虎平太の四方山日記
虎平太の日常を書き綴った日記みたいなものもの・・・。毎日更新(の予定)。

2002年08月31日(土) LAVA

俺には、クラブDJの知り合いなんて絶対にいるはずがなかった。そう、昨日までは・・・。それがいたんだよな、ひとり。LAVA、そいつのことだ。出会ったのはもう、かれこれ8年ぐらい前なんだけど、ここ7年は間違いなく連絡もとっていないし会ってもいない(笑)。

それが昨日、突如電話がかかってきていきなりの再会。人の縁とは摩訶不思議なもので、7年間の空白なんてなんのその。そのフィット感といったらまったく時の流れを感じさせないものだった。

時間が人間を大きく変えることもある。今回の例がまさにソレ。7年前の音楽的面影はまったくなかった。180度以上の変化。人は記憶の延長線上にないものを瞬時に認識するのは難しい。いい意味でのショックな出来事だったのだ。

ここからまた、俺たちの新たな歴史が始まる予感がする。今までの出来事は、ここに至るまでの序章の過ぎなかったのかもしれない。LAVA、その名前を今後忘れることはないだろう。

ほんとエエ加減にせえよ、LAVA(笑)!
得体のしれない詐欺師にあった気分だい。



2002年08月30日(金) インタビュア

テレビ番組のデモテープを制作するために、急遽インタビュアをすることになった。コンセプトは音楽番組なので、デモといえどもインタビューする相手を探さなければならない。ところが、今日の今日ではその相手がなかなか見つからないのも当然か。知り合いのインディーズ・アーティストを何人か当たってみたのだがなかなかスケジュールが合わない。そんな時、ふとひらめいたのがある人物の面影。よっしゃ、決めた!

そんな経緯でBOB長嶋とカメラの前で対談をするはめに。ヤツとは付き合いも長いしいろいろな番組を一緒にやっているので、そのキャラクターは十分理解しているつもりだ。だが、こうして対談するのはなにしろ初体験。そこには若干の不安が・・・。

ところが、収録が始まったら二人ともいきなりのノリノリトーク。まあ、物事っていうのはこんなもんだわね。30分もしゃべりまくっちまったよ。なのに、ネタは「ドラマー」「アイドル」「ゲーム」のたったの三つ。どうなんだろう、コレ。

しゃべっている俺たちはハイテンションなんだけど、この模様を見た人がどう思うかはまた別の問題(デモなのでオンエアはされないよ)。まっ、いいか。ある意味、貴重な体験でしたわ。

それにしてもカメラ目線ってやっぱ難しい。



2002年08月28日(水) エンドレスサマー

8月ももう終わり。イメージはまさに「エンドレスサマー」。この言葉を思い浮かべると、なんだか妙に感傷的な気分になってしまう。ティーンエイジャーの頃は、あんなにたくさんの思い出があったのに・・・。

今の僕は、あえて意識しなければ何も感じなくなってしまった。この季節感の無さってけっこうヤバイと思う。

社会人になって失ったいちばん大きなモノといえば、この季節感かもしれない。たぶんそれは、目の前の物事に意識が集約されてしまって、心のゆとりが無くなってしまっているんだろう。

ある意味で、心の開放がなされていないのだ。最も身近な季節の変化でさえ感じることができないとは・・・。うーん、もっともっと自然の中に同化しなければ、僕の感性は鈍る一方だよ。

例えば明日からできること。早起きして朝日を浴びて散歩するとか。これができたらメチャメチャ健康的じゃん!でもね・・・。

あーあ、なんとかしようよ、社会人諸君!



