2011年05月11日(水)
「つながればきっと誰かの力になる」



 あの地震からまだたったの2ヶ月だなんて、信じられません。
 信じられないぐらいに私たちの日常は平穏に過ぎていると同時に、信じられないぐらいまだ被災地では苦しんでいる方々がたくさんいる、その両方で「信じられない」。
 だからこそそれを忘れてはいけないと思うと同時に、ちゃんと見つめていかなくちゃいけないなぁと思っています。
 できることを、できることから。

 まだまだ大変な皆様にお見舞いを申し上げます。



[SSS]


 スミレSS


 わあああああやっちまった感でいっぱいです(笑)。
 本当に好きなんだねぇ……



[SSSレス]

 早速ありがとうございます!


・>光矢くん、かわいそうだけど、危険なので正解ですwww
 >本当に、こんな風にすみちゃんも馴染んでくれたらいいですね!
 >シーズン2があることを願ってwwww

 若さゆえの過ちを犯さないようにですな!(笑)即反応で嬉しかったです。なんだかんであのかわいいひとを好きにならずにはいられないから、どんどんなじむと思うんですよね……(あいたたた)


・>スミレ先輩可愛いなぁもう。
 >抜けてる天然のしっかり者って、ほんと夏希さんらしすぎます。

 完全に私のドリーム満載ですが、とりあえず公約をはたしたような気持ちでいます(ドヤ顔)。
 かゆいところに手が届く感想ありがとうございます。というわけで私もまっておりますので(私信)






[思い出し壮DSメモ]

・これも茶会の時に出ていて「ひゃあ」となった「バーレスクの曲を歌う」。いやあやっぱり名曲で文字通りひゃあひゃあしていました。衣装はスカピンのシマウマ衣装に髪の毛はくるくるの貴族ヘア。鳳真由君もスカピンの男のおしゃれ衣装で、娘役ちゃんはパッサージュのオーガンジードレス。壮さん曰く「宝塚ならではのバーレスクを」と。あえてタカラヅカナイズされていてよかった。もっとデコラティブでもよかったかも。

 ※で、もう一回バーレスク見たいなぁと思ってぐぐりました。メモメモ。
 三軒茶屋シネマ:[公開期間] 6月4日(土) 〜 6月10日(金)
 目黒シネマ:[公開期間] 6月18日(土) 〜 7月1日(金)


・これまた茶会の時に言っていた「岡田先生が壮さんにDSで歌わせたかった曲」が気になっています……



2011年05月08日(日)
輝くみどりの季節に



 GWの締めは壮さんDSでした。
 前回のDSに電話までかけておきながら、チケット取れなかったのもあって、発表が出た時点でひとりでも行く気満々なぐらいやる気があったのですが、前日までがあまりにも62343010(六実スミレ充、と読みます)すぎてむにゃむにゃもう食べられないと思ってたんです。


 が、すんごくよかったです。それはそれこれはこれというか、単純に壮一帆というタカラジェンヌにノックアウトされました。うわわわん、好きー!

 というわけで、いそいそとメモっておきます。


・まず最初につっこみたいのは、指揮の吉田優子先生を紹介した後に「素敵な白いお肌で(肩、だったかな?)」という熟女イジリをしたことです。ちょw

・お茶会(当然のごとく行っています)で「岡田先生がブームのタカラヅカのアジアコーナーがある」(まだブームなのか)と聞いていたのですが、実際には虞美人・オグリ・愛燃えるを中心に日本もの曲だったので、ちと安心しました(いやてっきりアジアのヤングはみな同じ!かとばかり……)

・で、やっぱり壮さんのオグリと劉邦はほんとアテガキではまり役で。あの時の空気が一気によみがえりました。なんかそれに妙に感動してしまってこの時点ですでに涙目(笑)。いや、わたし、オグリ大好きだったんでね…あのぐわっと空気がつまる感、一気に世界がかわるような。

