セキセイインコ ゴン助の精巣腫瘍闘病記録

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2002年09月26日(木) 21 病院

21 病院

日曜日、病院へ2週間おきに行く。
薬は変わらず。
ふと、年末の事を考えた。毎年お正月のみ実家に帰っている。
去年は、帰り損ねたが。

いつも友人がゴンを預かってくれていたが、バクダンを
抱えた病鳥を預けるわけにはいかない。
かといって飛行機に乗せるなんてとんでもない。
暖めていないとすぐに、悪くなるのだ。

元気な時も移動は動物に酷だろう。

獣医さんに聞いてみた。
すると入院扱いでOKとの事。
保育器に入れて預かる事になる、と。
万が一、何かあっても病院ならば、万全だ。
ここは、深夜でも急患に限り、電話ですぐ連絡をつけてくれる。
転送で必ず連絡がつくそうだ。

ありがたい。当然費用はかかるだろうが。
すでにゴン数羽分の費用がかかっているが、生き物相手に
合理など通用しないのだ。
友人は何頭も犬がいるのだが、ぼったくられまくっている。
詳しくは書けないが。
毎回、数万円かかる、と嘆いていた。私の近所の病院の話を
したらうらやましがっていたが、連れて行くには少し
遠いのだ。


鳥と犬では差もあるだろうが、東京で犬を飼うのは大変そうだ。
実家の犬なんかは、友人の犬の半分も、お金がかかっていないが
14歳で元気だ。
病院を変えても変えても、ぼったくられまくっている友人。
ゴン助はいつも明細が出るし、金額も納得がいっている。
とりあえず、今、薬で元気に過ごしていられるし。
腫瘍は大きくなっていくので、先生から油断をしないよう
釘を刺されてはいるが。


元気さに出して遊ばせていいか、と聞いたのだが、
人間の病人が調子がいいから、といって遊んでおいで、とは
いえないでしょう、と返されてしまった。
もっともだ。

今病気と闘っている体力が、健康時以上、余計に必要なのだから。
.....しかし。
ケージの中で暴れまくって遊ぶ姿を見ると
頼むからおとなしくして、余計な体力を使わないでくれーと思う。
羽は抜け換わり、新陳代謝も活発な分、体力は貴重だ。
実際、胸の筋肉が落ちた、と指摘される。
かといって高カロリーの餌は肝臓に、良くない。

元気とはいえ、油断禁物。腫瘍だけが重さを増して行く。
機嫌良く過ごして、生きているゴン助はたくましい。
長くて半年。早くて1か月。
1か月は乗り切った。
こいつは毎日、闘って生きている。


2002年09月20日(金) 20 ライト全開

秋になって涼しくなった。
朝から晩までライトで保温。今のところ
問題ないようだ。腫瘍,変化なし。増えも減りもしない。

糞の回数も増えた。
外に出せ、という要求も相変わらず。
ケージの入り口は洗濯バサミで止めてある。
持ち上げて勝手に出て来られると困る。

今のところ、入り口に逆さまにブラ下がって
くちばしで引っ張り上げて、開けるものの
そのままどうやって、自分が出たらいいのか悩んでいる。


昔、一度だけ出て来た事があった。帰宅したら、
玄関までトコトコ歩いて来て(飛んでではない)
お帰り?と出迎えられてあわててケージに
お戻り頂いた。

手乗り鳥は事故がこわいのでもともと
野放しに外に出さない。
台所などで溺死や、火傷でもされたらたまったもんじゃない。

本で「掃除機に吸い込んで、泣きながら救出した」
という体験談を読んだ。
笑いながら思い出した。

自分も踏んづけかけて、とっさに重心を反対にかけて
本棚に、突っ込んだ経験がある....



