Epitaph


indexpastwilladmin

2005年04月26日(火)小秋葉

8時半頃起きて一服。まだ寒いですよカナダは。ジョージおはよう。
今日は10時にジョージが近くの買い物スポットを教えてくれる事になっている。

近くといっても余裕で1キロはあるが。デカいショッピングモールに銀行もある。こりゃ銀行はCanada Trustで決まりですかね。
んで酒屋。ほほう瓶は返すのね、ってかビール安。1ダースで10…何ドルだって?俺がこっち来る前に飲んでいたスーパーブルーも負けちゃいないが、こっちは元からその値段だもんな。

中国系スーパー。乱暴に言って全体で2割以上安い。野菜が特に安いか。今日本でバカ高のレタスが3個で2ドルだそうだ。
安いのは結構だがでもここの場所がまだ把握出来ていない。まあ一人で来るような用事もないが。


適当にハム挟んでサンドイッチ。これが昼のお決まりになりそうだ。

さて、またエージェント。Dに「いや実は自分の部屋でネット繋げなかったっす。ルーター買いに行かなきゃいけないんですが安いとこ知りませんかね?」なんて話をしていたら、日本人スタッフと話していた男の人が「College St.にコンピュータ関連の店がたくさんありますよ。そこに行けば30なんぼで買えたはず」と教えてくれた。
しかしワイヤレスルーターで30ドル台??カナダに来るちょっと前に、8000円くらい出して別宅用に一台買っているので、にわかには信じられん。

話をしているうちにDが「うちの生徒で一人、箱開けただけのを50$で売ってくれるって言うんだけどどう?」とナイスなオファーをくれたが、せっかく良い店を知る機会なのでそれは丁重にお断りした。しかしなんて仕事の早い男だ。

しかしこの日本人、カナダだっつうのにLinuxザウルスを駆使している。こりゃただもんじゃないね。聞いてみるとやっぱりその筋の人(プログラマー)だった。
「なんならこれから案内しますよ。暇だし」と有難いお言葉。「ちょ、ちょっと銀行の口座作ってきますんで待っててもらっていいですか?」とのお願いもすんなり受け入れてくれた。なんていい人だ。


何に時間かかったって、トラベラーズチェックにサインするのが大変だったすよ。でも銀行で買うとき何も言わずに全部100ドルで出して来たし、、500ドルは在庫がなかったんだろうな。ともかく銀行口座開設。妙なプレッシャーからは開放された。


16:30、日本ならまだまだ余裕ってなもんだが、早い店は17:00くらいに店じまいを始めるらしい。気質の違いか、商売っ気のない国だ。急がねば。

トロント大学からさらに西に歩いたところ、ステイ先からは1時間ちょいか、規模というか密度はだいぶ違うが、秋葉の小さなパーツショップと同じようなのが点在している。秋葉のアニメ系の店を全部焼き払えばこんな感じになるだろうか。

幸いまだ閉まっている店はない。どうやら中国系が多いようだ。

片っ端から入って行って、「一番安いワイヤレスルータはいくら?」と聞いて回るが、どれも70ドル前後。それでも日本より安いな…しかし夢の30ドル台は?

数件回って微妙にあきらめかけた時、ありましたよ。D-Linkのバルク品…で良いのだろうか、$39.99。安。税金込みで$45.99だが、それでも安い。しかも6ヶ月保証がついている。


案内してくれた人、Hさんは「前に来た時はもっと安いのあったんだけどなあ」と言っていたが、「電気製品は日本の方が圧倒的に安い」と聞いてきた俺はかなり満足だった。
ここに来れば大抵のものは揃いそうだ。今はノート1台なのでこれ以上困ることもなさそうだが。

お礼に、明日のHOOTER'Sに連れて行ってビールを1杯おごる約束をした。

2005年04月25日(月)我が家

まだ雨がちらほら。まったくうんざりだ。

フィリピン人と朝飯。件の3ドルに挑戦かと思いきや、昨日の所が気に入ったらしいのでまた行く事に。平日は5ドルしないようだ。安い。

日本人K君が「安い語学学校ないかな」と言うので今日とりあえず留学センターに連れていく事にした。とりあえず日本人2名とフィリピン人の連絡先を書いてもらってチェックアウト。
今までいちいちトロント中心のUnion駅まで歩いていたが、お隣のSt.Andrew駅の方が近かったようだ。

