Epitaph


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2005年05月22日(日)フォー

K君やらその同居人やら総勢6人でチャイナタウンにベトナム料理を食いに行く。その後酒飲んで寝る。

えーとそんだけ。

学校では日本人同士でも英語を話したがる人が結構多いので、こういう普通の集まりが結構ありがたかったりする。
俺は別にどっちでもよくて、英語で話し掛けられれば英語で返す。それはお互い練習になるだろうし別に構わないのだが。

2005年05月21日(土)発症

クラスが一緒だったり一緒じゃなかったりの、日本人の若者連中がジャズフェスティバルに行くなんて話をしていた。11:30集合なので「起きれたら行く」と言っておいたが、起きたので宣言通り行くことにした。

学校から講師が引率で、遠足のようだ。電車、ストリートカーで古びた建物が建ち並ぶ一角へ。場所の名前聞いたけど忘れた。ギャラリーやレストランもある。
えーとまあ普通のジャズフェスですよ。夜は割と有名な人が来るらしいが、聞くところによるとどうやら金を払わなきゃ夜の部は見れないようだ。

ビール飲みながら2つ3つバンド見て、あっさり帰る。それにしてもMとかいう女の態度にはかなりムカついた。


電車を降りてフラフラっとHMVへ。

映画
プラトーン $9.99
ボーン・アイデンティティ & ボーン・スプレマシー のセット $32.99
ハンニバル $9.99
レッド・ドラゴン $21.99

音楽
レクイエム・フォー・ア・ドリーム(サウンドトラック) $24.99
パルプ・フィクション(サウンドトラック) $18.99

こんな感じで買うのはたまに再発する病気みたいなもんだが、何がマズいって今収入ないから。しかもここはカナダだ。どうやって持ち帰ろう?


ボーン〜のセットは、実はもう一つ2本セットを買えばトータル4本で40ドルだったのだが、ロクなもんがなかったので。「コラテラル」と「マイノリティ・リポート」のトム・クルーズセットが目を引いたが「コラテラル」はこっち来るちょっと前に見たばっかりだったので、踏ん切りが付かなかった。でもやっぱ買っときゃよかったと少し後悔。

しかしCDの品揃えが悪い。ミュージシャンが来日した時狂喜してCDを買い漁る、とは聞いた事があるが、、実感。サグラド・コラソン・ダ・テッラとかユニヴェル・ゼロが聴きたいなんつったって、きっとトロント中探してもないんだろう。Amazonだな。

2005年05月20日(金)グローバル

野球見に行った日だったか、薬局で「羊たちの沈黙」のDVDを$9.99で衝動買いしていたのだが、このままではリージョンコードの違いで見れない。


んで、対処はいくつか考えられるが
1. ファームウェアを書き換えドライブをリージョンフリー化する。
2. ドライブを対応させなくても、ソフトだけで無理矢理再生しちゃうというソフトを入れる。
3. ジェイミーの部屋かリビングで観る。
4. 「羊たちの沈黙」は誰かにくれてやり、DVDを買う事自体を忘れる。
5. 諦めてリージョンを変更する。(4回まで変更可能)

1の方法は、自作PCで順調に動いている人も多いらしいが「ファンが回りっぱなしになった」とか動作がちょっと怪しくなった人もちらほらいるようだ。俺も家の自作PCでならやったかもしれんが、今このVAIO君がおかしくなったら泣くのでちょっとこの方法は採れん。

2、ソフト。いくつかあるらしい。とりあえず2つほど試してみたが…一つはファームウェア書き換えろとのメッセージ。使えねえ。2chによると松下製のドライブの多くはなんたらかんたら。もう一つは一応メニューが出たが選択できず、音楽も途切れ途切れ。話になんね。

3は一見ナイスだが、1階につながるところのドアが夜9時頃閉められ鍵をかけられるので、たぶん夜観る事が多い俺にはちょいと厳しい。ちなみに裏口は階段上がった所、その閉められるドアの手前にあるので出入りは自由にできる。