2002年08月26日(月) クリアファイル

整理したい書類があって、クリアファイルを探しに文房具店に行った。世の中の標準サイズはA4なのだろうが、ワケあってB5ファイルが必要だったのだ。ところがである。A4サイズは種類が豊富なのだが、肝心のB5サイズの選択肢が少ない。何軒かまわってようやくたどり着いたのが、現在使っているものだ。

商品名は、コクヨの「ウェーブカットポケット」。キャッチフレーズは「ポケットがちがう!」というモノ。特徴は、ポケットに波形のカットが入っているので紙の出し入れがスムーズであること。そして、ポケットに厚手の材料が使ってあるので高級感があること。の2点だ。

決め手は、ポケットの材質だった。使っていけばどうでもいい部分になってしまうかもしれないが、なんとなく気になるところでもあるのだ。僕は、洋服でもなんでも触感を気にする傾向がある。これがしっくりくるものが決め手になることが多い。今回もその例に漏れず、やはりこの触感がポイントになった。

「だからなんなんだ!」という声が聞こえてきそうなのは百も承知である。別に何かを伝えようなどという壮大なメッセージはこの話題の中には皆無だ。そう、ただの独り言である。どう深読みしようが40男の独り言なのだ。



2002年08月25日(日) 冷やし中華にマヨネーズ

そういえばさ、名古屋では冷やし中華にマヨネーズがあたりまえのように付いていたっけ。富山に来てもう17年。そんなことも忘れてたなあ。

今日の夕食はその冷やし中華。なんとなくマヨネーズのことを思い出したので、さっそく実行してみたんだ。うーん、やっぱこれにしかないよ。それぐらいグッドな味。どうしてこんなに美味しい組み合わせを忘れていたんだろう。

でもマヨネーズってさ、けっこう高カロリーなんだよね。この冷やし中華にマヨネーズの組み合わせは、なんとなくヤミツキになりそうな予感。カロリーの過剰摂取に注意しよっと!



2002年08月24日(土) 文字を書くのが・・・

パソコンを使うようになってから、めっきり文字を書く機会が減った。企画書や報告書などはすべてパソコンで作成し、ファックスでのやりとりは激減。替わりに増えたのがメールでのコミュニケーション。人によっては、スケジュールやメモなどもすべてIT機器で代用している人も多いだろう。こうなってくると、ますます手書きの文字を書く機会は減る一方だ。

そこで弊害が出てくる。急に手書きの文章を大量に書かなければいけなくなったとき、やたらと肩が凝るのである。学生時代にこんなことはありえなかった。想像するに身体の余分なところに力が入って、リラックスして文字が書けなくなっているようなのだ。もっとはっきり言えば、文字の書き方を忘れつつあるのかもしれない。それに心なしか字がヘタクソになったような気もする。(元々そんなに上手くはないけど)

やばいぜ、こりゃ。文明の利器に頼るのもいいけれど、それが人間の本質的活動に影響を及ぼすようでは本末転倒ではないか。でも、一旦グレードアップした生活を元に戻すのというもまた至難の業。うーん、どうしたもんだろう。

一番いいのは、手書きの手紙か日記を書くことだろう。しかし、これがまたなかなか書けない。元来、筆不精な俺なんだから。虎平太の日記が書けるのは、パソコンを使っているからなのだ。しかし・・・。

この際一念発起して、一丁誰かに手紙を書いてみるか。でも、俺なんかから急に手紙が来たらちょっと気持ち悪くない?



2002年08月22日(木) 携帯電話が原因のある出来事

携帯電話(以下携帯)を使い出して5年になる。それまでは圧倒的に携帯嫌いだった。なんか24時間、束縛されるような気がしていたから。それが今では、コレ無くしては仕事が成り立たない。それに自分が持ちたくなくても、仕事の連絡網は携帯が中心に動いているからしようがない。

俺の知り合いにも「俺は携帯を持たない主義」と自慢しているヤツがいるけど、アレはあんまりカッコよくないね。一人で生きているんだったらそれもいいけど、あんたも周りの人に支えられて仕事しているわけじゃん。別に俺は携帯推進派じゃないけどさ、インフラがそうなっちゃているんだから、エエ加減に所持したらどう?それによって大きなチャンスを逃すこともあるんだから。

まだ会社にいる頃、この携帯の番号を教えろ、教えないで上司と大喧嘩したことがあった。なんでも携帯の番号を連絡網に載せたいらしい。その上司は、「サラリーマンとしての常識だろ」って言う。俺の言い分は、「会社のサポートは受けてないんだから申請する必要なし」だった。それに、持っている人だけが申請しなければならないというのは、どう考えても納得がいかない。会社がそこまで必要としているのなら、会社が各個人に持たせるなり、何らかのサポートをするべきだろ!

