実は1月の半ばに旅行に行く予定だったのだが、予約金を払った後に彼女の仕事の都合でキャンセルさせられた。彼女の落ち度もあったのであの時は結構ムカついた。んで改めて日程を選びようやく実現と相成ったわけだ。マイスノボセットで初陣。しかも今回は教えてくれる人がいない。
彼女はスキー。中級者コースはなんとか滑れるくらい。俺の練習にずっと付き合わせるのは悪いので他にも色々と・・結局2人なのにスノボ×1、スキー×2、ファンスキー×1とフル装備で出かける事になった。
夜中の3時ごろ出発・・だったと思う。談合坂に始まって甲府から八ヶ岳へと続く登山道は1500ccしかない旧ウイングロードにはかなり厳しいものがある。時には5000回転近くまで上げて加速したりする。オートマなのに。まあこんなのも慣れっこで。八ヶ岳PAで一服した後は一気に白樺を目指す。
諏訪ICから白樺・蓼科方面へはヴィーナスラインを通る。コギレイな名前がついてるが実際はただの田舎道だ。諏訪IC近辺はまあ割と普通の住宅街なんだが、蓼科に入るともう山道。暗い。車一台も走ってない。
つーか道路が所々凍ってます。バリバリの夏タイヤでひたすら走る。ブレーキをちょっと強めに踏むとすぐケツが滑る。これは危ない・・「チェーン着ければ?」と彼女。でも装着場はたまにあっても雪まみれ・・こんな暗くて狭い山道の真ん中で車止めたくないので却下。慎重に走って小一時間、どうにか白樺国際スキー場に到着。6:30。疲れたので一眠り。
9:30頃起きる。外に出てタバコに火をつける。冷たい空気が実に心地いい。周りの車では準備を終えた人達が続々ゲレンデに歩いて行く。そこでふと気付く。
・・・スノーボーダーがいない。
いつも下調べなんぞほとんどしない俺は白樺国際がスキーオンリーだとは知らずに来てしまったのだ。なんと間抜けな・・つーかこのご時世にナメた真似しやがって今すぐ開放しろ(゚Д゚)ゴルァ!!と、ひとしきり他人のせいにした所で意気揚々とファンスキーを履いて出陣。
俺は自分ではストックをよく使う方だと思っていたが、別になくても困らなかった。せっかくなので回ってみたりする。おお、回れる・・連続2回転して「おおう目ぇ回るようひゃひゃはy」とか半笑いで夕方まで。
街道は車が多いので雪は積もっていなかったが、ペンション村に一歩入ったらもう雪っつーか氷。狭いし急だしこりゃ朝よりヤバイ・・がまた勢いで上ってしまう。下りに差し掛かる所でさすがに「このままじゃこれ以上は行けない」と車を停めたら予約してたペンションはそこからすぐ近くだった。助かった・・
階段で彼女がスッ転んで腰を痛める。かなり痛そうにしている。フラフラでチェックイン。部屋に入るとすぐ横になり、まだ痛い痛い言ってる。「大丈夫か?」と一応声はかけるが、こいつは丈夫な割に痛がりなので実はあまり心配していない。原付でふっ飛ばされた方が痛いっつーの。案の定メシとケーキ食ったらケロっとしてるし。まあいい。
しかしいくら小さいとはいえ俺にとってはホール半分食わされるのは拷問だ。うまかったけど。
風呂に入った後はマスターと自家製の梅酒を飲みながら談笑。カービングスキーの魅力を聞いて非常に欲しくなる。またヤフオク探すか・・誰が滑っても同じ弧になるってのはちょっと悲しいが、スピードによる快感はそれ以上なのだろう・・ああやってみたい。
外は雪がドカドカ降っている。ここまで降ってくれるとあっさり諦めてチェーンをつける気にもなる。
かなり疲れた。
だいぶ馴染んできたシグ2だがさらなる裏技があるという。
シグ2はドコモの製品なので誰も使いもしないFOMA端子がついている。だがこのFOMA端子、よく見るとUSBの小さい端子と形が同じ。
NECからPocketGearというパッとしないPocketPCのPDAが出ている(た)のだが、これのオプションとして売られているUSBインタフェース変換ケーブル(MC/PG-UK02)を使うととりあえずUSB機器が刺さるようになるらしい。CD-ROMとかHDDとか。別になくても困らんが面白そうだ。
