2006年10月30日(月) |
今更そんなことを売りにされても |
〜ゲームな話題〜
最近アーケードにはめっきり縁がなくなったんですが(連ザ2もDDRNovaも全くやってません)、ちょっと気になる新作ゲームが。 悠紀エンタープライズの新作格闘、アルカナハートなんですけどね。
「ギャルゲーと格ゲーの融和!」とか「登場キャラ全部が美少女!」とかそういう斬新なキャッチコピーで彩られ………っていうかそれ何てあすか120%?
あのシリーズもう1回作り直したりしませんかね。キャラデザ七瀬葵で。
まあ、「色々駄目な方向に駄目っぽいんだろうな」という意味で気になるっつーことなんですが。
〜読書な話題〜
・シゴフミ 〜Stories of Last Letter〜 著:雨宮 諒 刊:電撃文庫
死者から届けられる手紙「死後文(しごふみ)」の配達人が主人公の短編連作。
よくある「死後のメッセージ」系の話で、そのままテンプレート通りにまとめましたという印象。これといったこの作品独自のルールだとか、スタンスというところが感じられません。それからこれは個人的なことですが、主人公のキャラ作りが「しにがみのバラッド」シリーズと似通っていて、話の内容も含め、あまり差別化出来てないなぁと。
同じ文庫のシリーズですし、この辺はもう少し考えて欲しかったところ。
個人的評価 下の上 こういった話が好きな人なら
・でぃ・えっち・えぃ そのろく! 著:ゆうきりん 刊:電撃文庫
お色気系現代ファンタジーシリーズ6作目。
一応今までの騒動に決着がついて大団円、という結びになってます。特に大きなサプライズもなく、予想通りのエンディングという感じでしょうか。 ただ本来サブヒロイン格であるはずの6人悪魔娘が完全に脇役に追いやられてたり、何か抵抗らしい抵抗もせずにあっさりと解決に向かっていたりと、ちょっとストーリーが駆け足気味。重要な伏線っぽかった組織とかもあっさりと雑魚化されてて、まとめ切れずに無理矢理終わらせた印象を受けます。
一応これでシリーズ完結ではなく、エピソードとしては終了、シリーズは続行(別の視点or立ち位置で?)ということらしいですけど…… 個人的評価 下の上 まあ不条理エンドではなかったので。
〜スポーツな話題〜
競馬。
恒例の競馬観戦@東京競馬場・秋の天皇賞。
人気も割れてるし、こういうときは素直に実績評価しとけばいいのさ、と判断して、トライアル1着馬2頭で固定して3連複流し。何か信念とかそういうのに欠けてる気がしますよ、この馬券。
結果は軸馬の片割れダイワメジャーは来たものの、スイープトウショウの方が来なくて外れ。上位馬全部相手に含んでたんですが、まあ買い方からすると仕方ないかな。
インティライミが行ってくれて、メジャーはレースがしやすかった感じ。きっちり先行して先に抜け出せば相当粘るなぁ、やっぱり。スローで流れちゃうと厳しいかもしれないけど。 次走はマイルCSとか。今の短距離界はちょっとふがいないんで、ここもすんなり勝っちゃいそうだな。
プロ野球。
日本シリーズは日ハムが4−1で勝利。中日の短期決戦での脆さ、拙攻が目立つシリーズだった。来季以降のプレーオフが不安で仕方ない、とは友人の中日ファンの弁。 それにしても、これでパが4連勝かー。観客動員を見ると人気もパが↑のような気がするし、「人気も実力もパ」になってるのかね。
2006年10月24日(火) |
近々移転するかもしれません |
この日記をブログにした方がいいんじゃないかと画策中です。 別に内容は変わらんのですけどね。カテゴリ分け出来た方がいいなぁと。
〜読書な話題〜
・バッカーノ!1934 獄中編 Alice In Jails 著:成田良悟 刊:電撃文庫
久々のバッカーノ。
内容はいつも通り複数視点で場面転換多用。前巻から間が空いてるせいで、話をちょっと忘れ気味でしたが。
上下巻の上に当たる構成になっていて、最後に謎を残したままの引きが上手い。この辺はさすが成田氏。 ただ、この巻だけだと疑問が全く解決しないままなので、ちょっと消化不良の感。もしかしたら次が出てから一気に読んだ方がいいかもしれません。
個人的評価 上の下 成田氏の作品なので甘めかも。
〜スポーツな話題〜
F1。
シーズン最終戦ブラジルGP。フィジケラは6番手スタートの6位フィニッシュ。アロンソが2位に入って、コンストラクターズもルノー。ちなみにマッサ1位なのでドライバーズポイントではフィジケラ4位。 一応後半何周かシューを抑える仕事はしてたし、コンストラクターズも取ったし、まあ最低限のことはしたのかな。こっそりフィジケラが6位に入ってなくてもアロンソが2位を維持してれば結果は変わらない(シューがバトンかわして3位になったとしても、1ポイント差でルノーがコンストラクターズ獲得)とか、そもそも序盤あっさりとかわされすぎとか、突っ込みどころは色々あるんだが。
