馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2008年01月22日(火) 大・寝正月〜油断

寝たきりが続くと体力が落ちていきます。

リハビリのためにも、動けるようになったら動かないといけません。

というわけで、久しぶりに電車に乗って出かけてみたり。

でも、まだまだですね。

すーぐ疲れちゃう。
しかも、まだ身体の痛みが奥の方には残っていて、動き続けているとこれが出てくるんですわ。

復帰といっても半日くらい限定。

さて、ここ数日の天気予報では、東京でも雪が積もるなんて話題が。
ずーっと家にいると影響はあまり無いんですけれど、外はとても寒くなっているんですね。

そんな中にいきなり、体力ゼロの状態で出て行くもんだから。

普通の風邪も引いちゃいました。

いや、充分すぎるくらいの寒さ対策はしていたんだけれどね。
予想以上に身体が弱っていたようです。

完全復帰がさらに延びてしまいました。
はあ。



2008年01月17日(木) 大・寝正月〜快方

寝たきりが続いてくると退屈で。

頭は元気なのです。
頭痛は無い。
熱も無い。
喉や鼻がダメなわけでもない。

ただ、身体に痛みがあって動けないから寝たきり。

持ってるDVD、全部観ちゃったんじゃなかろうか。

   ◆

といいつつも、徐々に身体も動くようになってきました。

そしてついに今日、今年初めて電車に乗りました。

人の群れが新鮮に見えたもの。

サラリーマンだ。
女子高生だ。
買い物帰りの奥さんだ。

社会だね。
これが社会なんだね。

ただいま。

およそ3週間ぶりに家族とお医者さん以外の人間と会話しました。
電話やメールのやり取りはしていたけれど、顔がそこにあると違うね。

   ◆

でもね。
まだ6時間が限界です。

動き続けていると、傷ついた神経が身体を不自由にします。
痛み止めのクスリが切れるともうダメ。

もうしばらく自宅療養が続きます。

つくづく、なんで最寄りのTSUTAYAがつぶれたのか。
残念でなりませんよ。

もう観るDVDが無ぇっつの。



2008年01月11日(金) 大・寝正月〜小康

年末に発症した帯状疱疹。
いまだに闘病中。

お医者様はあと1週間は頑張れって。

今も痛み止めのクスリにすがっています。
飲む回数は減らせたけれど、それでも飲まないと我慢できなくなる時があります。
少なくとも寝る前は絶対飲まないと。

クスリが切れてくると痛みが走ります。
クスリが切れてくるとウンウン言い出します。
クスリが切れてくると眉間にシワを作りながらモゾモゾします。

それってアブナイ人じゃん。

早く社会復帰しないと。

ずーーっと寝てますから。
足を引きずりながら居間と自室を往復。
これだけが運動らしい運動。

実感できる勢いで体力が落ちています。

それってアブナイじゃん。

早く社会復帰しないと。

いや、ほんと。



2008年01月07日(月) 大・寝正月〜安静

正月4日になって皮膚科へ。

この病院の皮膚科の2008年患者第1号になってやりました。

何の自慢だ。

嬉しいことに美女医。
こりゃあ元気になります。
大事なことよ。

患者も少なく、時間をたっぷりとって診てもらいました。
先生、やたらと同情してくれました。
同情という薬がないのが悔やまれます。

   ◆

血液検査では何年ぶりかの注射。
もう10年以上やってないんじゃなかろうか。

幼い頃からの注射嫌い。
諦めて左腕を差し出しながらも「痛いですかね? 嫌なんですよ」と無駄な抵抗。
「射す方も嫌なものなんですよ」とあまり安心できない説得をされながらブスリ。