・あとすごかったの壮トートで鳳真由君と「闇が広がる」。なんというかドSで、一寸も揺るぎもないような漆黒の「死」でした。違った意味で涙目(笑)。でも壮さんのトート、ちょっと見たいと思ったよ。おもうさまハプスブルクを翻弄してほしい……(え?そっちなの?)(うん)

・そして号泣してしまったのが、さだまさしさんの「風に立つライオン」(@ようつべ)、私この曲自体知らなくて、曲自体も泣ける歌なんですが、それを歌う壮さんがね……フラミンゴが飛びたって真っ暗になる空が見えたよ、ほんと。ほんと恥ずかしいくらいに号泣、一緒に行ったオトモダチがどん引き(笑)

・なんだろうなぁ。壮さんの中にある強さに瞠目したというか、そうだよね、ドSだから強いよね(え?そんなん?)。でも今の壮さんはかつて感じていたバイオレンス的なつよさじゃなくて、やわらかさも持っているつよさなんだよなぁ、と。

・で、ずっと個人的に思っていたのは、壮さんの笑顔ってすごい破壊力なんだけど、破壊力強すぎて真意が見えなかったと思っていたんですよね。ううん……うまく説明できないな……なんかその笑顔の裏には何かあるの?なにもないの?と思わせるような笑顔。無邪気なようで、裏があるようで。そのぱあんとしたイキオイがここ最近どんどん激しくなっていったなぁと思ってたんですが、今はそれに柔らかさが加わった。破壊力はそのままにすごく優しくなったなぁと。ここにきて、ようやくその真意が見えるようになったというか。

・で、笑顔が変わったな、と思ったのはまんまと愛プレなんですね。あのスモークの中せり上がってきたときの笑顔にも私は泣いたのです。私が今まで壮さんを見てきて一番の笑顔だと思いました。……まあ、ぶっちゃけほんとマトさんが壮さんを変えたんだろうなぁ……(壮マト的な含みはないです(笑)、単純に一人の演者同士の交わりとして、ね)

・しかし最初は雪組のヘタレだと思っていたのに、いつのまにかドSになってひぃひぃ言っていたのに、その上に優しいつよさを重ねてきたなぁ、と。なんかそんな風に思ったのです。そういう今のタイミングでDS見れて本当によかったなぁと。

・最後の曲がラビアンローズ。壮さんが持っていたのはピンクのバラ。
 以前ならそれは私の中の壮さんのイメージではありませんでした(壮さんなら白バラかな)。でも今はそのピンクのバラがとても似合っていて、それが今の壮さんの色でもあるなと思いました。

・(そして客席降りでバラを配りながら客イジリするドSっぷりも健在です)(笑)







 ちょっと感情過多ですみません(笑)。
 ただ、このイキオイのままに書き残しておきたかったのです。いいGWの締めとなりました。





 以下本当に余談。



(で、これを書くためにさだまさしさんの上記のリンクをひっぱってきて聞いていたんですが、私の中ではやっぱり壮さんの歌の方が印象が強くて……何が違うか、多分それは自分に対する「厳しさ」なような気がしました)(配信始まったらおとそう…)


2011年05月07日(土)
スミレの花の咲くころに


 月一更新に近くなってますすみません。
 相変わらず近況はついったでになってます六実です。
 そして相変わらずヅカヲタしてますよー!(皆知ってるから)


 雪全ツのホモの館(つうかまっつさん全般)に震撼したり、マトさんラスト中継で号泣したりもしていますが、今日はGWの話を。
 今年のGWは飛び石もお休みになったので、ものすごい遊びまくりました、前半は旧交を暖めたり、後半は初台に通ったり、通ったり、通ったり……というわけで舞台「スミレ刑事の花咲く事件簿」の話をしてもいいかな?(満面の笑顔で)







 若干ネタバレ含みます。
 あといつものことながら「※個人の感想です」




[ナツキノート:スミレ刑事、というか役者ミズナツキさんの話]