今年も僚友に水をあけられる結果になったけど、リタイア数が減ったこと、一応シーズン1勝はしてること、それなりにポイントは獲得してること等を含めると、悪くないシーズンだったと思う。あとは来年、アロンソがいないルノーをどう引っ張っていくかだが……
まあ期待しないでおこう。フィジケラだし。
フィギュアスケート。
今年も俄かファン継続の方向で。
キャンベル国際について。 TV中継は見逃しましたが、最近はYouTubeという便利なものがあったので、一応動画で見ることが出来ました。 以下、個人的かつ素人的な見方での感想箇条書き。
浅田舞 ・コンビネーション1回だけなのはまだ調整段階だから? ・全体的に去年よりもレベルアップしてて、TESもPCSも随分スコア上がってる模様。
安藤美樹 ・去年よりずっと安定して調子良さそう
浅田真央 ・相変わらずプログラムに3Tと3Sなし。今回のように3Aが失敗するとやっぱり厳しくなりそう。 ・スピンが何か速度も回転回数も中途半端なような。
高橋大輔 ・ジャンプ不安定すぎ。まあ去年からといえば去年からなんだけど。 ・得意のスピンも速度不足な感じ。 ・調整失敗ムードが。
織田信成 ・去年後半のまま調子良さそう。 ・3Aが1回、3Tと3Lzが2回。4回転がないし、せめて3Aは2回欲しくない? ・でもGOEで+2だの出てるからこれはこれでいいのかな。
中庭健介 ・弱点のスピンが改善したのにジャンプで失敗したらなぁ。 ・クリーンにジャンプが決まればTESは相当出そうなんだけど。ショートで4回転挑戦するくらいだし。
今週末からはいよいよGPS開幕。まずは今回滑った浅田姉妹と安藤が出場。
プロ野球。
とりあえず以前(といっても数年前)に1回やったことがあったと思うんですが、各選手ごとの個人的評価をやってみます。興味がない人は読み飛ばし推奨で。 1軍出場ありの選手を背番号順。評価はABC、+−ありで9段階評価。成績単体と、個人的な期待に応えてくれたかどうかも含めて付けてます。A+が最高です。
投手編
・小山田 保裕
最初に上がってきたときはダメダメだったが、後半は復活。防御率が悪かったのはほぼ前半の負債なので、後半だけ見れば中継ぎとしては及第点。梅津、林と右のサイドハンドは多いが、この2人と違うのは早い球が投げられるところ。実績からも、セットアッパーが任せられれば心強いのだが。とりあえず来季は開幕から働いて欲しい。
B−
・佐竹 健太
最初は良かったんだけどなぁ。夏ごろから状態悪化して、結局いつものような防御率に落ち着いた。左を抑えられない左投手なので、現状はちょっと使いづらい。変化球のコントロールが悪いのどうにかならんか。
C+
・黒田 博樹
最優秀防御率獲得、チーム最多投球回、交流戦からの無敗記録等々。エースとして、投手陣の柱として文句なしの働き。インコースにばしっと決まるストレートは相変わらず見事の一言。来年からいなくなるのは非常に痛いので、残って欲しいところだが……
A+
・大竹 寛
防御率も勝利数も全てが物足りないシーズン。特に内容が問題で、毎年言われている四球過多で自滅パターンが多すぎた。まあ、年齢からすると過剰な期待を掛けすぎという感もあるのだが(黒田だって今の投球が出来るようになったのはここ2、3年だ)、他に期待できる投手もおらんし。 見ていて気になるのは制球が不安定→3点ぐらい取られてからカーブを使い出して安定する、というパターンが多いこと。最初から使えばいいんじゃねえの?あのカーブ、素人目には結構ブレーキ効いてるしいい球だと思うんだけど。
B−
・佐々岡 真司
まさかの復活。…そんなこと言ったら失礼かもしれないが、とにかく予想外の奮闘。前半大竹が計算外になったときも、ダグラスと2人でチームを支えてくれた。その分中盤から後半に掛けてバテが来ていたが、年齢的にしゃーないかな。 投球回数は少ない少ないと思っていたが、1試合平均にすると大竹、ダグラスより↑。まあこれは大竹ダグラスが少なすぎるというところもあるけど。
A
・永川 勝浩
個人的今季投手陣のMVP。黒田よりも貢献度は高いと思う。ベイルに繋ぐセットアッパーとして、ベイル離脱後はストッパーとして八面六臂の活躍。防御率も成績も文句なし。コントロールが安定して、きちっとストライクで追い込んでフォーク勝負が出来るようになったのが大きい。ストレートもようやく球威が出てきたようだし。来季以降も中継ぎ陣の柱として期待。
A+
・ダグラス
離脱するまではチームの勝ち頭。前半にダグラスと佐々岡がいなかったらどうなっていたことか。ただ、どっちかというと打たれながらも抑えるタイプなので、突然ぶっ壊れたりすることがあり、気が抜けない投手でもある。イニング数ももうちょい投げてほしいところ。 来季は残るのかな?