4、うーん。DVD一切ナシの生活はちょいと寂しいな。

というわけで諦めてリージョンを変更する事に決定。別に構わないんだけど、回数限定されるとなんとなくムカつく。


バスを乗り換える所に、BLOCKBUSTERがある。フラっと見てみる。

日本じゃBLOCKBUSTERなんて入った事ないのでこういうシステムがあるのかわからんが、レンタルで使い古したDVDを、自前の1枚と数ドルとで交換してくれるらしい。ミスティックリバー観たいけど今1枚もないし。

薬局でもどこでもそうだが、こっちは「○個で○○ドル」とかいうのがかなり多い。「2枚で20ドル」で「ズーランダー」を見つけたが、もう一枚がどうしても選べなかったため単品で買う。$12.99+tax のハズだが$12.65と言われた。店員の兄ちゃんもあれ?という感じでもう一度スキャンしたが一緒なので、結局その値段で買えた。ラッキー。


色々考えた末の結論であっても、「残り回数4回」を変更するのにはちょっと勇気が要った。ちくしょう。日本に帰ったらリージョンフリーのDVDプレイヤーを買わねば。

んでまた「羊たちの沈黙」「ズーランダー」を観た。…2つとも観た事あるので、全部英語でも字幕なしでもあまり困りはしない。アンソニーホプキンスは正直何言ってるのかよくわからん事が多いが、役柄ゆえ難しい事喋ってるんだろう、とあまり気にしない事にする。

…続編2本は字幕出して観よう。

カナダのDVDはフランス語字幕が入ってたりする。ケースの裏面なんかも2ヶ国語で書いてある。どうでもいいけどちょっと面白い。

2005年05月19日(木)Exhibition

仕事場は今キャシーと俺しかいないのだが、キャシーは今日は終日客先に出ているので、俺は来なくていいって。休みですよ。幸せ。


授業が終わって2階に出ると、VocabularyとReading/Writingのクラスで一緒の日本人CがPCを使いたさそうな感じだったが、激混みなので「留学センターでタダで使えるよ」と言って連れ出す。

メシ食った後留学センターでメールをチェックして、さてどうしようかと。なんせ今日は休み、どこか出掛けなきゃ損だ。Cもこの後ヒマだと言うので道連れに。エージェントFさんに「ちょっとフラっと見て来れるとこないすかね?」と聞いて、古い城とか色々情報を得る。今日はとりあえずハーバーフロントに決定。オンタリオ湖です。


地下鉄を乗り継いでDundas Westまで。月$98で乗り放題のTTCマンセー。街並みを見ながら南へ30分。トロントの東側に来るのは初めてだが、ここの商店街は道路や建物の距離感が、なんとなく日本の古い商店街のようだ。

ここの湖畔は、建物が建ち並び観光スポットになっているらしいUnion駅付近とは違い、、何もなく静かだ。対岸が見えない。海のようだ。水のすぐ近くに行きボーっとする。昔から津久井湖とかでこんな事してるな。


さて、その中心地まで行ってみようか、とKing St.West でストリートカーに乗り込む。5分か10分乗って適当に降りりゃ端から回れるしょ、と適当に降りたらこれがまた大間違いでしたよ。何もない。南or西に歩き続ける。
Exhibition? 変な地名だ。バカでかい建物がいくつかあるがどれも閉まっている。

そのまま数十分歩いてやっとハーバーフロントとやらに着いたようだ。うーん、Bathurstまでストリートカーが正解だったか。
日本語のフリーペーパーに特集があって、色々楽しそうに書いてあるが、、大したもんじゃないなこれ。湖はいいけど。夏になれば色々イベントがあったりするらしい?