留学センターからエージェントが電話を入れると、なんとホストのおっちゃんが迎えに来てくれるという話になった。なんてありがたい。


ジョージ到着。荷物放り込んですぐ出発。
食えないものは、と聞かれ肉の脂身だけは食えん、と言った。同じ事書いたな。

部屋はボロクソ言われた中国人の部屋より広い。しかもテレビがある。素晴らしいなおい。
んで肝心のネットだが、、ケーブルはどこに?と聞いてジョージが指したのは電源だった。いや、これじゃなくてネットのケーブルだよ。と言うと次に指したのはケーブルテレビのケーブルだった。ああ……。

キースというインド人?がホームステイしていた。ネットに繋がってるPCがある部屋に入り浸っているらしい。想像した通りだが、あるのはケーブルテレビのモデムだけでルーターがない。ジョージはネットだのPCだのをまるで知らない人だった。

とりあえずケーブル引いてあるのが救いか。こりゃ無線LANおっ立てるしかないでしょう。人んちだけど。
「俺の部屋でネットする為に、今度ルーターっていうちっこい箱を買ってきてこのPCの下に置くけどいいよね?」と聞いて、まるで理解していないようだったが了承を得た。

ケーブルひっこ抜いてVAIOにぶっ刺し、とりあえずメールで非常事態を伝えておく。
ああ、、なんてこったい。こっちでいくらするんだルーターって。


ジョージの友達のアントンが遊びに来る。67歳らしいが、雨が降ろうが雪が振ろうが毎朝5キロ歩くんだそうだ。たいしたもんだ。昔、プロのサッカー選手だったらしい。よく喋る、面白い爺さんだ。
じき、奥さんのロンダが帰ってくる。少し年が離れた夫婦、に見える。

彼女がニュージーランド人でしかも俺の英語の先生だったと言うと大層ビックリして、いろいろ聞かれた。こういうネタは万国共通ですな。


「今日は晩飯作る気しないから、冷蔵庫の中身適当に使って食ってくれ」と言われたが、4人で話をしている時につまみで、なんというかパイ生地みたいのに色々挟んで食ってある程度満足していたので何も食わず。
なんだか疲れて10時頃寝てしまう。

2005年04月24日(日)エル・引き篭もり

まだ雨降ってやがる…。ダウンタウンにいるうちにCNタワー上りたかったんだが。

シャワー浴びて外でタバコを吸っていると、ちょこちょこ話すようになったフィリピン人が「ここの裏に3ドルで朝飯食えるところがあるらしいんだけど行かない?」と誘う。それは行かねばなるまい。

閉まってる。平日しか開いてないらしい。
すぐ近くの軽食屋?に入る。6ドルだがうまいので良し。ベーコンがカリカリだ。
「チャイナタウンの場所聞いたんだけど昼行かない?」おお、行きますとも。


戻ってネットをしていると隣から日本語が聞こえてくる。日本人の男が2人。
PCをしまっていると、視線を感じたので見ると「それで何してるんですか?」と聞かれる。「ああ、ここワイヤレスでも繋げられるんで」というと大層驚いていた。ケーブル繋がってないのにPCで何してるんだろう、と思っていたらしい。

その日本人2名を「これからチャイナタウン行くんだけどよかったら」と誘う。

フィリピン人と地図を見ながらああだこうだ言ってたら、その日本人の一人がチャイナタウン行った事あると。前に少しトロントに滞在していた事があるらしい。
ホステルから15分くらいで着いた。こんなに近かったのか。

そのフィリピン人が麺類を食いたいと言うので向かいにでかでかと看板が出ていた「富豪麺家」に決定。
混んでいる。どうやら選択ミスではないらしい。

…メニュー見ても何がなんだかわからん。中国語でも英語でも、何が何を指すのかさっぱりわからない。字から想像できるものは相当少ない。
とりあえず麺に水餃子が入っていそうな感じの麺を注文。