しかしシグ2にはUSBホストの機能はない。そこでPlatformBuilderというWindowsCEのOSを作成するツール(数十万するらしい)から2つ3つのDLL(USBドライバ)を抜き出し、シグ2にぶち込んでUSB機器が動くようにしてしまおうって話なんだが、まったく誰がこんな事を考えつくんだ。色々と探し回ってるうちに偶然ドライバが某(ゲフンゲフン で(ゲフンゲフン いやはや全く偶然ですなあ(゚∀゚)
あとはMC/PG-UK02を手に入れるだけだが、PocketGearは既に生産終了している。メーカーの部品保持期限があるのでオプション品であるMC/PG-UK02はたまには作っているのだろうが、ヲタ市場では品薄状態がしばらく前から続いていてヤフオクでは定価1000円のケーブル一本が3000円という相場。アホらしい。
2chというのはどうしようもない所だが、本当に役に立つ。オンラインショップの「パソQ」で売っているとの情報があり速攻注文。
確認メールで「取り寄せになるが現在メーカーにて在庫切れの上、次回の入荷の目処も全く立っていない」と言われるが、ヤフオクの転売野郎に3000払う程の情熱もないのでまったりと待つ事にして入金。
ヲタやのう・・
ヤフオクでスノーボードケースを落札。新品を業者から。
商品説明の文章とか自己紹介欄とか取引メールから一定量の電波が感じられたが、モノ自体は無地でなかなか渋いしかなりしっかりした作りになっているようなので多少の事には目を瞑ろうと思う。
暇に任せてシグ2で遊ぶ。
色々なソフトをインストールしていて、やっぱりActiveSync(母艦PCとの接続)が必要になってきた。ソフトを作る際、何でこんな事をしなきゃインストールできない仕組みにするのかさっぱりわからんが、とにかく母艦PCと同期させなければならなくなった。
母艦とのパートナー関係を1度確立してしまえば後はLAN経由でActiveSyncできるらしい。要するに最初の1回の接続の為に3000円以上もするケーブルを買わなきゃならんという事。それは嫌だ。
しかし偉大な先人はここにもいた。レジストリに300行程書き加えるといきなりLANでActiveSyncできる、という技を公開しているサイトを発見。
手動でレジストリに書き加える事でパートナー関係を作った事にしてしまうという実に痛快な技だが、、ヲタパワーってのは凄いね。コピペ1発で終了。感謝感謝・・
どうでもいい話。
寝袋は結構快適だった。
電話で起こされる。俺の横で椅子を並べて寝ていたハズのリーダーからだ。出掛けた事にまったく気付いていなかった。「そろそろ起きろよ」と言われ時計を見ると8:30。最終日、何と爽やかな目覚め。
プログラムや資料など成果物をまとめて後はまったり・・・と久々に最終日らしく過ごしていたらリーダーから電話。またエラーが出たそうだ。調べてみるとまたしても単体レベルのしょーもないバグ。最後までこんな感じ。
火曜だかに受けた面接の結果が確か今日出るハズだったが一向に連絡が来ない。16時頃、気の長い俺様もさすがにしびれを切らし会社に電話。すると営業さん「結果が今日の夜とか言ってるので断りました」 えっ。まあいいけど・・・現状でこれ以上面白そうな案件ってもう来ないような気がしないでもない。
六本木の本社から50くらいのおっさんが2人来る。「デリバリーさん」と呼ばれる何か運んだりする担当の人達らしい。「デリバリーさん」は数人いるらしいが、数十人規模の会社でそんなに運ぶものがあるのだろうか。理解不能。
リーダーとSE2人が本社の仕事、俺を含めたPG2名は撤収という事で麻布分室は残念ながら閉鎖らしい。ここ数日、リーダーは事あるごとに「本社戻りたくねえぇぇ」と愚痴をこぼしていた。合掌。
でも部屋は借りたままで荷物置き場にするらしい。家賃25万の倉庫。何考えてんだか・・コンテナでも借りればいいのに。