ちょいと休憩したいがフードコートがほとんど閉まっている。日本食?は開いてるが、ジョージのおいしいご飯が待っているのにんなガッツリ食えん。飲み物だけ買ってちょっと休んで帰る。

夏に来ればいいんじゃないかな。夏はまだか。

2005年05月15日(日)2日目もネタ来ました

バイヤードマーケットでメシ。トルコ料理の肉と米と野菜とスープ、うまい。

I君の案内で街を見て回る。オタワはケベック州に近いので、ヨーロッパ風な建物が結構多い。ノートルダム聖堂は本家のと比べると大分小さいらしいが、それでもいい感じに荘厳な雰囲気を出していた。美術館でピカソを見て一応写真を撮っておく。美術館だの博物館だの、こっちは大体写真OKなんだそうだ。タダで入れるし。

ちょっと離れた滝を見に行って観光終了。
Kn君が昨日のレストランに言って一言お詫びがしたいと言う。バイヤードマーケットでひまわりを買ってから行ったが、昨日のおばちゃんはいなかった。言伝を頼んでおき、メシ食ってビール飲む。
I君、Kn君とはここでお別れ。いつかまた。


帰りのバスは19:00に出て24:00前には着くようだ。バスもあるし完璧だ。
21:00頃、片田舎のレストランで休憩。サンドイッチを買う。K君は風邪を引いたらしく辛そうだ。

21:30頃、バスが止まる。エンジンを掛け直してまたのろのろ走り出す。何かおかしい。
10分もしないうちにまた止まる。運転手が外に出て車の様子を見ているようだ。すぐ戻ってきたが、今度はエンジンがなかなか掛からない。やっぱ何かおかしい。
結局掛かりはしたが、ギアを上げないで走っている。おかしい。

ピザ屋の前で止まる。車内が焦げ臭い。運転手「エンジンかどっか壊れたらしい」おい。
運転手はピザ屋で電話を借りて救援を呼んでいるようだ。しかしよりによってこんなど真ん中で止まるとは。腕利き整備士のK君は「燃料計がなんたらでギアがどうたらでベルトが焦げたんだと思う」と原因を冷静に分析していた。工具があればこの場で直せるっぽいが。

ピザ屋はさっさと店を閉めて自分の車で帰ってしまった。いや、一緒に待ってろとは言いませんが。


外にでてタバコを吸いながら喋っていたが、そのうち運転手が中で映画の続きを流し始める。タイトル知らないけどケイト・ハドソンかわいい。
英語に苦労しながらなんとかストーリーを把握、面白くなってきてこれから終盤、というところで救援バス到着。

気の利かない事に、運転手はビデオを壊れたバス置いてきたらしい。悶々としながら2時ターミナル着。
タクシーで50ドル以上はかかると踏んで、K君の部屋に泊めてもらう事にする。

2005年05月14日(土)祭り、、、

2時に一回どこかで止まって、隣のおねえさんが降りた。ラッキー。タバコを吸いに出ようとしたら運転手に止められる。降ろすだけらしい。

気が付いたらオタワに着いていた。5:00。2時間くらいは寝ただろうか。
まだ暗い。これから夜が明ける感じ。っていうか何もねえよ周りに。トロントみたいにダウンタウンまで来てくれるわけじゃないらしい。K君が不安になってタクシーの運ちゃんに「ここオタワだよね?」とか聞いている。

運ちゃんが「向こうだ」と指差した方にフラフラと歩く。乗っても10ドルくらいで行けたらしいが、時間がありすぎなので。住宅街だが、2階建てや3階建ての建物が多く、遠くまで見渡せない。
30分くらい歩いて、デカい川に突き当たる。これが何の川なのかもわからない。当然のように下調べなし。オンタリオ州の地図なら持っているが役に立つはずもなく。ていうかどうしてこんな中途半端なもん買ったんだろう?ワイナリー行く時に、とか考えてたっけ?

