xxxxxx 表面張力(仮)

虚実入り乱れても記録
20010802--



2002年06月28日(金)

馬鹿の二乗

 仕事が忙しくなる.
 来月中に出さないといけない分析結果は最低2種類ある.来月から始まる,秋に行われるある仕事の準備は事務手続き等の下働きは私も加わることになった.それに加えて夏中の投稿が業務命令になっている論文が1本.
 役に立つのか.
 私は仕事ができるのか,続けていけるのか.
 そう毎日考える.それでも手を止めることこそ一番の無駄であることもわかっているから,とにかく動く.使える結果を出すこと.それが仕事.
 義務の他,これは後々役に立たないかなと思っている作業を進める.必要かどうかはわからないが,必要になったときにすぐに使えたら便利だろう程度.
 疲れが溜まっているせいか,動きが鈍くなってすぐに休んでしまう.この休憩時間が無駄なことも知ってる.
 がんばろ.使えるヤツになりたい.


 …としみじみ考えているところで,保健室(のようなもの)の前にある体重計に,業務時間外にそっと乗ってみた.
 ヘイ!ブラーボーゥ!
 ベストの体重に戻っているではありませんか.最近,夜お腹が空いてお菓子を食べてしまったりしていたのに!
 忙しい万歳(体重的にはありがたいぞ).
 あとは弛緩しつつあるような気がする腹をどうにかするだけさ.



 恋人の腹は見事に無駄肉がない.
 二重腹の話をしているときに,彼はさらりと「でもそんな皺なんてできないよねえ」と言ってのけた.
 ……できるよ.悪いかよ.
 (貧相なカラダをしているのでさすがに二重腹ではないが,しかし無駄な肉くらいは確実に存在している)
 その存在を示すと彼は慌てて,でもかわいいよ気にしないよと言う.言うがもう遅い.私は拗ねた後なんだよ.

 そんな他愛もない会話をするために,平日にお互いの職場の中間地点で会ったりしている.
 見事なまでの馬鹿二乗.


2002年06月24日(月)

嫉妬

 お互いの過去に嫉妬している。
 別に、子供というような年齢ではないのだからこれまで色々あって当然、と分かっている。色々あったからこうやって一緒にいられるコトも。
 でも、それでも悔しいと恋人は言う。その言葉が嬉しい。
 もっとワタシを手にいれて?



 仕事でイマイチ役にたっていない。焦るな、と言い聞かせるがざわざわする。
 時間かけて、確実にやっていこう。多分、近道なんてないさ。
 自分で生きていける人になりたい。


2002年06月21日(金)

苦手な同僚

 苦手な種類の人が職場にいる.
 そんなことありふれていて当然なことで,苦手な人がいない方が希でカミサマに「カミサマありがとう!すばらしい職場を与えて下さって(跪いて天を仰ぐ)!」と感謝の言葉を蕩々と述べなければならないのかもしれない.少なくとも,苦手で済んでいるだけマシなのだろう.
 何も聞こえていないと言い聞かせながら自分の作業を黙々と進める.彼が他の人と話しているコトを聞いているだけでうんざりしてしまうのだ(別に自分が話すときには感情がないので何の問題もない).
 その一言(では済まないが)多いのは,なぜなのだろうと不思議でならないよ,ワタシは.


 待ちこがれていた金曜日ももうすぐ終わる.
 これから友人が泊まりにやってくる.夜はこれから.朝まで話す予定.


2002年06月18日(火)

『食う・やる・寝る』しかしていない

 日本チームは負けたらしい,ということを作業部屋で携帯で調べて知った.
 特にサッカーに興味はないので勝敗をチェックする程度でいたのだが,やはり勝てば喜ばしいことだとは思うので,少し残念.しかしそれ以上に,サッカー好きの職場の先輩が明日,不機嫌であろうコトが予想されるのでかなり残念だ.
 明日は飲みかな,とちょっと思う.