正解。超極細麺はデフォルトなんでしょうか。恥ずかしながら横浜の中華街すら行った事ないもんで。


戻ってきてダラダラしていると、なんだか慣れた感じの日本人の女に「15時からプール大会やるてけど行く?」 プール? …ああビリヤードか。はい行きます。

近くのプールバーで大会。商品も出るらしい。10人でトーナメントだが、8ボールのルールがわからん。まあとりあえずビールと。あ、カナダ来て初のアルコールだ。

教えてもらいながら2回戦進出。圧倒的優勢だったが相手のボールを沈めて即負け。くっ、楽しいルールじゃねえか。

優勝商品はホステルのロゴが入ったキャップらしい。買う気はしないけど記念にいいかもな、なんて思っていたが決勝の2人を見て俺にはどうやっても取れないと悟る。


戻ってまたヒマになる。タバコ吸ったりPCいじったり、、
スーパーに行った日本人男はしばらくして戻ってくるが、「後で酒買いに行こう」と言ったきり消えてしまった。
ちなみにもう一人の日本人男は先のフィリピン人とイートンセンターという有名(らしい)なショッピングビル?に行っててまだ戻ってこない。

小腹が空いたのでカフェに行く。胃が小さくなった気がする。

夜、スペイン人の母娘としばらく喋る。フィリピン人はジャーナリストらしい。娘の一人を気に入ったらしく、ゴツいデジカメで写真を撮りまくっている。…。

母親の方と話してみるが、母親はスペイン語のみで英語はいくつかの単語しか知らない。なんだかスペイン語講座みたいになって物の数え方を習う。どうやらスペイン語は、フランス語のように男性名詞?と女性名詞?があるらしい。英語が話せる娘の方に「どうやってこれが男性これが女性って判断したらいいんだ?」と聞くと「それを説明するのは難しい」と言われる。うーむ。

水曜の夜にHOOTER'Sに行こうという話になった。楽しみだ。

2005年04月23日(土)ああ

今日こそはトロント中心部の観光をしようと思ったのにまた雨降ってやがる。
げんなり。

それでも出かけてみる。…土曜日で結構閉まってる。テキサスなんたらって気分でもないし…で、結構歩いたけど結局フードコートでトルコ料理、に入るのだろうか。鶏肉はうまかった。
気付かなかったが端っこはタイ料理の店じゃねーか。こりゃ今度行かねば。


ホステルに戻る。過去分の日記を書いたり留学センターでもらった日本語のフリーペーパー読んだりネットしたり。つまらん。

飯を食いに出たが、レストランだのバーだのは一人で入る気しないんだよな、、、
結局カフェでサンドイッチとカプチーノ、そこそこ満足したので戻って寝る。

2005年04月22日(金)

Rと少しMessengerで話してから外出。カフェで朝食。うまい。店員かわいい。

留学センターに寄ってからホームステイ候補の視察。
1件目は学校のあるEglintonからバスを乗り継ぐそうだ。3食付で700ドル。安い。前は750だったらしいが、「ちょっと遠いんですよね。値段下げれば来ると思いますよ」と言って値下げさせたらしい。
俺が土地と英語両方に不慣れなのは明らかなので、Dという韓国人のコーディネーターが丁寧に何度も行き方を説明してくれた。
後で2件目も見に行く事になった。俺が800ドルと聞いて難色を示したので750に値切ったらしい。いい仕事してるなあ。


ここのバスは運転手がいちいち次のバス停をアナウンスするらしい。テープじゃない。しかも運転手によっては何にも言ってくれないらしい。なので一応、どこどこの通りで降りたいと乗ったときに伝えておくのが良いと。

1つ目のバスはアナウンスしてくれる運転手だったが、俺の降りるバス停ではちょっと大きめな声で言ってくれた。15分か20分。通りを渡って他のバスを捕まえる。どの路線も数分に1本くらいは走っているらしい。2つ目は1キロくらい、バス停で3つ。アナウンスしてくれない人だったので、言っておいてよかった。


通りから入って2,3分、どうもその番地と思われる家の前でおっさんが2人喋っている。「ども。えーとここが18番地でいいんですかね」と言うと、「おお来たか、入りなさい」みたいな感じで。せっかちなのかビジネスライクなのか、ポンポンと家の案内と説明をされる。外に灰皿が置いてあり、「タバコはここで吸うのね」「そう、家の中じゃ吸えないよ」「わかってます」てな感じ。

一応「宿が今日の分は延長できたけど、土日はキャンセル待ちで泊まれないかもしれないんです。もしダメだったら土曜日にこっち来ちゃってもいいですかね?」と聞くと「いいよ。わかったら電話してくれ」と言われ安心。