6時頃街に入る。適当に歩いて城みたいな建物の写真を撮ったりする。デカいのできっと何か有名なものに違いない。


クソ寒いので暖かいものが食べたいが、この時間じゃせいぜいマックかティム・ホートンズか?
人に聞いてまでマックを探したのにまだ開いてない。仕方なくティム・ホートンズでサンドイッチ。高い割にうまくねえんだよなここのは。

Tちゃんが初めて会った時「こっちにはティムなんとかっていう有名なカフェがあるんですよね??」と目をキラキラさせながら言うので「大したもんじゃねえぞあんなん。スタバより悪いかも」といきなり出鼻を挫いたりしたのを思い出した。


ホステルは、元刑務所だった建物で、部屋が牢屋みたいになってるとか。楽しそうだが宿泊施設としてどうなのだろうか…?
「何時からチェックインできる?」と聞いたら「1時からだけど、今金払ったら部屋には行けないけど下でくつろぐなりなんなり好きにしていいよ」と言われる。
ここでK君の友達や、最初のホステルで一緒で、今はオタワに滞在しているI君と合流する予定だが、何時頃来るのだろうか。

結構歩いて疲れたので、ラウンジ?のような場所でくつろぐ事にした。まだ朝早く、誰もいない。K君が棚から「ダイハード」を発見し、ヒマなので朝っパラから観る事にした。
1時間くらい経ったところでK君の友達、彼も"K"だな、、、Kn君としよう。が来た。ドレッドに、たこ糸のようなものを編み込んでいる。ちょっとイカス。「ホステルのねーちゃんが2人に受付来て欲しいって言ってましたよ」と言われるが、ダイハードが面白いので終わりまで観る。


ホステルとして稼動していても、元刑務所としての観光施設でもあるので、宿泊客ではない団体がゾロゾロ歩いていたりする。観光ツアーを何ドルだか、そんなに安くない金でやっている。泊まるならいくら見回ろうがタダ。
というわけで色々見て回る。首吊りの台と縄もあったりしてちょっと面白い。

ロビーに戻りしばらく喋って時間を潰すが、待てど暮らせどI君は来ない。雨が降ってやがるが、オタワまで来てこのまま腐ってるのもナンなので出掛ける事にした。


チューリップフェスティバル、と言うが、メインはどこでやっているのだろうか?街のそこらにちょっとずつチューリップは植わっているのだが。とりあえずなんとかセンターみたいな所で小さくやっている催しを見に行く事に。
デジカメをロビーに充電しっぱなしで放置して、死ぬほどのダッシュで戻ったりしてから改めてGO。盗まれてなくてよかった。

って何にもありませんよ。いろんな人が作ったチューリップのオブジェみたいのがやたら置かれているだけで。Tulip Art Festival と書かれているのでここはそういう所なんだろうか。しかしこれはショボい。ブースみたいのに入ると絵とかもある。どう見てもチューリップとは関係なさそうな絵もたくさんある。

祭りのパンフレットを入手。これによると他にもいくつか催しをやっている場所があるらしい。ここはもういいのでとりあえず出てメシ。…が、メシ屋が見当たらないので朝入れなかったマックへ。カナダ初マック。マズい。
I君からようやく電話。牢屋ホステルにいると言うのでさっさと来い、と呼び出す。


先程の城のような建物は、国会議事堂だったらしい。それはさておき、別の祭りポイントへ。
公園のようだ。ここには結構チューリップが植わっている。数の見当が付かないが、数千〜数万てところですか。ていうか、I君曰くチューリップ祭りといっても1箇所にまとまっている訳ではなく、オタワの街を歩きながら「ああ、ここにもチューリップが(ほのぼの」という感じで楽しむものらしい。

日本のブースがある。三味線と小さい太鼓で民謡を歌っている。なんとなく、あんまうまくねえよなと思ったが、外人どもは結構盛り上がっていた。吉田兄弟とか見たら何て言うだろう?
カタカナで自分の名前を、筆で半紙に書いてもらって喜んでいる人がたくさんいた。K君も書いていたが、持ち帰ってもしょうがないのでその場で見本として置いていく事にしたようだ。


