初日 最新 目次 MAIL


26362
AK
MAIL

My追加します

2015年09月17日(木)
父が入院した

最近調子が悪かった父が入院した。
検査入院なので3日ほどで退院するが、状況があまり予断を許してくれない。

先日、ぎっくり腰をやって以来、ずっと背中や腰が痛いと言っていた。
熱も出たり、食欲がなくなったりも続いていたらしい。

昨日、検査入院の手続きに付き添って行ったところ、医師から先日撮影したCTを見せてもらい説明を受けた。

肺に複数の影があり、骨にも疑わしい部分がある。
痛みは骨が溶けたような状態(溶骨)の影響かもしれない。
若い頃にたばこを吸っていた影響や、アスベストに数日触れたことも良くなかったようだ。

ガンかどうかは、これから検査して調べることになる(というか、そのための検査入院みたいなものだ)。

しかし、既に検査・治療はガンを「見据えた」ものだった。

検査入院の付き添い日(昨日)は、単に入院手続きだけだろうと思っていたら、肺レントゲン、肺〜腰までの造影CT、心電図、腹部エコー、心臓エコー、血液検査と検査の連続となった。たまたま検査設備がすいていて、一気にやっただけかもしれない。

腰の痛みがひどく、かかりつけで処方された痛み止めは、むくみや血圧上昇など体に合わなかったため、今回はオキノームとオキシコンチンを処方してくれた。

オピオイド系の鎮痛剤は、末期がんの疼痛管理にも使うものだ。
オキノームでもなかなか痛みが治まらないようで、オキシコンチンが効いてくれればいいなと思う。最近は痛みで夜もあまり眠れないと言っていた。


昨日は父、そして母に付き添う形で一日を過ごした。当初は弟のお嫁さん、つまり母から見ると義理の娘に送ってもらい、そのまま帰ると考えていたけれど、僕が代わりに付き添って正解だった。

一人で検査の付き添いをしていたら、たぶんあれこれ頭を巡って不安が増幅しただろう。二人でたわいもない話をしながら父の検査を待てたのは、互いにとって良かったように思う。


あまり考えすぎないよう、そして兄弟や母にもそう伝えてみたものの、今日になって急に自分の中に不安や悲しみがわいてきて動揺している。混乱している。

まだ検査結果も出ておらず、仮にがんだったとしても治療法はあるわけで、すぐに死が迫ってくるものではないと分かってはいる。それでも頭の中ではぐるぐると親の死という、黒い手紙を渡されたような感情を消せない。


一方で、実家の近くに自分を含め、兄弟3人がすぐ駆けつけられる距離にいるのは心強い。病院も実家からほど近く、自転車でも行ける距離だ。弟のパパ友がその病院の呼吸器外科の部長か課長を務めている、というのも何かの縁だろう。

ひとりだと、不安を受けきれないのは、母も兄弟も同じだろう。そして父本人も、表には出さない人だが、いろいろなことを考えているだろう。

そうした不安を知識や医療で少しずつ削り取り、立ち向かっていきたいと願う。