 スミレ刑事、というかスミレラボ(書籍、CSドラマ、DVD、舞台の連動企画)の話はちょっと別にまとめるとして、「役者・ミズナツキ」の話をしたいと思います。
 スミレ刑事、というだけにナツキさんへの宛書きだし儲け役だし(私は素直にそう思いました)、お膳立てがされている訳ですが、それを差し引いても十分な「役者」ぶりだったなぁと思うのです。
 あのサイズの劇場で小劇場出身のひとたちに囲まれて、男役をとっぱらっても役としてあんなに解放できるとは思ってなくて、それがもう嬉しい誤算でした。
 在団中の「ミズナツキ→男役→役者」という図式から男役をとっぱらったらどうなるかなぁと思っていたんですが、考えてみればタカラヅカの晩年に演じていたのが「男役というより人間」だったと思うので、最終形態は「ミズナツキ→役者→男役」という図式だったのかな、と。だから男役をとっぱらっても「ミズナツキ→役者」という図式にはなんら変わりなく、すんなりと入れたのかなぁと、思っています。(あくまで個人の感想です、です)。
 後はナツキさんの謙虚な姿勢もあると思うんだよね……周囲から大いにいろんなものを吸収したんだろうなと感じました(あくまで個人の感(略))


 話は少しそれますが、今回まひろが唯一の女性演者で出ておりました。それもまあ親切設計(笑)で、割と長身の男性陣が多い中、女子としてナツキさんとまひろが並ぶと、「この世界では女子の平均身長は168です」みたいな不文律が成立して、ナツキさんも女子に見えるという(笑)。
 女優麻尋えりかの舞台は2月にSETプロデュースの舞台を見てて、その時にもすっかり女優だなぁと唸ったのですが、今回もむっさんが大好物な「やくしゃ」ぶりを発揮していてもうなんて俺得!だったのです。


 で、お気づきかと思いますがナツキさんは「役者」でまひろは「やくしゃ」。
 ふたりの役者のタイプがまるで違うなあと思ったのです。ナツキさんは緻密な計算と努力の上に役を組み立てるタイプで、まひろは天性の勧というか憑依型の「やくしゃ」(ちなみに大真くんも「やくしゃ」)
 タカラヅカの頃からナツキさんの芝居は緻密に構成されていると感じていました。芝居があまりぶれない(これはプチミュで公開されていたナツキ台本を見たときに、言葉の抑揚まできっちり書き込んでいたのを見て再確認もしました)。かたやまひろや大真くんは感性でやっている部分が多くて、毎回芝居が違ったりする(でも役としてはつながっている)。まあ、そもそもの立ち位置が違うとはいえ、分かりやすく言うとそんな違いです(全然分かりやすくない)(笑)。
 私の好きなのはご存じの通り後者の「やくしゃ」です……と思いつつナツキさんの舞台に惹かれるはその計算された演技の下に、本気というか熱さがかいま見えるところなのかなぁ……。タカラヅカ時代もうっすらそれを感じていましたが、男役という殻をとったらそれが明確になったって感じです。

 つうか伊原すみれがそもそも男役の延長線上じゃん?と言われるかもしれませんが、男役の延長線上ではなかったと私は思います。けれども女優でもなかった。ただ今のミズナツキをそのまま舞台に乗せると昔とった杵ヅカで、ああいう男役っぽいマニッシュな役者になるのかなぁと。あくまでも、今は。
 多分、あのひと、ちゃんと女優になれると思う、なぜなら女優である前に「役者」だから(あいたたたた)。
 そのとき、タカラヅカで培ってきた緻密な計算をする芝居づくりがどこまで通用するのかな?と思っているフシもあります。でも、DVDの特典映像(パティシエ挑戦※)で言っていた「これからは役に近づきたい」と言っていたところに、ナツキさん的にも演じるという事に変化が現れたのかなあと

 まったくもって痛い話ばかりしていますが、少なくともこれからの「役者・ミズナツキ」が楽しみになってきました。もっといろんなナツキさんを見てみたい、汚れ役でも濡れ場でもいい(!)そんな欲がでてきました。


