にゃんことごはん
ごはん



 命日が過ぎると誕生日が近くなる 如月の皮肉にまだ慣れない

一昨年、あと数日でお誕生日、という日曜日の夜、亡くなったショータロー。

大雪の降った週末の白い景色、ソチオリンピックの日々を思い出す2月が今年もやってきました。今年は暖かくて雪も少ないので、ちょっと安堵しています。

今日、仕事で「とある業務の一連の流れをラブストーリーに見立て、各局面のキャッチコピーを考える」という課題を仰せつかり、久しぶりに脳を恋愛モードにしたのですが、どう逆立ちしても、ショーちゃんのことしか浮かばず。
それなりに恋愛もしてきたはずなのに(少なくとも、一子を設ける程度には真剣に)、思い出して「ほわわ〜」となったり「キュ〜」となったりするのは、ショーちゃんのことばかり。
それって、どうよ、ひととして終わっちゃいないかい?
まあ、理由はいくつか考えられるのですが、ここはひとつ、運命の猫と出会えたのは幸せなことだという結論でいいではないか、と、私は納得することにしました。

残念なのは、ショーが毛皮を着替えて戻ってくるのを待つ時間が、おそらく私には残されていないだろう、ということ。
幸せだなと思うのは、まだ私にはニャンと練々と茶々を見送る義務が残されている、ということ。

ショーと出会ったのは、雨の日。ニャンのキャットフードと猫砂を買いに行ったペットショップでのことでした。今となっては、どちらも通販で購入しているそれらを、当時は、ペットショップまで買いにいっていたのだというところに、時代を感じます。
リュウも小学校の低学年で、私も今より若く体力もあり、ノリと勢いに任せても、それをなんとかできたころのこと。

あの日に還りたい、とは思いませんが、あの日、ガラス越しにショータローと出会ったときの気持ちを、もう一度、経験できるなら、ちょっとだけ過去に戻ってもいいかしらん、なんて血迷ったことを、時々考える2月の日。


2016年02月19日(金)



 松の内、まだ間に合うか、謹賀新年

今年もよろしくお願いします。

暮れも暮れ、病院も年末休みに入ろうかという頃合いで、軽いぎっくり腰をやりました。
態勢を変えようとして、「あ」と思い、これ以上動くとまずい、という予感がしたため、軽症ですみましたが、とにかく病院も整骨院もやっていなくて、やれやれです。
市販の湿布薬と痛み止めで年末年始を乗り切りました。

ぎっくり腰になる前に、数の子を買って塩抜きを始めてしまっていたので、おせちは作りました。

前にも日記に書いたことがありますが、我が家のおせちづくりは数の子の塩抜きから始まります。
何故かというと、祝い肴3種のうち、数の子が一番、手間がかかるからです。塩抜きしてから、味を入れなければならないので。
そして、我が家では塩抜きに使った塩水で、紅白なますと菊花蕪の下ごしらえをするのが、長年の習わしになっています。

祝い肴の二番目は黒豆ですが、これは単独でできます。数の子を仕込んだ以上、まあ、豆は煮ようかな、と。
そして、祝い肴三種の三番目。東は田作り、西は叩きゴボウ。どちらも、そう時間をかけずに作れます。

ここまできたら、煮物焼き物も、そうたいした手間でもありません(今年は八つ頭が手に入ったので、ひゃっほー、という感じでした)。
面倒なのは、栗きんとん、とか、だて巻きぐらいのもの。その辺は、大みそかに、酒を飲みながらだらだら作ります。だらだら作るので、よく失敗しますが、そこはそれ、家庭料理ならではの愛嬌ということで。

そんなわけで数の子の塩抜きを始めた以上、我が家のおせち作りを途中で止めることはできません。
自動プログラムのようなものです。スイッチオンで、そのまま突っ走る……。
毎年勢いで、おせちを作っています。

しかし、今年はそれにとどまらず冷蔵庫が壊れるという、追い打ちが。

忙しい12月、そうそう冷凍食材の追加保存もできず、むしろ在庫を切り崩していたのが幸いして多くは残っていなかったものの、冷凍保存していた食材を調理しなければならない羽目に。

いったい、なんの呪い?

結局、ししゃもやホタテはおせちの焼き物に(ししゃもなんて、安上がりの尾頭付き)。
すき焼き用の牛バラ肉は、おせちの合間の牛丼とか、炒め物とか、時雨煮に。

私が買ったスパークリングワインと日本酒、リュウが買った赤ワインで、3が日を過ごしました。
とはいえ、それぞれ入れ違いに仕事やバイトがあり、例年だと一日ぐらいはお正月気分で出かける日があるのですが、今年は3日にパンを買いにでかけたのが、唯一の一緒の外出でした。

いまどき、おせちなど食べない家庭のほうが多いのでしょうが、自分で作るおせちは格別です。年末大変でも、ここで頑張っておけば、正月3が日は、ありものを食べればいいという気楽な感じも、私にはあっています。

実は祝い肴三種のうちの、西の一種、叩きゴボウは今年初めて作ってみました。
我ながら、おいしくできていて、嬉しくなりました。
こういう発見があるから、料理はやめられません。

2016年01月07日(木)
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