 恋人も特にサッカー好きと言うことはない.私以上には関心があるのだろうが「私とサッカーのどっちとる?」と訊けば私をとってくれる.だから彼が遊びに来てもテレビのスウィッチがONになることはない.私達にテレビ画面を眺めている時間はないのだ.
 以前,恋人が隣で笑いながら「俺達,『食う・やる・寝る』しかしてないよね」と言った.
 まさにそのまま.
 私の家で,私達はそれくらいしかしていない.その間に洗濯やら掃除やら食事の支度や入浴が行われるくらいだ.
 あまりにもそうなので,反省をしてこの間はオセロを購入してみた.そのうちにチェスや将棋などが床に転がるようになりそうだ.二人とも地味というか,なんというか.
 まあそのうちに落ち着いてきたら,DVDや音楽や本が入ってくるに違いない.今はまだ,隙間を埋める作業に忙しい.


 私が後生大事に抱えている憂鬱なコトを,恋人は一つ一つ訊いてくる.手厳しさに私が泣いても,それでも彼は耐えながら厳しいことを言う.多分,彼が予想していなかっただろうコトを聞いても,彼は無表情にそれに耐える.そして何度も何度も繰り返し私に言い聞かせる.
 突き放すこともなく,拒絶することもなく.
 そうやって恋人は距離をつめる.ないはずはないだろう痛みをじっと堪えて,私を待っている.

 応えたい.
 先はわからないし,数日後には別れてたりするかもしれないけれどそういうことではなく,ただ瞬間的に,この時点の彼に応えたいと思う.
 シアワセは瞬間でいい.それがあればその先ずっとやっていける.



 働くのは好き.自分で生活している手応えは嬉しい.
 恋人のことは好き.その言葉では表現できない部分も多々あるくらいに.
 そのほかのことについても,私はシアワセだと思う.

 恵まれていることに感謝しながら毎日を過ごす.何処にいるのかは知らないカミサマ,ありがとうございます.


2002年06月11日(火)

楽しむ

 ちょっと忙しいです.
 ゆっくりと一日を振り返ったり,出来事を考える時間がないままでいるので,ちょっとそれで日記を書くのもどうかなと思うので書けていません.今もちょっと無理です.
 少しゆとりができたら,また生活をしみじみ味わいたいと思います.


 私は生活を楽しみたいのです.


2002年06月04日(火)

諦めずに投げずに向き合うのはどれくらい久しぶりのことだろう

 帰りのバスに乗り遅れてこれを書いている.これで駅前のスーパーが閉まってしまう.明日の大学へのおみやげを買っていこうと思ったのに.自分の仕事の遅さが身にしみる一瞬.
 一日中,立ち仕事で背中が痛い.しかしこれも仕事の遅いせいであることは自覚済み.
 肉体労働なのだから,てきぱきしないと疲れるだけだぜ.おい.


 先週末はずっと恋人がうちにきていた.
 といっても彼には仕事があったので,一緒に家にいたという感覚は薄い.マトモに部屋でごろごろしていたのは日曜くらいだ.しかも私は微熱を出していた.
 私のシャツにアイロンをかけている恋人の姿を眺めながら眠りにおちる.そんな日曜の夜を過ごしていると,なんだかシアワセだなあとしみじみ感じる.

 これまでの好きだった人とも十分にシアワセだったと思うのだけれど,今回は私が楽であるという点でこれまでと大きく異なる.別にわがまま放題ではないと思うけれど,そういうことではなく,特に気張っていなくていいという意味で.
 それにはいろいろなコトが影響してそうなっているのだろうけれど,今は特に突っ込まない.
 ただその空気をかみしめている.



 明日は外勤で,朝が早い.
 終バスに乗り遅れないように,そろそろ部屋を出よう.



index

 ご来訪、ありがとうございます。
 あまり更新されませんが、その期間はおそらくきっと、元気にやっています。

サイト説明

内容
 不定期更新日記のみ.

リンク
 貼るも剥がすもご自由に.

自分
 海棠

連絡方法
 メールはこちらから
TEXT-AN
 唯一、登録しているテキストリンク集

空色地図
 背景をいただいた素材サイト