B+
・高橋 建
1年通して1軍にいた左中継ぎは高橋くらいか?とにかくいろんな場面で投げてくれたので助かったが、防御率が示すように安定度はイマイチ。印象度の問題はあるにしても、大事な場面で高橋登板→打たれて逆転のパターンをよく見た気がする。コントロールも悪くないし、まだ球速も出てるんだけどなぁ。一体何が悪いのやら。
B
・横山 竜士
開幕直後はセットアッパーをこなし、防御率も良かったのだが、やはり夏場を越えて疲労がたまってから急激に悪化。1年通して働いた経験がほとんどなく、ルーズショルダーの持病もあるし、この辺は難しいな。それでも過去のシーズンよりも投げることが出来たというのは大きいと思う。来季反動が来る可能性は高いけど。
B+
・河内 貴哉
ようやく復活!と思ったら何かサイドスローになってたり、そのせいで球速は落ちたけど得意のスライダーが曲がるようになって、中継ぎとしてはむしろ進歩してたりで、良いんだか悪いんだか。登板回数は少ないが防御率は良いし、対左打者への成績も高橋佐竹辺りよりは良いような気がするし、このまま中継ぎとして定着するのなら怪我の功名か。 来季以降、左中継ぎエースとして活躍して欲しいところ。それが河内の希望かどうかはともかくとして。
B−
・広池 浩司
序盤の対左投手ワンポイントで使われたときはダメダメ。後半になり、先発やロングリリーフに回されてからは本領発揮。やっぱり長いイニングの方がいいよ。 とにかく便利使いされたシーズンで、先発して3回4回投げたら交代という報われない場面も多かったが、良く働いてくれた。「困ったら広池」という合言葉があったとかなかったとか。
A
・ロマノ
中継ぎにしても先発にしても、イニング途中だろうがなんだろうが突然大崩れする癖が抜けず。人不足で使っていたが、正直若手を上げて使った方がよかったんじゃないかなぁ?
C
・梅津 智弘
フォーム改造で出遅れたが、戻ってきてからは安定した働き。相変わらずのコントロールのよさが光った。難点を挙げれば、コントロール以外に売りがないことだけど……慣れられたらおしまいになりそうなのが怖い。
B+
・長谷川 昌幸
中継ぎで好投して掴んだ先発のチャンスでボロボロ。もう先発やらせない方がいいのかねえ。かといって四球癖、クイック下手の弱点がある以上、緊迫した場面では使いにくいし。使いどころに困る投手になっちゃったな。とりあえず人の足りない来季は先発候補になりそうだが、さて。
B
・大島 崇行
5度登板も勝利なしどころかまともに先発としての責務すら果たせず。現状では力不足としかいいようがない。
C−
・ベイル
抑え→先発→セットアッパーといったりきたり。使われ方が可哀想だったなぁ。ショートイニングでの安定感は絶大だったのだが、どうして先発で使ったのやら。 来季は既にいないことが確定。どこのチームが取るか戦々恐々。
B
・林 昌樹
登板60回防御率3点台は立派だが、オールスター以降、勝ちゲームで投げるようになってからの不安定ぶりが印象強い。毎年のことながら、コントロールがアバウトで、失投を痛打されることが多かった。負けゲームなら良い投球するんだけどなぁ。そろそろ中継ぎの核になってもらわないと困る投手なんだが。
A−
・小島 紳二郎
そこそこ好投はしたが勝ち星には結びつかず。びしっと抑えるより、5回6回を3点以内に抑える感じの投球なので、タイプとしては広池に近い。大島よりは期待できるが、まだ来季ローテに入るには力不足かな。何か売りになるボールがあればいいんだが。
C
・齊藤 悠葵
まず名前から売れた投手。登板回数は2回と少ないが、どちらも好結果。ただ内容はというと、初物だから打ち損じたっぽい感じで、ちょっと信頼するには……ただ、やはり人手不足の来季は先発候補。
C+
・マルテ
フェリシ、ロマノよりは期待の持てる内容だったが、枠の関係であまり投げなかったな。元々前評判は高かったんだし、もうちょっと長く1軍にいてくれると嬉しいのだが。
B
・フェリシアーノ
だから何で使うんだろうねぇ、こいつを……谷間の先発で出てきちゃ3回までに致命的な失点くらって降板するし。もうはっきりといらないと思うぞ。
C−
その他の投手については登板回数が少ない&実際に見た回数が少ないので割愛。 次回(いつになるかは分からないけど)は野手編。
2006年10月22日(日) |