 ※パティシエに挑戦:よんまんななせんえんのDVD-BOXについているおまけ映像。30分かけてナツキさんがモンサンクレールでスイーツを作り競演者のませいに試食をさせます(爆笑)。



[ナツキノート:Run]

 さて、今回の舞台には毎回ミニライブがついてました。予想外に4曲ものボリュームで、その中に唯一の宝塚時代の曲「Run」がありました。初日にあの前奏が流れた瞬間には「ひゃああああ」となったわぁ……(遠くを見つめつつ)。

 「Run」は発売当時、聞いていてしんどい曲でした。
 文字通り、あの頃命を削っていたナツキさん。毎日毎日日付が変わるまで稽古して、休みなしですべてを捧げていたナツキさん。そのナツキさんが尚も言う「走り続けよう」は、正直痛々しかったのです。どこまで走るのだろうこのひとは……。またRunの曲調?歌い方?がどこか不穏というか。本人もメイキングで言ってましたが「がんばるって歌詞をがんばらないで歌う」という歌い方が、非常に聞いていて苦しかったのです。がんばる歌詞をがんばらないで歌うナツキさんはちょうがんばっているのに……
 奇しくも「Run」発売後に、ユミコ氏の退団発表がされました。誰にとってもしんどかったあの時期、がんばる歌詞をがんばらないで歌うちょうがんばってるナツキさんが、自棄というか自暴自棄にすら見えてきた。……そんな風に痛かったのを覚えています。
 ですが、今回のミニライブでそれはそれは楽しそうにイキイキと歌い踊る「Run」にぜんぜんそんな事は感じませんでした。「がむしゃらに正直に走り続けよう」は言葉の通りにすとんと私の中におちてきました。そして舞台でもあの「天井からマイク」が降りてきて爆笑。新しいナツキさんのスタートソング、背負っていたものを脱ぎ捨て、この身一つで走り出した旅立ちの曲、そう思えました。
 おそらく発売当時の印象は私が勝手に組み立てたものなんですよね……(言葉が過ぎていたらすみません)。PVの印象やら当時の思い入れから勝手に。もしかしたら、当時、同じようにこの曲を生で聞くことがあったらその印象も払拭されたのかもしれません。まったくもって私の思いこみにはすぎないのですが、それでも今、こうやって私の中で「Run」という曲が救われたなぁと思ったのです。ただ単純にかっこよかったです。

 ガイズの曲だけで構成されるのかと思っていたミニライブに「Run」があったこと、私はそれが退団の時にできなかったコンサートの代わりなのかな、と思いました。
 奇しくもナツキさんの衣装は白。
 そして当時言っていた「退団イベントに組子を選んで出してしまうと、その組子が特別な存在になってしまう、みんなに平等でいたい(@ソルフェ東京お茶会)」というナツキさんの想いも思い出しました。
 ああ、だから代わりにガイズを選んだのか、なんて(笑)。



 そんなこんなで「スミレ刑事」ほんとに充実していました。
 一言で言うと「かわいかったなぁ!」です(まとめすぎだがだいたいあってる!)(笑)





 以上、ナツキノート2題でした。
 ごらんの通り、相変わらずのナツキ担ぶりです(恥ずかしいほどに)。スミレ〜を観る前は、タカラヅカとナツキさんの比重がよくわからなくなっていたんですね(タカラヅカも好き、ナツキさんも好き、それが一緒でないなんてなんて効率悪いの!と逆ギレ)(笑)。でもはっきり答えがでたような気がします。やっぱりナツキさんの存在が私には大きかったです。
 退団後も追いかけるの?と聞かれて、本人が変わっていないから(これは男役っぽい役をやっているからではなくて、本人の本質がまったくブレていないという意味です)辞める理由がない、と答えていたのですが、それ以上に、ミズナツキさんに惚れなおしてしまったようです、よ?






BACK  INDEX   NEXT