帰りは何も言わずに降りた。レベルが1上がった。
えらく早く戻ったので留学センターの人にびっくりされる。次の物件は17時に行く約束らしい。しばらくネットで時間を潰していたが、それでも時間余りまくりなのでEglintonの街を見回ることにした。

語学学校が多いとは聞いていたが、地元の学生もやたら多い。何かあるんだろう。
Yonge St.を延々歩いたが、なんせ世界一長い通りなのでキリがない。本屋で時間を潰す。品数少ないなあ、、、MLBの2005年版公式ガイドブックを買おうとしたが、落ち着くまで荷物を増やすべきじゃないと寸前で気付いてやめる。危ない危ない。


いい時間に戻ると、Dと日本人のスタッフに「気が付いたらいなかったから焦ったよ」と言われる。すんません。

2件目はFinchという地下鉄の終点からバスで数分らしい。交通の便はこっちの方がいい。
中国人家庭らしい。尖閣諸島は中国のもんだとか謝罪しろとか言われたらどうしよう。

Finch駅。バス停が中国人やら韓国人やらどこだかわからん人やらでごった返している。そういう街なんですかね。それはいいけど混んでるのは嫌だなあ。


バス停から結構歩いた。きれいな家だ。奥さんが迎えてくれる。
「犬は大丈夫?」「犬は大好きですよ」
「Dから聞いてます?宿を明日出なきゃいけないかもしれないんですが」「えーと?まあともかく入って入って」
良かったのはそこまでだった。

「あらあなた、タバコ臭いわね。タバコ吸わない人をよこしてくれって言ってあったんだけど」

…そうなんですか。

奥に通される。旦那さんと握手。奥さん出たり入ったりで時々参加。
まず今の状況を話す。そもそもこの人達ユースホステルというものを知らなかったようだ。
奥さん「この人タバコ吸うのよ」旦那さん「それはちょっと問題だなあ」

「実はうちの娘がちょっと健康に問題があってね。タバコの煙は彼女によくないんだ」
「そうなんですか」
「だからもし吸うなら外で吸って欲しいんだ」
「ええもちろんです」
「タバコは日にどれくらい吸うの?」
「少なくはないです。そんなに多くもないですが。10本くらいですか」
かなり多いよそれ」
「多いですか…だんだん減らしてはいますが」
「その方がいい。君のためにも」
「ええ。娘さんの事もあるし」
「ていうかタバコ止める良い機会だよね(ハァト」
「そうですね…」


そこでDから電話。いや電話したのかな。奥さんいきなり全開。

「あなたがもうちょっと安くしてくれって頼むから値引きしたのよ?それをあなたあんなタバコ臭い人をよこしてきて一体どういうつもり?タバコ吸う人はダメって言ったでしょ?彼一日に10本も吸うんですって。10本よ?いくらなんでも多すぎるわよ。あなたどう思うのこれ?ねえ?もし彼が来るってんなら彼の服全部洗わせてからよこして。あと家の中はもちろん、家の周りでも一切吸って欲しくないの。ていうか他の家は当たってないの?(以下延々続く」

全部聞こえてますよ奥さん……旦那さん沈黙。


電話終わった後も旦那さんに中国語で何か言ってる。まあ俺にとっていい事ではないだろう。

もう一度旦那さんがDに電話、その後「君と話したいって」と電話を渡された。

「本当にごめんね…。君には1件目の方がいいと思うんだ。たぶん快適には過ごせないだろうし。」
「そうですね…」
「そこから出たらどっかから電話してくれる?」
「はい、、了解です」

出る時奥さんは「彼のアレンジが悪かったのよ。気にしないで」みたいな事を言って笑顔でさよなら…人って怖いなあ。
出て最初の一服は涙の味がしたようなしなかったような。娘さんの背骨がタバコの煙とどう関係あるのか知らないが。

帰りのバスはどっか壊れてるのか、運転手がマイクを使わず大声でバス停のアナウンスをしていた。後ろのドアも開かないみたいだし…


Finch駅に着いて電話をかけてみる。1$入れたのに繋がって数秒で切れやがる。なぜだ。25¢でも同じタイミングで切れる。クレジットカードは何でか読み取ってくれない。
どうやら俺はこの電話機に関して根本的な何かを知らないようだ。