薬はいつもと同じ。
換羽期なのか抜け毛羽が多い。
まさか抗生物質の副作用では?と一瞬心配したが
春と秋によくあったな、と思い出す。
ハゲている様子もない。
新陳代謝がうまくいっている事を願う。

くちばしでつくろうせいか、よく鼻先に羽毛がくっついている。
私はヒゲゴン、と呼んでいる。
息をする度、羽毛が鼻の穴の上でスピスパしている姿を
見るのは、なんともいえない趣がある。


ライトは火事に注意しよう。 2002/09/19

秋になって涼しくなった。
朝から晩までライトで保温。今のところ
問題ないようだ。腫瘍,変化なし。増えも減りもしない。

糞の回数も増えた。
外に出せ、という要求も相変わらず。
ケージの入り口は洗濯バサミで止めてある。
持ち上げて勝手に出て来られると困る。

今のところ、入り口に逆さまにブラ下がって
くちばしで引っ張り上げて、開けるものの
そのままどうやって、自分が出たらいいのか悩んでいる。


昔、一度だけ出て来た事があった。帰宅したら、
玄関までトコトコ歩いて来て(飛んでではない)
お帰り?と出迎えられてあわててケージに
お戻り頂いた。

手乗り鳥は事故がこわいのでもともと
野放しに外に出さない。
台所などで溺死や、火傷でもされたらたまったもんじゃない。

本で「掃除機に吸い込んで、泣きながら救出した」
という体験談を読んだ。
笑いながら思い出した。

自分も踏んづけかけて、とっさに重心を反対にかけて
本棚に、突っ込んだ経験がある....



薬はいつもと同じ。
換羽期なのか抜け毛羽が多い。
まさか抗生物質の副作用では?と一瞬心配したが
春と秋によくあったな、と思い出す。
ハゲている様子もない。
新陳代謝がうまくいっている事を願う。

くちばしでつくろうせいか、よく鼻先に羽毛がくっついている。
私はヒゲゴン、と呼んでいる。
息をする度、羽毛が鼻の穴の上でスピスパしている姿を
見るのは、なんともいえない趣がある。


ライトは火事に注意しよう。


2002年09月19日(木) 19 大暴れ

今日は昼から夜遅くまで留守にした。
ゴン助は夜、ライトで保温するため昼間眠りがち。
留守の間、暗くしておいたせいか、深夜起き出して騒ぎまくった。

エサ入れを持ち上げるわ、入り口を自分でこじ開けようと
齧りまくるわ、出せば頭の上に陣取って踊り狂うわ
もう大変な事になっていた。
布をかけておとなしくさせようとしても、中から
引っ張りまくって、でんぐりがえって
暴れまくっていた。

ひっくり返った姿を見て痙攣したかと、あわてた程だ。
エサ入れの下に潜って、頭突きで持ち上げようとして
滑ってひっくり返っていた。

大変楽しそうだったので、放っておいた。
あまりの暴れっぷりに、明日の朝コテッといくのでは
ないかと心配する。
数時間ずっと雄叫びをあげて、踊りまくって、やっと寝た。
寝ながらも、楽しそうに歌っていた。

なにか妙な物でも、口にしたのか、と思う程だった。

食事の量もかなり食べた形跡があった。
糞も多い。大きい。
おしりにもついていない。

薬の時間も自分から、寄って来た所を捕まえて
飲ませた。ゴン助が叫んだ。

『しまったー!!』
(大体こいつの言語は把握しているので間違いない)

ここしばらくで稀に見る、絶好調。


2002年09月11日(水) 18 晴れ

今日は良い天気だ。
ゴン助がやっと鳴いた。
音楽をかけてやると踊って歌いだした。
『わし、ゴンやん!もし!』
唄だかしゃべっているんだか。


昨日は曇っていた。
ゴン助は具合悪そうに膨らんで
それでもブツブツ歌っていた。
こんな日は鳴かない。

晴れると部屋から出て行っただけで
呼びまくる。
ハリのある声。
糞の色も少し良くなった。

よく動き、よく食べる。
体もすっきりして見え、顔もいい。
小鳥は、悪い時と良い時の落差が激しい。
良い時は、もきもきしながら、暴れまくる。

その反面、あまりにも、具合が悪い時
....つい考える事がある。

...もしもの時。ベランダのプランターの
大きいローズマリーの下に埋めようかとか
胃薬を飲みながらあれこれと...