そして、大喧嘩の顛末は・・・。
なんとその上司、自分が携帯持っていないんだって!エエ加減にせえよ。部下に言う前に自分で携帯持って申請しろっていうの。まずは自分が手本になれよな。俺がそのことをつっついてやったら、「お金がない」だの「それとこれとは話が違う」だの言い訳の嵐。さすがの俺もあほらしくなったので最後に一言。

「俺、携帯持ってませんから」

この話を伝え聞いた俺の知人は、「そりゃ、子供の喧嘩じゃん」ってポツリ。まあ、そう言われても仕方がないけどさ。納得いかんもんはいかんでしょ。みんな、自分らしく生きていこうよ(笑)。



2002年08月21日(水) 低音ヴォイス

僕の声は低音だ。最近、その声をほめられることがよくある。人間、ほめられて悪い気はしない。声変わりがいつだったのかあまり覚えていないが、たぶん中学の頃だったように思う。

今でこそほめられることが多くなったこの低音ヴォイスが、その頃はあまり好きになれなかった。理由は目立つから。先輩に呼び止められて「お前、いい声しとるなあ。ちょっとしゃべってみろよ」なんて言われ、無理やりしゃべらされたこともあった。目立たなければそんなこともないのに・・・と思ったりしたものだ。

高校のとき、とてもショックな出来事があった。低音の声というのは聞き取りにくいので、普通の大きさで話していても聞き直されることがままある。当時の僕は、そのことをなんとなく気にしていた。

担任との個人面談で相談したら、なんと通知表に「意識しすぎ」なんて書かれていた。これはショックだった。今も忘れていないぐらいだから、当時は相当傷ついていたのだろう。僕はその担任の名前を今も忘れない。教師としては失格だから。

でもその声が、今は僕のトレードマークになっている。ジンセイ、何が幸いするかわからない。親に感謝しなきゃね。

僕の低音ヴォイスは、わりとマイク乗りがいい。これは番組をつくる上で、とても大切なことだ。そうなると・・・。

まあ、なんとなく予想できるでしょ(笑)。この秋はおもしろくなるかもね。



2002年08月20日(火) 隆一のオーラ

昨日、取り巻き(?)のM氏から突然電話があって、河村隆一のキャンペーンに顔出すことになった。日程は知ってたんだけど、呼ばれてもいないのにいきなり俺が行くわけにもいかんでしょ(笑)。

最後に会ったのは、LUNA SEAのファイナルツアーの石川公演のときだったから、もう2年ぐらい経つのかなあ。出会ってからとなると、7〜8年って感じになっちゃうから、ずいぶん長い付き合いになるよね。

でも、はじめて会った頃から何にも変わってない。いつ会っても自然体なんだけど、アーティストとしての存在感はバリバリだもん。隆一に会うと、いつも心地いいエネルギーをもらうから、俺のテンションもつい上がっちゃう。周りの人に言わせると、隆一と一緒にいる俺は、どうやら光り輝いているらしい(笑)。

彼は俺より8つも年下なんだけど、尊敬できるというか、見習うべきところがいっぱいあってとても刺激的。たぶん、自分に対するイマジネーションが明確に見えているんじゃないかな。凛としてるもん。そういう意味では生粋のプロデューサーかもね。だから、あんなバラエティみたいなことやってても俺は全然心配してないよ(笑)。