ともかくここはホステルに戻り、実家に電話をかけたあの電話機を使ったほうが良さそうだ。

戻る。キャンセル待ちがどうなったか確認。1件目に行くことが決まった今、むしろ宿が取れてない事を望んでいたが、どうやら空いてしまったらしい。今更キャンセルもできないので金払う。

改めてDに電話。
「奥さんが言ってたの全部聞いてましたよ。僕はあの家には行くべきではないし、行きたくもありません」
「そうだよね。1件目がいいよ」
あと土日のホステルが取れていた事を伝えて「んじゃまた月曜に」


どっと疲れて晩飯を食う気も起きず、そのまま寝る。
ともかく落ち着く先が決まってよかった。

2005年04月21日(木)ぶらり

1:30
起きる。超腹が減っている。そういや昨日は朝のパンケーキしか食っていない。とりあえずタバコ吸う。時差ボケで寝れない、というフィリピン人とちょっと話す。

3:15
寝れないのでまたタバコを吸いに出る。

3:40
消えちまった最近の日記を書いていると、真上にあった非常ベルが鳴り、心臓が止まるくらいビビる。
そのうちみんなワラワラ出てきて何だ何だと。とりあえず外に出ろと誰かが言うので出てみると、突き当たりのビルの向こうが火で明るくなっている。おお、火事だ。

デカくて角ばっててカッチョイイ消防車が来て、ホステルの中を一応見回っている。部屋にいなかったので仕方が無いが、デジカメを持っていなかった事を悔やむ。

じきに非常ベルも止まり、中に入っていいよって事で日記書きを続ける。


5:20
シグ2のバッテリーが切れたので部屋に戻る。少し眠る。

7:50
シャワー浴びる。バスタオルを持って入るのを忘れる。

8:20
PCを持って下に降りる。ネットをしつつパンケーキ待ち。
無線LANのWEPキーはHUBの真上のコルクボードに張り出してあった。

9:00
1日振りの食事。ああ、ただのパンケーキでもこんなにうまいよ。

9:30
Rがログインしてきたので11時くらいまでMessengerで話す。


12:00
出掛ける。まずまともなメシを食いたい。
ダウンタウンをフラフラした挙句、とりあえずフードコートで焼飯のようなものと酢豚のようなものと春巻のようなものと温野菜のようなもののセットを食う。微妙。

13:15
留学センターに行かねばならん。ホステルの件の反省を生かし、今回は3箇所、電話番号もメモった。フラフラと駅に向かい、Eglinton行きの往復チケットを買う。買ってる間に電車が行ってしまった。次1時間後かよ。

14:13
なんとか時間を潰した。電車は2階建てのバカでかい車両が10両。素晴らしい。

14:33
Eglinton、徒歩1分と聞いていたが、周りはなんもない。不動産屋よろしくサバ読んでみても徒歩1分圏内にそれらしきものは全くない。どないやねん。通りは合ってるんだけど番地が全然違う。

15:15
公園で地図を広げてもう一度考え、愕然とする。GO(という電車)のEglinton駅からEglinton Ave.Eastを15キロほど西に行くと地下鉄のEglinton駅があるじゃあないですか。うおおおぽぽぽそんなに離れたら他の名前つけろやボケコラあああああ
WebサイトにはEglintonとしか書いてなかったような。常識なんですかね。戻る電車はまた行ってしまったばかりだ。

16:18
電車来た。そうだ俺はトロント郊外の観光に来たんだ。そういう事にしよう。

16:38
おお、やっと戻って来れたよUnion駅。えーと地下鉄か。確か切符代わりのトークンとかいう奴を買うんだったな…$2.50…小銭ないな。10枚で$20…現金あんま使いたくないけど仕方ない。

17:00
こっちがメインのEglintonかあ。全然違うなこりゃ。駅前から1分…やっぱないな。
って通り違うやん。へえ、これが世界で一番長いというYonge St.ですか。

17:15
セブンイレブンで水を買ったついでに聞いてみる。この辺のハズだけど、この場所は知らんからビルのガードマンにでも聞いてみれ、と言われる。聞くと「ああ、ここの地下だよ」
やっと着いた。留学センター。