5ボタンマウスが欲しいんですけどね |
マウスの調子がやたら悪いです。
左クリックが反応しないことが多くて、何回も押してるとダブルクリックに変わったりしてさらに苛々。 別に普通に使う分にはあまり影響ないんですが、PCでゲームやってるときに困るんですよねぇ。
具体的に言うとROとか。駄目ですよ、「まだやってるの?」とか言ったら。 本人まだ楽しんでますから。
とりあえず買い換えたいですが仕事が…
〜読書な話題〜
・狼と香辛料III 著:支倉凍砂 刊:電撃文庫
剣も魔法も出てこないファンタジー小説の3作目。
ファンタジー世界の商人と、商人に付き従う狼の化身が、主に商売関連のトラブルに巻き込まれるという、いつもの流れはあまり変わらず。まあ、他の小説にはない、この独特の設定とか話の作り方(ファンタジー世界の商人とか)そのものがこの作品の魅力でしょう。 今回も商売ネタに絞って話を作ってるのは好印象です。これからも下手にバトルとかやっちゃ駄目ですよ。
電撃にしては珍しく年齢層の高い主人公の不器用な恋愛とか、狼の化身に関わる大筋のストーリーも、きちんと進めてるところも良いですね。作者の中で方向性が見えてるんだなというのが伝わってきます。
個人的評価 上の下 読んだことがない人は1巻から是非
・とある魔術の禁書目録(インデックス)(11) 著:鎌池和馬 刊:電撃文庫
相変わらず刊行ペースが早いですねぇ。もう11作目ですか。きちっと定期的に出すシリーズ物というだけで評価を上げてしまいそうです。 ほら、某H2Oとかどうなったのさ。何か後書きで年3冊出すとか言ってなかったっけ。気のせいだっけ。
閑話休題。
魔法や超能力という存在をクローズアップした現代ファンタジー(と言って良いかは微妙ですが)シリーズ。相変わらず熱血系主人公が義理とか人情とかで暴れまくって、ついでに女の子がほだされるという基本ストーリーは変化なし。
この作品、登場キャラ数が多くて、しかも結構思い出したかのように再登場するんで、誰が誰なんだか分からなくなるんですよね。今回はアニェーゼとかオルソラが再登場ですが、これ何巻に出てきたんでしたっけ? 話のパターンも毎回同じで、主人公がジョーカー系能力に頼って何とかする、という流れなので、ちょっと飽き気味です。これだけ長く続いてる割に、ほぼ各巻完結のトラブルバスター系で、大筋のストーリーとかほとんどありませんし。 一応ラストに大ボスっぽいの出てきてますけど……もうちょっと、シリーズ全体のストーリーが欲しいですね。あと主人公の記憶喪失設定、必要なくないですか?毎回最初だけ触れてあと特に使わない設定なので、「忘れてませんよ?」という作者の自己弁護に見えて仕方ないのですが。もう思い出しちゃっていいんじゃないかと。
個人的評価 中の下 変わらないのはいいことなのか悪いことなのか。
〜スポーツな話題〜
競馬。
菊花賞はソングオブウィンド。メイショウサムソンは3冠ならず。 映像見てないんで実際のレースっぷりは分からないんですが、アドマイヤメイン大逃げ、サムソン捕まえられず、後ろからドリームパスポートとソングオブウィンドが強襲、という形でいいのかな。とりあえず前にいたメインぐらいは捕まえて欲しかったところですが……
しかし、ドリームパスポートは3連複のためにいるような成績で。今回は叩き合いで負けたから仕方ないだろうけど、毎回毎回ころころ鞍上が変わるのも問題だと思うなぁ。
勝ち馬が今後活躍するかどうかは……どうでしょうね。評価不能。最近の菊花賞馬は「全然駄目」か「名馬」か両極端になってる気がしますし、一応次走見て決めますかね。
ちなみに馬券は外してますヨ。全部サムソン絡んでるんだから当然ですけど。
来週は天皇賞。毎年恒例なので観戦予定です。(といいつつ昨年は行ってないんですが)ディープは回避らしいので、1番人気スイープトウショウ、2番人気ダイワメジャー辺りですか。……買う馬に困るなぁ。当日のノリで決めそう。軸は決めずに3連複ボックスとかでお茶を濁すかも。
プロ野球。
日本シリーズ開幕。とりあえず2連戦は1勝1敗痛み分け。3戦目以降はお互い先発投手力に不安があるし(朝倉中田なんてシーズン経験0みたいなもんだしな)、ここからは打線が重要か。
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