何歳になっても怖いですわ、お注射。
新年早々こんな残念イベント。

新たにお薬をもらって。
「とにかくグダグダしててください」と忠告されて。
「2週間は我慢してくださいね」と宣告もされて。

もうしばらく半身不随の不自由な生活が続きます。

バイトもスタートを遅らせます。
日常の全てのスタートを遅らせます。

治ったら猛烈なスタートダッシュかまします。
みてろ、こんちくしょう。

だからそれまでは、先生に言われたとおりグダグダします。



2008年01月05日(土) 大・寝正月〜診断

正月もまだ2日というのに、文字通り「身体を引き摺って」救急外来へ。

今年もお医者様にはお世話になります。

本当は皮膚科なんだけど、皮膚科は4日までやってないんだって。

ただ、とにかく痛みだけは除いてもらわないと。
患部が広くて痛くて、大袈裟でなく半身不随。
このままじゃメシも喰えねぇ、眠れもしねぇってんで内科へ。

医者ってのはすごいですね。
いや、稲葉も火傷にしちゃオカシイとは思っていたんですけれどね。

稲葉の背中を見るなり、帯状疱疹ですねっと即断。

   ◆

帯状疱疹。
たいじょうほうしん。

水ぼうそうと同じウィルスが原因。
ほとんどの人が元から持っているウィルスだそうです。

基本的に弱いウィルスで、人にはほとんど影響を及ぼさないんです。
ただ、まれに抵抗力の弱い人に牙を剥くそうです。

抵抗力の弱い稲葉、あえなく撃沈。

ただ、バカにはできない病気でひどいと入院だそうです。
あと、稲葉も経験してますがとにかく痛いという嫌な症状が。

稲葉は入院こそ避けられましたが、まだ2週間くらいはダメだって。
あと半月もこの痛みと過ごすのかと思うと泣きたくなります。

ウィルス用の薬と痛み止めの薬。
薬が大嫌いな稲葉ですが、この苦痛から解放してくれるなら飲む。

お雑煮喰って薬も飲んで、ようやく正月の落ち着きを取り戻しました。

三が日明けたら、さっそく皮膚科です。



2008年01月04日(金) 大・寝正月〜発症

昨年のクリスマス前後から身体に発疹。
右上半身の5割が水ぶくれに覆われました。

まず背中の半分が真っ赤に腫れあがっています。
右胸部に三角形を作るように5百円玉より少し大きいのが3つ。
さらに脇の下10センチ、右の二の腕があたる位置にもミカンくらいのが。

寒いために湯たんぽ抱いたりしていたから低温火傷かと思いました。

痛くなかったのと年末ということで病院には行かず、アロエの軟膏を塗って過ごしていました。

しかし徐々に痛くなってくる患部。
触るのはもちろん、服が当たっても痛い。
皮膚が動いても痛いから、身動きも億劫になってくる始末。
ん、おかしい。

   ◆

そして元日。
お屠蘇気分を吹き飛ばすように、痛みが一気に牙を剥いて襲い掛かってきました。

動くと激痛が走ります。
それ以前にじっとしてても痛い痛い。

皮膚が千切れそうな、神経を直接痛めつけてくるような感覚。

布団の中で自分の髪の毛と毛布と枕を入れ替わりに掴みながら悶え苦しみました。
患部が背中と胸だから、前後から同時に痛めつけられます。
呼吸もままならない有様。

布団に入ってから太陽が昇るまで落ち着くことなく、それこそ死ぬんじゃないかと。

せっかくの初夢が台無しだよ。

こりゃあ今年も苦労しそうです。



2008年01月01日(火) 新年のごあいさつ

平成20年になりました。
今年も稲葉 馨と『馨絵詞』をお願いいたします。

この年末は身体の調子がまったくすぐれず、ほとんど横になっていました。
明けてからも数日は布団が恋しい身体でしょう。

ま、スタートからつまづいてます。
ここでつまづき尽くしてしまえば良いですね。
ポジティブだぜ。

今年が貴方にとって稲葉にとって良い年となることを祈っています。
良い事いっぱいあって、そのたびに会って遊んでお話ししましょう。

そうなることを信じているから。

新年明けましておめでとうございます。


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稲葉 馨

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