今から悩んでいたら、いきなり咬みつかれた。

『わしゃ、まだ死んどらんわい!!』

.....すんませんでした。ゴンやん。


2002年09月09日(月) 17 低気圧


日曜日病院へ。
また容態が悪化している。原因は腫瘍の進行と
免疫力低下のための体調不良。

季節の変わり目につき、低気圧で温度が下がった。
鳥は,体温が42度くらいあるので
人が涼しいのは相当寒くてダメージになる。

ライトで保温するが間に合わない。
コタツに入れれば熱すぎた。
エアコンを入れれば人間がまいる。
人間も体調を崩しぎみ。



仕方なく布とライトで保温。
呼吸が荒く、顔もどんよりとしている。
腫瘍がはっきり大きくなり糞も
色が悪い。薬を変更して以前のものに戻した。

餌は減っている。菜っ葉も食べる。
やれる限りはやったのであとはゴン助の
生命力の問題だろう。
ひたすら暖める。布を何枚も使い囲って
ライトの温度を逃がさないように工夫。



おしりや止まり木が汚れている。
健康な鳥はいつも清潔にしたがる。
足やおしりについた糞をふいてやりながら
もう少しねばれよ、と思ってみたりするが...

せめて晴れて窓辺に日光が射せば
また見違える程元気になるのだが。
曇りと雨が2〜3日続いただけで病状が悪化。
太陽はまさしく生命力に直結しているようだ。

咬みつくのが激しくなった。血がにじむ。
どうやら不調でイライラしているらしい。
当り散らしているのだ。
黙って咬ませた。

明日晴れる事を祈る。
手は傷だらけ。まあ、いいか。


2002年09月07日(土) 16 腹水?

ゴン助が足を滑らせるようになり始めた。
元気いっぱいながら夜中転げ落ちて
パニックになり飛び起きた。

足の力が弱って来てグラグラしている。


糞がきれいに出ないようだ。
いっしょうけんめい踏んばって
お尻のまわりに付着。

下腹部もはっきり膨らんでいる。
体重は46グラム。増えている。

餌は食べている。青菜も齧る。
全ていつもと同じ。
ただしきりにお尻周辺をつついている。
微妙に肛門周辺の毛羽が抜けて
赤い肌が覗く。


それでも外に出せ、と要求もするし、唄も
歌っている。

今夜は雷。明日病院へ行くが激しい落雷に
驚いて落下しないように止まり木を低くした。

少し念入りになでてやった。
本当になでられるのが好きらしい。
眼を閉じてすりつけてくる。
噛み付いて、ケージのブランコを落として
遊んだり様子は変わらない。


元気いっぱいに暴れ回ったまま突然
落鳥するかもしれない。

楽しそうに最後までわがまま放題。
当初の目的だけは必ず果たしたい。


2002年09月05日(木) 15 悪癖



ゴン助、ここ数日健康状態は体重も45グラム、と悪くない。
歌もよく歌って踊っている。

しかし。


塩土を取り上げたせいかケージに敷いた紙を齧る。
雑誌のページを敷物に使っているので印刷物だ。
一心不乱に齧るのを見て不安になる。
インクはあまり良くはないだろうと。

叱ると一瞬やめるがまた始める。
ムキになって齧る。人間の皮膚も齧る。
肉?!!といわんばかりに飛びついて
ガブー!!である。


わざわざ寄って来てガブー!である。
困った。塩土はダメだと、言われイカの骨を
置いているが見向きもしない。
明日牡蛎ガラでも用意してみよう。

......そろそろ牡蛎はシーズンだっただろうか?
齧るかビビるかはわからないが与えてみよう。


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