フェイスペイントをしているブースがあり、その横に輪投げのようなものが置いてあって、最初は俺一人で投げていたのがそのうち4人で勝負みたいになってきた。輪投げと言うが、投げるのは馬の蹄のおもちゃなのでこれがかなり難しい。
I君が「負けた奴は顔に何か塗ろうぜ」と言い出す。この野郎余計な事を。熱戦の末、負けたのは俺。

ブースに移動、卓球の愛ちゃんにそっくりな韓国人が俺の顔に何か塗りたくる。美大生だそうだ。K君が「マックのドナルドみたいにしてくれ」とか注文出している。粉臭い。
関係ない人も皆笑っている。おお楽しそうだなお前ら。鏡を見せてくれなかったので俺だけがどうなっているのかわからず楽しめない。最終的にはピエロみたいになったらしい。

そのまま撮影会が始まる。野郎ども、もうちっと横向けとかこっちに立てとか注文を出しまくりやがる。輪投げで負けた程度でここまでやらねばならんとは…。
子供がビビってる。それは仕方ない。ムカつく反応は婆さんに多かった。

ブースに戻り、「水道ない?」と聞くと愛ちゃんと日本人スタッフが「水じゃ落ちないかも」とか抜かす。んだとこの野郎。諦めてピエロ顔のままホステルまで戻ることに。


かなり注目を浴びた。全身そういう服装ならいいんだろうが、下はまるっきり普通なのがさらに不自然なんだと思う。さっきまでゲラゲラ笑っていたこいつらは、慣れたらしく普通に会話している。マックを発見し、あそこで写真撮らせてくれ〜と懇願されたが、もう精神的に電池切れなので断った。
ホステルに戻るとねーちゃん達はいたって普通の反応。面白くない。手続きを済ませるとようやく笑い出した。「超セクシーよ」と言われる。嬉しいけど嬉しくない。

部屋はマジで牢屋だ。ドアが鉄格子。ベッドはショボい。別にいいけど。何はともあれシャワーだ。
シャワーが暖かくならず、ほぼ水の状態だったがドナルドメイクは普通に落ちた。どうやら騙されていたようだ。K君があの2人に「落ちないって言ってくれ」と頼んでいたらしい。……。


裏庭で一服しようと。K君が怪しげなタバコを差し出す。みんなで回して吸う。
2本目で早くもK君が笑い出す。I君はテンション上がっている。Kn君は「やばい」しか言わない。俺は割と普通だと思っていたが、、
集中力がなくなったのは自覚した。向いた方に焦点が合うのが確実に遅くなっている。おまけに人や俺が喋っていた事をすぐ忘れる。「あれ、今何喋ってたっけ?」と10回以上言ったらしい。体がやたら重い。
腹が減ったのでその状態のまま出掛ける事に。


安いのがいいだの一杯で入れないだの、30分以上はさまよっていたハズだが、どこをどう歩いたか全く覚えていない。土地感がないせいもあるだろうが。いかにもこっち風な大衆的なレストランに入る。おばちゃんと会話する。Kn君がぐったりして「水だけでいい」とか言ってるので彼は酔っ払ってる事にしておく。まだ「やばい」しか言わない。

結構な量のスパゲティをサラっと食う。ビールも飲む。Kn君は寝たり起きたり、、だったがいきなり「トイレどこっすかね」と言う。小走りに向かうが途中でゲロっと第一波。やっちまったよ…。
みんなで掃除。やったのはほとんどI君だけど。Kn君は10分ほどでトイレから出て来て平謝りで退散。


ホステルに着いた頃にはKn君はすっかり元通り、で「腹減った」とか言ってる。食ったスパゲティは全部出しちゃったしな。また出掛ける。
俺は吐いてはいないが、マックでコンボとか食っちゃう。割と正常な状態に戻ってきている、と思っていたが、俺がこれだけ食うのは通常ではありえないのでまだ結構効いているんだろう。