と思ってたら今回は映画というフィールド。あの太宰治に挑んでいるぐらいだから、いよいよシリアス路線に入ってきた感じだね。こういう隆一を期待していたファンも多いんじゃないかな。

映画の方は、「純粋に作品としての評価が高いので、ファンの方じゃなくても絶対に楽しめます」とビクターのプロモーターH氏が珍しく熱弁を振るってたぐらいだから一見の価値アリでしょう(と最後に宣伝をば・・・笑)。



2002年08月17日(土) 日本海

小学校4年生のとき。

JR名古屋駅(当時は国鉄)から敦賀を系由して小浜線に入る夏季限定の臨時列車「エメラルド号」に乗る。確か朝8時台の列車だったな。

車窓から生まれてはじめて日本海を見た。福井県の若狭湾。まさにエメラルドブルーってこのことだと思った。それまでは、太平洋側の海しか知らなかったし、海の色ってずっと緑色だと思ってた。

日本海って好きだよ。

海を見るたびに、そのときの感動を思い出すんだ。



2002年08月16日(金) ロケ

どういうワケか、ビデオカメラの前で演技をするハメになった。それもあろうことか野外でのロケ。しかし問題はその時刻だ。真夏の午後2時といえば、いちばん暑い時刻ではないか。衣装はスーツ着用だってー!そりゃちょっと酷なんじゃないの、プロデューサーのMさん(笑)。まっ、いいけどさ、この際何だってやりまっせ。

演技といえば中学3年の時の予餞会。確か「三ツ橋ケンジ」って主役を演じたんだよな。思えばあれ以来、演技というものには一切接するチャンスがなかった俺。それがこの歳でやることになるとは・・・。

普通でいいって言うけどさ、それがけっこう難しいんだって。だいたい俺はレンズの前に立つと、やや顔が傾いて、あごが上がり気味になるんだよね。小さい頃からよく指摘されてたもん。今もそうなのかなあ。最近は言われたことはないんだけど。

えっ、何の撮影かって?それはもうちょっと待ってよ。あと2週間ぐらいではっきりするからさ。

この秋は、アクティブな秋になりそうな予感!



2002年08月15日(木) コーンスープ

小学校の給食のメニューでいちばん好きだったのはコーンスープ。そのせいか、いまだにコーンスープは好きなのだ。それも中華風よりも洋風が。スープの中に入っている数少ないコーンの粒がまたいい。あの感触、たまらんね。だけど自分で作るときは、コーンの缶詰を買ってきてシコタマ入れてしまう。こうなるとまさにご馳走である。たぶん、毎日飲んでも飽きないだろうな。

次に好きだったのは、カレーシチュー。あの味は、給食でしか味わえないもんね。シチューの中に給食の固めの食パンをつけて食べるのが好きだった。うーん、懐かしすぎる。あのカレーって、なんとなくカレーパンの中に入っているカレーの味に似てるんだよな。

その次は、焼きそばだったかな。・・・あんまり覚えてない。

なんでこんな話をするのかっていうと、ついさっきコーンスープを飲んだばかりから(笑)。夜中におなかが空くと、固形物よりも流動食の方がいいじゃん。だからわりとスープって飲むのよ。そしたら急に給食の思い出が浮かんで来ちゃってね。

たぶん俺はコーンスープのみならず、総じてスープ自体が好きなんだよな。ちょっと高級で上品なイメージがあってさ、幼少の頃の憧れがずーっと続いているかもね。

すみません。内容が薄くて・・・(笑)。



2002年08月14日(水) 問い合わせ

▼ 問い合わせ ▼

自宅の冷蔵庫の中をなんとなく散策していたら、冷凍食品がぞろぞろ出てきた。その中で3袋もあったのが、えだ豆のパッケージ。何気なく袋の裏側をみてみると、なんと中国産とあるではないか。中国産といえば、今なにかと話題の残留農薬問題。ちょっとだけ心配になったもんだから、発売元の食品会社のホームページをさっそく検索。特にその問題には触れてなかったけど、お客様相談窓口の文字が目に飛び込んできたので思わずメールで質問してしまった。もちろん残留農薬問題について。