入って最初に目が合った人に「日本語で大丈夫すかね」と日本語でいきなり言うと「あ?」と返される。ダメだったらしい。隣の人が「日本語」という単語に反応しそのまた隣の日本人を呼ぶ。

語学学校、ホームステイと結構な金が動くので日本語でキッチリ伝えたいところなので。野茂は英語が話せるが、誤解されるのを避けるために今でもインタビューは日本語のみなんだそうだ。それと同じような感じ。


「ホームステイをしたいんですが」(中略)「いつこちらに?」「一昨日」「え゛っ」
俺のような、いきなり来るパターンは最近では珍しいらしい。大体は日本でバカ高い手数料を払って全部決めてから来るんだそうだ。こっちでやればタダなのに。

ブロードバンドのネットが自分の部屋で出来る事が条件だ、と伝えた。食えないものは、と聞かれ、とりあえず「肉の脂身だけは食えん」と伝えた。豚の角煮は食えるがそんなもんが出てくる事はないだろう。

語学学校も安いのがあるらしいので行く事にした。1ヶ月ではあっつー間かな、と思い3ヶ月、1日4時間で1500となんぼ。安いべこりゃ。クラスは6〜7人とちょっと多いが、イベントが多く楽しい学校らしい。南米系の生徒が多いのも特徴だそうだ。

とりあえず明日、ホームステイの候補に上がった家を見に行く事になった。ひょっとしたら2件行くかもしれない。


20:15
昼にガッツリ食ったせいかあまり食欲もない。ホステル近くのカフェでツナサンドを食っておく。レモンティーで舌と口の上側を激しく火傷する。皮剥けたし…。

21:00
メール書いたりしたかったんだが寝てしまう。そろそろ時差ボケが解消できそうだ。

2005年04月20日(水)はじめての

ほとんど寝れなかった。

9時に朝メシとどっかに書いてあったので降りてみる。「朝飯食いたいんだけど」と聞くと「パンケーキが向こうにあるよ」とのこと。タダらしい。気付かなかったがコーヒーと紅茶もタダだ。
何の変哲もないパンケーキのみだがとりあえず朝飯が保証されるのはありがたい。

さらにロビーをよく見るとHUBが設置されている。だからここにPC持った奴が集まってたのか。無線LANのアンテナもあるので喜び勇んでマイVAIOを持参、だがWEPキーがわからんのでネットワークに入れず。仕方がないのでまた1ドル払ってメールを書く。

そのうち場所が空いたので有線で繋いでようやく自分のPCでネットに繋がる。なんてハッピー。タイミング良くRがMSNにログインしてきたのでそのまま小一時間話す。


昨日夜、タクシーで着いたので周辺どころかここがどこだかわからない。雨が小降りになったので出掛けてみる。

日本のようにビルの横に看板が突き出たりはしていないので、目の前に行かなきゃどこが何屋だかさっぱりわからない。

「トロント大学の近く図書館に情報がある。ルームシェアとかの張り紙がしてある」とIさんから聞いていた。ここは間違いなく違うけど何かあるだろう、とメトロホールだかなんだかの図書館に入る。ざっと見回すがそれらしきものは無い。とりあえず入口にあったフリーペーパーを持って一旦ホステルに帰る。

フリーペーパーをペラペラめくっていると、ルームシェアの情報は結構ある。OK。でも携帯が要るなやっぱ…とか考えているうちに寝入ってしまう。

2005年04月19日(火)いちばん長い日

いよいよ出発の日がやって来てしまいました。

今更ユースホステルの予約を試みる。とりあえずネットと朝飯がタダ、しかも料金が1週間で150ドルという、ダウンタウンからちょっと離れた超格安ホステルにフォームからメール送信。R曰く「このシーズンなら余裕じゃないの?」

Rは見送るのが辛いから平日に出ていけと言ったくせに、一緒に出ようと言う。可愛い奴だ。
この2日間、Rはほとんど泣かなかった。よく頑張ったと思う。でもさすがに最後の瞬間だけは泣きそうになっていた。


飛行機のチェックインが17:00。成田までは高速バスで2時間で、16:00に着く便がちょうど良さげだが、先週首都高でかなりムカつかされた俺としては正直不安なところ。念のためその一本前の便を予約したわけだが、12:20発の14:30着予定…。しかも実際着いたのは14:15…。いや、これでいいんだ。俺は間違っていない。