最後なので一応本社に挨拶に行く。本社に拉致された2人のSEに会う。結局一度も麻布のメンバーで飲みに行ってないので誘って夜の六本木へ。つっても普通の飲み屋。六本木本社の悲惨な現状はもはや笑い話でしかなく、充分に酒のつまみになる。
「まあ困った事があったら連絡取り合いましょう」と全員のメールアドレスを聞いて解散。4人のうち3人フリーだし。
まあいいリハビリになった。条件付きだがフリーとしてなんとか食っていけそうだ。3年もほとんど同じ事してたから大いに不安だったが。
つーかまた仕事決まってない。2度目の強制休暇(無給)に入る。
11時に神田。遅い時間の面接は嬉しい。
現れた社長さんは癒し系のおじ様といった感じ。経歴書を見て「PL/SQLは大丈夫ですね」と言うので「はい、問題ありません」と答える。あとはほとんど雑談。今日は楽だ。
俺がもう一つ話を進めている事は了承を得ているらしい。でもこの社長さんは明日の15時に現場の人と会うのでそれまでには決めてもらいたい、とのことで「では向こう(春日の仕事)は明日の14時までに回答するように言います」という事になった。間に合うのか?
営業さんと昼メシ。この人かなりのメタラーという事が発覚。本場のモンスターズ・オブ・ロックなんかも行ったらしい。すげえ。
「最近ので何かオススメあります?」と聞かれた。しかし80年代からリアルタイムで聴いてきた人に新しく薦めるものなどほとんど無いのだが、メロディアス系寄りらしくパワーメタル、ヘヴィロックが手薄なようなのでとりあえずSLIPKNOTを薦めておいた。
元巨人の土井のサインを偽造して売った話はかなり笑った。
やはりリーダーが出ずっぱりで昼間ほとんど連絡が取れないのは痛すぎる。仕様のズレを直す何度目かわからない作り直しの後、動作確認がようやく終了。0:16の電車を逃すと帰れなくなってしまうのだが、、時計を見ると0:14! NO WAY!!
凄まじい形相で階段を駆け降りホームまで必死に走る。その甲斐あって町田に帰れる最後の電車を無事見送る事ができた。・・・。
思い返せば22時頃、なぜジャパネットたかたの話であんなに盛り上がっていたのか甚だ疑問だが、とりあえず帰れなくなった事実を受け入れなければ。フリーの身にはタクシー券など存在しない。夜食を買って職場に戻り、同じく泊まりのリーダーと3時頃まで雑談した後なぜか置いてある寝袋で就寝。
なかなか面白かった。
朝青龍が横綱に昇進した。上位陣がほとんど休場している中での連続優勝なので疑問符をつける人達もいたらしい。確かに「そんなに強いか?」とは思うがとりあえず初場所は立派な相撲を取っていたと思う。いや、実のところ朝青龍にそんなに興味はないのだが。
新横綱の誕生より「平成の大横綱」貴乃花が引退した事の方がやはり重大なニュースだろう。はっきり言って彼の相撲は見ててちっとも面白くないのだが、当然のように全勝優勝していた頃に「あと何十回優勝するんだろう」とか呆れていたのが懐かしく、少し悲しくはある。
俺が好きな魁皇、武双山はもう横綱は無理っぽい。もっとも近いのは千代大海だろうが、横綱昇進後も長く相撲を取るためにはトレーナーのケビン山崎とそろそろ縁を切った方が良いのではないかと思う。このままでは清原の二の舞になりかねない。肉体の限度を越えるパワーを維持する事が出来るならもうそれは「グラップラー刃牙」の世界だ。
金曜日の方のルートで二次面接。春日。珍しく15分くらい前に着いたのに既に全員集合している。金曜にもいた暗そうな奴とやけににこやかな新しい奴もいた。
ASPだけじゃなくていくつかプロジェクトがあり、どれになるかわからんとのこと。ふむ。面白そうだ。
肝心なネット環境はないらしい。いや、あるにはあるがプロパーだけだと。そういう現場は稀にあるが、正直「ふざけんじゃねえよ」つー感じだ。俺の全ての疑問にGoogleより早く答えられるのかお前ら?ああ!?携帯メールで勤務表送れるのか?おお!?