ぐったり疲れて戻ったらすぐ寝た。

2005年05月13日(金)上等

長距離バスのターミナルはダウンタウンにあるので、とりあえずK君のところに行く事にした。
「早く来なよ。いいもんあるよ」酒かなんかだろうか。洗濯をしたかったが誰かが乾燥機を使っている。待ってたら遅くなるので出る。

バス来ない。地下鉄の駅に出るまではバス2本を乗り継ぐのだが、それぞれ20分くらい待たされる。12,3分に1本あるはずなのに。どうせこんなに遅くなるなら洗濯しときゃよかった、とか考えながら22:30着。

コリンは相変わらず顔色が悪い。「オタワ行くならバイヤードマーケットのあたりが賑わってていいよ」と地元民情報。
K君が「これだよこれ、いいもの」と言って、ビニールの小袋を持ってきた。中には怪しげな葉っぱが入っている。……。良い物らしい。…ともかく今は時間がないのでターミナルへ向かう。


いよいよオタワへ。チケットはオープンで、XX日ならどの便に乗っても良いようだ。出発直前まで列から外れてタバコを吸っていたら、2つ並んだ席が確保できなくなった。

図々しい事に、カナダ人どもは全員が乗り終える前から席を一人で二つ確保してやがる。5時間かかるので場所を広々取りたいのはわかるが、こういうのは来なかったらラッキーくらいのもんじゃないのかこのカナディアンども。
露骨に座りにくいようにしてる奴とか見ると文句を言いたくなってくる。せいぜい嫌な感じで見るくらいだったが。


24:00発。

2005年05月11日(水)英語英語

学校の後、またSt.Clairまで行って今度こそSINカードの申請。10人くらい並んでて、オフィスに着いたのは15時過ぎ。


日本人スタッフのケイコさんは明日から休暇で、戻るのは31日だと。それまでに勉強がてらにDellのArrayManagerというソフトについてレポートを書いてくれと言う。しかも昨日の話では調べるのも全部英語でやれと。かなりキツいなこりゃ。
実際、もう一人のスタッフ、キャシー(アジアのどこか人)は日本語がわからないので、オフィス内では全部英語だ。

時間が余ったら、とあるシステムの日本語の仕様書を英語に翻訳してみてくれ、と。痛。いや、やってはみますがまさか使いはしませんよねケイコさん。サンプルでもあれば定型句で作れるかなあ、、、。



ジョージに連れてってもらったショッピングセンターに、100円ショップのようなものがある。こっちの$1ショップとはまた違うみたいだが、在庫処分て感じのしょーもないものが1ドルから3ドルくらいで置いてある。電池と目覚まし時計とその他細々したものを買う。

12cm四方くらいの箱に、大量に(100個はあるか?)ガムが入った箱を発見。2ドル。こりゃあ試してみるしかないでしょう。


…信じられないほどのマズさだった。何かの薬品みたいだ。売る前に誰か食ったんだろうか。いや、食ってから売ったなら少なくともそいつらは頭おかしいって事になる。
次は案外慣れて食えるかな、と思ったがやはりマズい。捨てよう。

2005年05月10日(火)始動

社長からの電話で起こされる。水曜日はやっぱりオタワにいなきゃいけないから、会うのを今日にしてくれと。断れん。

15:00に授業が終わるので、開いた時間を利用してSINカードの申請にSt.Clairまで行ったが、「何でもっと早く来ないのよ。もう閉めるわよ」と言われる。とりあえず申請用紙だけ貰って帰る。