成田は数年前のバリ以来2度目で、ほとんど何も覚えちゃいない。新鮮な気分でいろいろ見回って時間を潰す。
ネット接続が10分100円…高すぎる。搭乗口の方にあるYahooのカフェはタダらしいのだが、16:30まではチェックインできない。ええ払いましたよ500円ほど。

件のホステルから返信が来ている。1週間の申し込みのうち数日はもう一杯だとのこと。それがいつの日を言っているのかわからなかったので、少なくとも19日から2,3日は泊まれんか?と返信したがrecipients failedとやらでエラーで返ってきやがる。直接行って聞いてみるか。


チェックインで「ライターや〜など入ってませんよね?」とか言うので自分で申告してくれてやった。エア・カナダの人は、ライターが2つも入っているのにセキュリティチェックを通過した事に焦っていた。エア・カナダではライターは手荷物で1つだけ許可されるらしい。
まあとりあえず1つあればいい。

しかし。
手荷物検査の時に、チェックの兄ちゃんが「どちらへ行かれるのですか?」と聞いてくる。
トロントです、と答えると俺様が守ったトラの子のライターを手に取り「アメリカ方面なんで一応放棄してもらいたいのですが」とか抜かす。

すでに没収しようとしているその態度に大層頭に来た俺は、穏便に、かつ不快感をはっきりと出し「エア・カナダの直行便でもダメなんですか?」と聞くと「はぃ、、、一応アメリカ方面なんで」と、弱気になりながらもまだ消火器の押し売りみたいな事を言う。

さすがにムカついたので、少し語気を強め「さっきチェックインで『ライターは一つ持ち込める』と言われたんですけど」と言うと「ちょ、ちょっと待って下さい、確認してきますので」と、俺様のライターを持ってどこかに行ってしまった。
右も左もわからない、しかも嫌煙な国で着いて早々ライター求めてフラフラ歩き回るのは嫌だったのでここは俺も譲れん。

30秒ほどで兄ちゃんは帰ってきて、「エア・カナダですよね? …すみませんでした。でも機内では出さないで下さいね」とライターを返してくれた。

こいつこんなんでも相当いい給料貰ってんだろうなー、とか考えた。


席は壁の前で少し広く、そこそこ快適。後ろのバカでかいおっさんが、狭いらしくしょっちゅう俺の席を膝で押す。ウゼーと思っていたら、近くの家族連れがうるさいと言って席を移動した。ラッキー。

隣は空席で、こりゃ完璧だと思っていたら真ん中のシマからガキが一人来ていろいろ話し掛けてくる。最初のうちは相手していたが、このガキ図々しいし段々ウザくなってきて「うるせえよお前。寝てる人もいるんだよ。親のとこ連れてくぞコラ」と言って黙らせる。23時過ぎにようやくいなくなった。


時差13時間で着いてもまだ19日。この日記は1日1つしか書けないのでまだまだ続く。データ管理の点から見てもやはりBLOGのCGI導入を検討した方が良さそうだ。トラックバックとコメント取っ払えばいい具合になるかな。

着陸から外に出るまでに1時間かかった。タバコは1カートンまでという話だが、手荷物は全くチェックされなかったのでプラス5箱。うひょ。しかしいつまで持つやら。

外に出て3服。頭がクラクラする。スタバでコーヒー買ってさらに3服、でようやく復活。


タクシー乗り場は建物の端の方にあるようだ、と歩いていると、途中でいかにも高級車のドライバーらしき服を着込んだ白髪の老人と、ターバンを巻いたおっさんに「どこまで行くんだ」と声を掛けられる。やばいなこりゃ、と思いつつ「スパダイナ駅のあたりまでいくらくらい?」と聞いたら「うーん、47ドル」とのこと。30分くらいかかると聞いているが、、こりゃそんなに高くないよな、と思い乗ることにした。

乗ると「Lincoln」と書いてある。おいおいリンカーンかよ。
メーター付いてないって事は言い値だよな…。メモったホステルの住所を見せると爺さん地図を広げた。通りの名前をインデックスで調べているが、、、おいおい爺さんそこにあるだろそこに。
迷った挙句、175番地つったのに最初75番地連れてくし。「75番地って言ったべ?」「いや175つったよ俺は」「そうかい、175かい、、、OK」
その後もちょっと迷ってから着いた。チップ込みで55ドル渡すととても喜んでいた。記念に爺さんとリンカーンの写真を撮っておいた。