まあ遊び道具がないと非常に困るって話なんだが。
よくわからんがとにかくカミカミだった。これまで結構な数の面接を受けてきたが今回はBEST3に入る噛みっぷりだ。引率の人は一次面接の時とのギャップにさぞかし驚いたことだろう。確かに質問は妙なものが多かったがそれ以上に取り乱していた。なぜだろう。俺もまだまだ修行が足りん。
今日始めて見た新しい奴、話を聞いているとこいつはプログラマでなくほとんど営業だ。んでそれがワザなのか知らんが俺様が使った言葉をちょちょいとアレンジしてそれっぽく答えてやがる。相対評価ではないがカミカミの俺様と比較するとこりゃ結構痛い。少なくともトークに関しては。くっ、この野郎・・今後使わせて頂きます。
大詰めに来て初の休日出勤。とは言っても今の俺の仕事が間に合わないからではなく、ここんとこ別プロジェクトに借り出されっぱなしのリーダーが持ち帰った仕事を手伝う。もう一人出た人とデータを延々読み上げチェック。
まあ別に出なくても良かったのだが、リーダーがあまりに悲惨な状況なので協力しようと思った。今月は勤務時間が180時間を超えて残業代が発生しそうだから、というメリットもあったわけだが。
帰り際に年末からこれまたトラブル対応に狩り出されているSEの人から電話があった。なんでも六本木の社長が今更俺らPG2名の契約を延長できないかとかなんとか言い出した、という情報を教えてくれた。
(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?
社長・・・いくつもの客から呼びつけられて怒られてるうちに頭が逝ってしまったのだろうか。
まあ何ヶ月か前にも同じような事があったが・・とりあえず「いやーもう無理っすよー。つか営業が蹴っちゃうんじゃないすかね?」て感じで答えた気がする。
ありえない額を要求するのもアリかもしれん。そのうち火を吹いてる六本木の巻き添えを食うのだろうし契約反故にされて困ったし、、まあ最低15万UPかなヽ(゚∀゚)ノアヒャ 断ってくれた方がたぶん幸せだし。
この間面接を受けた春日の案件が別なルートからも「人いませんか」と話が来たらしい。んで営業さんが「こっちの方が風通し良さそうなんでこっちにしましょう」と半強制的にこの間のルートをブッチしてしまう。俺は今の仕事で延長が決まった、という事にしたらしい。まあ通ればどっちでもいいんだが・・。
というわけでまた同じ案件の面接。夜の新橋、しかも金曜だ。最悪な人手だ。言われている通りおっさん率が非常に高い。なんなんだ。
なんだかいろんな会社から人が集まって総勢10人を超える。過去最多な人数。だからと言って他に何が違うわけでもなく、また適当に喋って無問題。
しかし今回一緒に面接受けた奴ら、暗そうだなあ・・・まあヲタが多い業界なのはわかってるけどさあ。俺も変わりゃしねえってか。うるせー馬鹿。