留学センターに寄って、時間潰しに喋りつつ申請用紙を書いておく。


会社は幸運にも学校からの帰り道。ここで働くとしたら、街にも行かなくなるし半ヒキコモリになりそうだ。

バスをデカい交差点で降りたが、もう一つ奥の方が近いようだ。なんとか17:00、時間ちょうどに着いたので無問題。
オフィスの中には女性が2人。アジア人ぽいが。声を掛けると「ああ、sinさんですか。社長はまだなのでちょっと待ってて下さい」と英語で言われるが、日本人だった。もう一人は明らかに違うぽい。

社長はすぐ到着。目的とかをまあ適当に話す。「最終的にはワークビザが欲しいんです」と言うと「そりゃ難しいね」とあっさり切り捨てられる。カナダのソフト屋の現状は相当厳しいらしい。

「こうやって来たからといって、すぐうちで君を雇ってあげるというような事はできないけど、うちで手伝いをして英語での仕事に慣れさせてあげる事はできますよ。どうしますか?君次第だけど」インターンシップ留学みたいなもんだな。雇われる可能性が0に近いってのが違う所か。おいおい。
やります、と即答。無給か。。

先の日本人女性(ケイコさん)を交えてしばらく雑談した後、とりあえず食事でもしながら話しましょう、という事になってケイコさんの車で日本食レストランに連れてってもらった。ああ、後で行くんだった…でも言えない。しかも寿司をごちそうになる。


明日から早速始めるという話になったので、「授業料を前金で3か月分払ったのですが…」と言ってみると「じゃあ来れる時間からでいいですよ」と言ってくれた。2時からの授業を朝に振り替えれば1時に終わるので、その後で行くという話がついた。

正直これはかなり助かった。まだ1週間しか通ってないのに「朝から来てくれ」なんて言われたら、断るか学校辞めるしかなくなるし。まだ友達もロクにいないのに。

ケイコさんに「英語の方はどのくらい(喋れるの)?」と聞かれたが、社長が代わりに「今までのやりとりで、まあ少なくとも生きてはいけるくらいは喋れるってのはわかった」と答えた。
いつわかったんだろう。英語でメール来たから英語で返した(3行)時か、爆睡中に電話が掛かって来た時か、、どうでもいいけど。

仕事内容に関して社長が電話を取ったり云々と言っているので「あのう、私が電話を取ると業務に支障が出る可能性がかなり高いと思うのですが」と正直に言うが、「大丈夫だよね?」「そうですね、今は××で○○だから重要な電話はほとんどないので」とか言ってる。マジかよ。


送別会は19時にEglintonで待ち合わせだが、どうにも間に合いそうにない。会社の近くの大きな交差点で降ろしてもらう。ここから南に向かうバスに乗れば、Papeという、目的地Donlandsの隣の駅に出れる。余裕だぜTTC。念のためジャパレスの場所を聞いておいてよかった。

PapeもDonlandsも同じ通りにあるのだが、両方とも古き良き郊外の住宅街にある商店街みたいな感じがしてなんとなくよろしい。
15分くらい待ってご一行到着。


カナダ人の講師、韓国人が3人、その辞める日本人と俺。日本人チームで寿司だの焼き鳥だの適当に注文する。

韓国語と日本語は、同じ意味で発音が非常に似ている言葉があるらしい。「微妙な三角関係」とか「マッサージ30分無料」とか。「微妙な」や「30分」も全く同じ意味らしい。今度ネタに使おう。
喋るのが中心で飲みは控えめだったが、盛り上がって「また近いうちどっか行こう」と。おお楽しくなってまいりましたよ。

2005年05月09日(月)胎動

Iさんが、俺に何か仕事をくれてやれんか、とこっちでソフト屋をやっている社長に連絡をしてくれて、今日中にいつ会えるか社長から直接連絡があるはずだったのだが、ない。

Grammarのクラスで、ある日本人の女の子の送別会をやろうという話になり、明日日本食レストランに行く事になった。そういやこっちに来てから、日本食は米の一粒も口にしていない。楽しみだ。

社長にメールを投げておく。