仔猫と箱庭の収容所



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伝えたい事


精神的にラリってるんだ。
きっと可笑しくなって螺子がハズレちゃったんだ。


先週の金曜日と今週は学校行きませんでした。
合わせて6日間の逃亡。
いや,逃げられてなんかいない。
ただあたしは引き篭もってただけだ。


高校3年生というプレッシャーと
今までとの生活の違いに付いていけなくなった。
ただの弱虫で意気地無しなだけだけど
それでもあたしには引き篭もる事しか出来なかった。


強く成ろうと思った。
毎朝ベッドの中で強くなろうと思った。
その途中で身体の何処からか弱い気持ちが芽生えてきて
切っても切っても振り切れない感情に飲み込まれてしまう。


暗闇に引きずり込まれる。
眠りの淵に立っているあたしを。
「まぁ良いや」とか「何とか成る」とか「明日行けば良い」とか。
自分で勝手に逃げ道を作って
言い訳で自身を甘やかしているだけ。


あたしには「鬱」って病気が有るから仕方ないよ。
そんな風にまで心の中で思ってた。


今だって変らない。
何も変わらないであたしは此処に居る。
ただ休み癖がどんどん溜まって鬱もどんどんヒドくなっていくだけ。


どうしたら良いかなんて誰に訊いても分らないし
聞いたって苦しい事ばかり。


何が苦しいのか何をしたくないのかすら分らなくなってくる。
眠いという感覚の上に精神が成り立ってて
1日中寝ていたいと思った。
生理的欲求以外は本当に何もしたくなかった。
それすら面倒に思えた。


伝えたい。
嘘偽りなく。
こんなあたしでも
それでもずっと見守ってくれるならそれを頼りにしていきたい。


これだけ吐き出せて良かった。
有り難うさようなら。




2004年04月21日(水)


最悪な始まり


駄目だった。


あたしは潰された虫。
水溜りの中。


どろどろ
うずまく感情と
最悪な感覚。





2004年04月06日(火)


終わりは何時も


終わりはいつも同じ。


恐怖 恐怖 恐怖 恐怖 恐怖


離れられない。
外に出れない。


何も考えれられない。




2004年04月05日(月)


屍を数える


数えましょう。


今日も今日のあたしに火をつけて
あたしを燃やしました。


残ってゆく残骸を。


屍を。


丁寧に
1つずつ
数えましょう。




2004年04月04日(日)


嘘吐き兎


ほら,眼の前を横切ったら
秘密の庭が有るよ。


綺麗な花の迷路の中で
美味しいクッキーを
たっぷり注いだアールグレイで食べよう。


ほら,また口が無い兎が
僕の眼の前を通り過ぎてゆくよ。


お茶会なんて出来っこないのに。




2004年04月03日(土)


おいかけっこ


時代と時代。
瞬間と瞬間を
追い駆けてゆく。


まだ子供の様に純粋であれば良かった。


あたしはもう
そんな歳では無いと気付かされる。


それでもまだあたしは,


時代と時代。
瞬間と瞬間を
追い駆けてゆく。






2004年04月02日(金)


何時??


人を嫌いだと思うように成ったのは
何時からだろう??


恐いと感じる様に成ったり
大好きだと感じる様に成ったり
様々な感情が出てきたのは何時だろう??


生まれなければ良かった感情。
生まれなくてはならなかった感情。


あたしの頭の中は


混乱。




2004年04月01日(木)

*仔猫と箱庭* 弥甫

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