズでケーキが来た時は長男も次男も大喜びでお店の人達と手を叩いていました。私も妻もまだ子供が生まれていない頃はFARIDAYSが好きでよく来ていました。私と妻がはじめて出会った時に食事した所もFARIDAYSでした。いつかFARIDAYSで妻の誕生日会をしたいなというのが私の夢でした。それが出来て良かったです。妻は34歳になりました。私と妻が付き合った時の年齢に妻がなった事がなんか不思議な感じがします。何故か私の中では妻は永遠に出会った頃の20代の感じがします。良い意味で妻は出会った頃と全然変わっていないなと思います。
次男の真白の入園式でした。私と妻と次男で幼稚園まで歩きました。線路にかかる歩道橋では次男は電車を見て行きました。次男は聞き分けがよく「2つ電車を見たら行くよ」と約束したらしっかり守ってくれます。入園式では次男はしっかりお座りをして落ち着いて先生の話しを聴いていました。ちゃんとお祈りも出来ていました。私は長男が朝家を出る時に幼稚園にランドセル姿を見せに行くと言っていたので、小学校に迎えに行きました。長男は幼稚園で先生達にランドセル姿を見せていました。先生達と別れる時に長男は泣いていたそうです。先生達に毎日会えなくなる寂しさがあるようです。そうやって出会いや別れの大切さを感じて、優しい人に成長して欲しいと思います。次男は帰りも聞き分けよく帰ってくれました。長男の時は園庭で遊びたいとずっと泣かれました。まあ私達親も子供の扱いが上手くなったのかもしれません。帰りは長男のリクエストでインドカレーを食べて帰りました。長男も次男もインドカレーとナンが大好きです!私が東京に来る時に、東京に行ったら一番食べたかった物はインドカレーでした。自分の好きな物を人にも好きになってもらえる事は嬉しい事です。だから私も妻や息子達が好きな物を好きになりたいと思います。
kanno
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