今日もよくダレてます
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お人好し

2010年12月26日(日)
本来、互いの病気のためにも、距離を置きつつ付き合わなければならない通院仲間がいる。

頻繁にメールが来るようになって
症状が悪化してるな、と、客観的に思ってたが、おそらく先生が言うのと同じことだろうけれど、返事をしていた。

多重人格というとわかりやすいけれど
解離性障害を持つ彼女は、話に聞いただけで、実際にはその場を見たことはないのだけれど、体中傷あとだらけ、つまり、自傷だ。違う人格がするのだという。その他にも危険なことがいっぱいあった。

もしかしてと思ったら、ビンゴ。

母親から、アンタ早く死んでくれない?と電話がきたらしい。
彼女にいつも無視だよって言っていても効かなかったらしい(笑)
効いてたら病気にならないものな。

同棲している彼氏が夜勤なので、夜が怖いと嘆く。
危険なことされたりしたら困るので
私の部屋に泊めた。退院してばかりで自分のこともままならないのに。
負のオーラっつか、影響受けたくないのが本音。

彼女の生い立ちからなにから聞いてて頭が痛くなる思いだった。
退院後すぐのコレは私にはきつかった。

彼女は何ごともなく帰れたのでよかったけれど。

疲れた。

かなり疲れた。

二日間、飲まず食わずで寝た。

限界だった

2010年12月22日(水)
我慢の限界を超えてしまった。
平日泣きながら母と病院へ行き、そのまま入院。
病棟は閉鎖病棟なので、携帯もネットもできない。
デイルームにひとつだけあるテレビと新聞だけ。

シンプルな生活でも病棟のスケジュールに慣れるまでつらかった。
眠りたいのに眠れない。
思考回路は壊れていたので、難しくいろんなことを考えることはできなくてすんだが、落ち込んだ気分で笑いもできなくなっていた。

病棟は高齢化が進んでいて驚いた。
入院生活に慣れた頃、一人のおばあちゃんのただの落書きで
初めて腹のソコからおかくしなって笑うことができるようになった。

そこからは入院している人たちと自分から接触して
仲良くなり、明るさを取り戻したと思う。

一ヶ月半で退院になった。
そして会社は首になった。

hiroとの連絡は携帯だけ。病棟には持ち込めない。
それでも留守電を利用して面会に来てくれた。
面会には保護者である私の親の許可が事前にないとできないシステムだ。

正直、放置されるんだろうなと思ってた。
最初の一回は来るだろうけれど、それぐらいかなと思ってた。
私から開放されて、出会い系で性欲満たすんだろうって。
それがhiroの思考回路だから。

外出許可が出たときに少しの時間hiroと会えた。
hiroがめずらしくすきか?と聞いてきた。
私は少し混乱した。

その意味がわかった。
わかってたつもりだけれど、やはり私はいやだった。
hiroは自分の家庭を大切にしている。
私はのオマケであることが。

JUJUの歌を聴いて、ああ、今、こんな気持ちかもと思った。

「愛してる」っていうあなたの言葉は 「さよなら」よりも哀しい
これ以上 何も言わなくていい だから この夜を止めてよ

呼吸(いき)するみたいに ふたりは出会ったね 疑いもせずに
傷つけ 傷つき 痛みこそ愛だと 信じてきた日々

声をひそめながら ふたりだけの秘密を
ひとつずつ増やすたび つくり笑い 心で泣いてる

楽しい思い出が増えるたび、悲しさも増す。
不倫ってそういうことなのだと思った。

通院で仲良くなった友達から手紙をもらった。
この病院に通う人たちの多くは社会的に言えば底辺の位置にいる人が多い。
家庭環境が複雑だったり、何より、お金がない。
これは切実な問題だ。

彼女の手紙には過去のことが赤裸々に綴られていた。
その手紙を読んで男ってオンナを自分のもの扱いにしてるのじゃないかと疑問を抱いた。彼女は同棲していた彼氏が働かず、重い病気の彼女の体を出会い系サイトに登録し、体を売っていた。

一回限りの限定で割り切った付き合いをと書いて。

ゾッとした。

もしかしたらhiroがそれに乗っていたならなどという気持ちもあった。

診察でいつもと違う先生に当たった。
一から自分のことを説明しなければならない。
元旦那のこと、金銭問題のことを手短に話した。

先生は言った。
ボクはオトコだから、女性の気持ちはわからないんだけれどね。
オトコってものは、自分のものだと思うんだよと。
わからないケースなんだけれど
暴力振るわれて別れた夫婦が、旅行したりするんだよねえ。
オトコはまだ別れた妻を自分のモノと思ってたりするんだよねと。

鳥肌がたった。
昔、元旦那が私のことをオレのものとよく言ってた。

自分のモノだから大切にするわけでもない、変な所有欲なのだそうだ。

hiroもそんな気持ちが奥さんにあるかもしれない。
自分は浮気しても奥さんはしないと思いたいに違いない。

オトコとオンナの仲ってなんだろうと思う。
心から愛するなんて、ただの幻想なのだろかと思う。
でも死ぬ前に一人だけでもいい。
私だけを愛してくれる誰かがいてくれたらなと淡い希望が出ては消える。

hiroは絶対離婚はしないのだから、hiroではない。
それを胸に刻み込む。

不倫は、所詮、不倫なのだ。



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