にゃんことごはん
ごはん



 ショーと練々のジゴロとヒモな日々

基本的に個人主義な生き物と言われる猫だけど、兄弟猫はやっぱり仲がいい。ポッポとジュリナを見ていると、つくづくそう思う。

ニャンは面倒見のいい長男猫だけど、基本はやっぱり個人主義だ。ただ、彼は平和主義でもあるので、来るもの拒まずでだれのことも毛づくろいしてやる。あみっちは、そんなニャンのことが一番好きで、ニャンのところには、いつも自分から寄って行く。キラリンも基本は個人主義だが、ニャンと似たところがあって、だれとも仲良くしたがる猫懐こい猫だ。ただ、あみっちには逃げられている。追いかけて、さらに嫌われるという墓穴を掘るタイプ。でも、ジュリナやポッポとは、よくくっついて寝ている。

こうやって見ると、徹底してマイペースなのがショーで、ショーについでマイペースなのが練々だ。が、彼らは、常に私に付きまとうという行動形態が似ているため、よく鉢合わせをする。そして、コミュニケーションの撮り方が、正反対なのが面白い。

一定の距離を置いて気を引こうとするショーと、その隙間に潜り込むようにしてスキンシップを図ろうとする練々。たとえば、ショーは寝ている私の周囲を一周して顔を覗き込み、最終的に掛け布団の上で丸くなる。対して練々は掛け布団の上に飛び乗ってニャーと鳴き、布団のなかに潜り込む。あるいは、ショーが足元にはスリンを身体を擦り付けるのに、決して膝には乗ってこず斜め後方30度ぐらいの視界の端やドアから半分だけ顔が覗く位置で監視するとしたら、スタタとやってきてなんのためらいもなくストンと膝に乗っかるのが練々(ニャンやあみっちでさえ、これから膝に乗るよという合図を送るのに、そんなの一切なし)。

そしてそんな彼らは、身体の大きさが同じくらいなものだから、一緒にいると、なんだかおかしい。クラス替えで、それまであまり顔を合わせたこともなかったのに、なんとなくつるむようになった男子中学生のようだ。仲がいいような、戸惑っているような微妙な距離感で歩いているのを見ると、ついつい笑ってしまう。

◆このところお天気続きで嬉しい。リュウがでかくなったせいで、洗濯物の枚数は変わらなくとも、嵩は圧倒的に増えているからだ。昔は小さい服をチマチマと干していて、それはそれで面倒だったのだが、ときどき懐かしくなる。

* 朝−タラコのお握りと昆布のお握り、餃子(前日の残り)、ほうれん草の胡麻和え、もずくと卵のスープ
* 昼−しょうゆラーメン(豚肉、玉葱、にんじん、キャベツ、ピーマン)
* おやつ−チーズトースト(トマトとマシュルームのスープ)
* 夜−サーモン刺身丼(スリゴマ、ノリ)、里芋とゴボウのみそ汁、コロッケ(じゃがいも、玉葱)withパスタサラダ(サニーレタス、トマト、ブロッコリー)

2003年12月14日(日)



 あまりのショックに立ち直れない

今日は、とてもショックなことがあった。猫とはほんど関係ない、我家の大猫ことリュウ(人間の♂)の話なので、興味のない方は、どうか読み飛ばしてください。

リュウは小学校6年生なので、順当にいけば来春卒業だ。で、このところ、卒業文集だのなんだのと、卒業がらみのもろもろの作業で忙しかった。

そのなかに「好きな言葉」を書くというのがあったのだが、リュウの選んだ言葉というのが「気合・努力・根性・やる気」。前々から、どうもこいつは体育会系だと思ってはいたのだが、ここまで体育会系だとは、知らなかった。自慢じゃないが、母親である私の座右の銘は「ケ・セラ・セラ」だし、好きな言葉は「棚からぼたもち」だ。なぜ、このような母から、こんな息子が生まれ育ったのだろう。

リュウが選んだ4つの単語のなかで、辛うじて私にひっかかりそうなのは、気合ぐらいだ。でも、それも「ケ・セラ・セラ(=別名、明日は明日の風が吹く)」でやってきて、どうにもいけなくなったときの、いわば火事場の馬鹿力的な気合でしかない。やる気は、まあ気が向けば、たまに発揮することはあるが、努力や根性に至ってはまったく縁のない言葉だ。

育てたように子どもは育つと言ったエライ(らしい)ひとがいるが、リュウをこんなふうに育てた覚えは、私にはまったくない。つまり、彼は私が育てたのではなくて、どこかのだれか−−気合に満ち、努力を怠らず、根性があって、やる気もあるひとが育てたということなのだろうと思ったら、なんだか、ものすごくショックだった。子どもなんてものは、いずれ親離れするものだし、男の子にとって母親などというものは、エサとねぐらを保証するものであればいいのだということは重々承知していたはずなのに。

で、いったいだれがリュウを育てたのだろうとあれこれ考えたのだが、特定はできなかった。もしかしたらリュウが乳児期から幼年期の大半を過ごした保育園の園長先生かもしれない。リュウが敬愛する小学校の某熱血先生かもしれない。あるいは、毎週サッカークラブでお世話になっているコーチ役のボランティアお父さんたちかもしれない。

いずれにせよ、ぐうたらで酒飲みで、ジゴロな猫のショーとヒモな猫の練々に、日々もてあそばれて(は喜んで)いる母親ではない……ということなのだ。

◆そんなわけで、我家は生命力に満ち溢れた食欲旺盛な猫と大猫のおかげで、エンゲル係数があがりっぱなしだ。ああ、どこかから猫ご飯と人間ご飯が降ってこないかなと、「棚からぼたもち」を夢見る母であった。

* 朝−クロックムッシュ(チーズ、ホワイトソース、ハム)、ブロッコリー、卵焼き、クリームスープ(じゃがいも、にんじん、玉葱、牛乳、チーズ)
* 夜−いくら丼(ノリ、貝割れ大根)、カボチャの煮物、温野菜のサラダ(里芋、にんじん、なばな、ごぼう、サニーレタス)、グリーンアスパラの明太マヨ和え、ワカメとシジミのみそ汁

2003年12月12日(金)
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