んでホステル満室ですよ。とりあえず近くの大きめのところと、遠いけどいいところの2個所、名前を教えてもらった。近くの方は2ブロック、遠くの方はタクシーで行けと。とりあえず近くの方で。

閉まってるよオイ。どうすんのこれ。
ガラスの向こうに誰もいない。しばらく目の前で待ってたが何も変化無し。
そのうち不審な男が俺の周りをウロウロと歩いたり腰かけてみたりしだした。ちょっと身の危険を感じたので諦めて表通りに出る。
タクシーはバンバン走っているが、まあその辺にあるだろう、と右も左もわからない街を歩いて探す事にした。

…ない。ホステルどころかホテルもない。飲み屋はたくさんあって通り自体は賑わっているのだが。しかも今日のトロント、かなり暑い。機内で28度とか言ってたのは聞き違いじゃなかったようだ。まだ20度余裕であるぞこれ。

30分くらい歩いて諦め、タクシーを捕まえる。黒人の運ちゃんに「ここ知ってる?」と名前を書いてもらった紙を見せると、その遠い方は電話番号が書いてあったので携帯で電話して場所を聞いてくれた。いやあよかった。
安心して運ちゃんに「いやあ暑いわ満室だわ閉まってるわで疲れたよまったく」などと一通り愚痴をこぼすと「ふっふっふ」と笑った。カナダ初笑いゲット。


到着。夜の10時過ぎてます。メーターは丁度10ドル。20ドル渡して荷物を降ろしてもらった後、受け取ったお釣りは1ドルとなんぼか。「いや、10ドルくれよ」と言うと「荷物のぶんも入ってるから」と言われる。

こっちの習慣はチップくらいしか知らない俺はそれ以上は言えんかったが、ひょっとしたら騙されているのだろうか。まあそのうちわかるだろう。
それにしてもダウンタウンってやつですかここは。CNタワーがかなり近くに見えますが。


ドミトリーといういわゆるタコ部屋だが、部屋には誰もいない。シャワーから帰って来てもまだ誰もいない。ロビーや外で盛り上がっているようだ。
こっちの時間で言うと夕方5時頃まで寝てた事になるので、もちろん眠れない。おお、これが時差ボケという奴だな。

第2ロビーとでも言おうか、ロビーの横のリビングみたいな部屋でシグ2でここ最近の日記を書いていたが、突然動作が止まりテキストが全部消えちまった。見事に0バイト。

フテ寝をしようにも寝れない。そんな1日目。

2005年04月18日(月)国際

カナダドルを買った、スペアのメガネを買った、日本みやげも買った、ラストの国際免許証でトラブル発生。買い物袋下げて免許センターに行くと「ここじゃやってないよ。新宿が一番近いかな」ていうかパスポートも実家だし。
まあそんな事も調べていない俺が悪いのだが。

原付思いっきりすっ飛ばし、新宿でも走ってなんとか締め切り5分前に到着。無事国際免許ゲト…はいいがまた一つ問題が。海外に行くっつうのに、更新しなきゃ結局失効するらしい。期間前に更新すると1年短くなるし…どうなのこれ警察さん。

日本食の、左のページが日本語で右のページが英語で出来てる本を買った。実は同じ本がすでにあるのだが、Rが使ってるので。


服はかなり少ないのだが、PC突っ込んでるせいもあってあんま入らない。ボードのウェアと用具を諦めなんとか詰め込む。


Rは今日は泣かなかったが、代わりに白ワインと浦霞をゲロ吐くまで飲んだ。

2005年04月17日(日)ああもう

実家とR宅でWebcamとSkypeのテスト。Webcamは時々接続が途切れる。Skypeはマスタボリュームを最大にしてなんとか使える状態。Rのヘッドセットではもうちょいマシなのでマイクの問題もあるのだろう。

久々に2人で出掛けますか、と串焼き。食い終わって酒もほどよく入ったところでK合流。去年よく行ったバーで追い出されるまで飲んだが、最後だってのに国際関係に関してうだうだ討論していた。

帰ってR大泣き。