こういうデリケートな質問の場合、レスポンスの良し悪しで企業イメージが大きく左右されると言っても過言ではないのだが・・・。

返信メールは早かったね。あたりまえのように当日中の返信。それも担当者の署名入り。商品の販売ポリシーや管理・検査方法などが非常にわかりやすく書いてあった。うーん、さすが一部上場企業(がすべてそうとは言えないけど)。こういう対応されると企業イメージは格段にあがっちゃうから人間の心理って単純って言えば単純。今までほとんど思い入れのなかった企業が急に身近な存在に思えてくる。

ほんの些細なことなんだけど、その些細なことをないがしろにしている企業や社員の多いこと。問い合わせしたって待てど暮らせど返事が来ないことだってある。企業のイメージアップ云々を言う前に、足元の対応をちゃんとした方がいいと思うけどな。まあ、どことは言わないけどさ。

昔はこんな問い合わせってほとんどしない人だったんだけど、どうしちゃったんだろう、俺。まっ、いいか。人間って変るもんだしね。



2002年08月12日(月) ナレーション

先日、某コミュニティFMのスタジオでナレーションなるものに挑戦するハメになったんだ。まあ、ナレーションといっても数十秒って長さなんだけどね。昔はさ、録音した自分の声を聴くのは耐えられなかったんだけど、今はもうなんともなくなったね。これも慣れといってしまっていいんだろうか。

自分の声をあらためてマイクを通して聴いていると、これがけっこうイケてて驚いちゃったわけよ(笑)。もう自画自賛するしかないって感じ。スタッフの評判も上々でさ、いよいよ俺の出番が来たのかなって思わず浮かれ気分になっちゃったのさ。

でも、未経験の分野にトライすることって大事なことだよね。人生それなりに生きてくると、なんとなく自分というものがわかった気分になっちゃうじゃない?でも、これが案外そうでもなかったりするんだよな。自分がいちばん気づいてなかったりする。そういうのって、未知の分野を経験したときに初めてわかったりするんだよ。「なーんだ、やればできるじゃん」ってね。

つまり、「できない」って思ってることは単に自分に中の思い込みにすぎないってこと。レッテルを自ら貼っちゃてるだけ。だから今年は、チャンスがあったらなんでもやってみることにしているんだ。「講演」「ナレーション」・・・。うーん、あといくつか控えているんだけど、今日は言わないでおくよ。何事も熟すタイミングってものがあると思うから。

明日は黒部だ。ラジオミューに参上します!



2002年08月11日(日) サイン

今、一番興味をそそられる映画は「シックス・センス」「アンブレイカブル」でお馴染み、M・ナイト・シャマラン監督の新作「サイン」だ。日本では9月に公開予定の作品。今からホント待ち遠しいねえ。内容は、ミステリーサークルがテーマなんだけど、アッシみたいな超常現象が好きな輩にはもうそれだけで十分って感じ。

巷の映画マニアの中にはさ、作品を評価するときにすぐストーリーがどうのとか、役者がどうのとか言いたがるヤツがいるけど、映画ってそれだけじゃないでしょ。テーマとか映像美とかだけでも見る価値のある作品って間違いなくあったりするワケよ。もちろん個人によっても違うと思うけどさ。

まあ、作品の見方が甘いって言われりゃそれまでなんだけど、それがアッシの「感性」というヤツなんで仕方ないわな。特に興味があるテーマとそうじゃないテーマとでは、作品に対する思い入れが全然違っちゃうんじゃないの。

以前「スターゲイト」っていう映画があったけど、これなんか考古学やオーパーツに興味あるヤツとそうじゃないヤツとでは、まったく評価が違ってたしね。あと「インディペンデンス・デイ」なんかもそう。

例えば映画の中に出てくる「エリア51」っていう場所。最近ではメジャーリーグのイチローの代名詞なんかで耳にするようになったけど、それ以前だとUFOネタに詳しいヤツしか知らなかった地名だしね。
それが堂々と出てきたもんだから、その筋のマニアにはもう話題騒然!こりゃなんかあるんじゃないのって制作意図の裏読みバトルよ。とは言いつつも、エイリアンがタコ星人として登場してきたときにはさすがにガッカリしたけどね(笑)。

だから今回の「サイン」もメチャメチャ期待してるよ。誰が何と言おうと、アッシが楽しめりゃそれでいいのさ。



2002年08月10日(土) 平凡な一日の話題

今日は平凡な一日だったので平凡な話を。と思うと何も浮かんでこなかったりする。うーん、じゃあこんな話題はどう?

僕は昔から腕時計というモノをほとんどしない。入試のときでさえしていなかったぐらい。理由は無意識のうちにはずしてしまうから。ズボンのポケットに入れたりすることが多いんだけど、その記憶さえないので気づいたときには慌てるハメになったりする。

就職祝いにもらった腕時計があったんだけど、そんな癖があるもんだから失くしてしまうのが嫌でね。もらったモノを失くすのってすごいショックでしょ。だから出張の時ぐらいしかしてなかったな。

時間が判らなくて困ったこともあったとは思うけど、おそらく致命的な不便さを感じたことがなかったんじゃないかな。だから今の今まで腕時計をしてこなかったんだと思う。最近は携帯電話を持ち歩いているので、もっぱらそれを時計代わりに使っている。そういう意味では、時間に束縛される生活に慣れてしまったのかもしれないな。

腕時計のみならず、そもそも体に身につけるアクセサリー類が苦手なんだよね。ネックレスや指輪、ペンダントなど全てダメみたい。慣れないせいもあるんだろうけど、なんとなくフィットしないよねえ。相性みたいなものがあるのかな。

あるとき懐中時計を持とうかなって思ったことがあったんだけど、実行することはなかった。なぜかというと、セカンドバッグを持たないから。幼少の頃から手ぶらが好きなんだよ。それに手に何か持ってると忘れそうな気がするし。要するに荷物を持ちたくないのかもね。

だからさ、ロレックスみたいな何十万円もする時計を持ち歩く感覚が僕にはないんだ。ファッションとかにもそんなにお金かけないし。はっきり言えば、身に着けるモノにはお金をかけてない!!これってなんなのかなあ。興味がないといってしまえばそれまでなんだけど・・・。

まあ、僕という人間はそんなヤツなんです。



2002年08月09日(金) あっきーだよ!

いしのだなつよというアーティストがいる。はじめて会ったのは3年か4年か5年ぐらい前。定かではない。会うなり「ニックネームで呼んでいい?」って言われ、それ以来、彼女は俺のことを「あっきー」と呼ぶ。初対面でこんなことを言われたのは後にも先にも彼女ひとり。あーあ、俺としたことがはじめから彼女のペースに巻き込まれてるじゃんよ。でも、たまにはこういう関係も心地よかったりして俺自身まんざらでもない。

そんないしのだにしばらく振りに電話をかけた。なんとなくアドレスを検索しているうちに偶然目に止まったからだ。携帯電話の番号が変っていないのを祈りつつコールオン。こういう時って本当に緊張する。全然知らない人が出たらどうしようなんて思ったりして。

受話器の向こうに女性の声。でもいしのだ本人の確信は得られない。思わず「いしのだなつよさんの携帯電話ですか?」って言ってしまう俺。うー、なんて初心(うぶ)なんだ。「あっきーって表示されたから誰かと思ったよ」だって。そりゃないんじゃないの、いしのだ!おまえが付けたんだろ、そのニックネーム。

いしのだは相変わらずいしのだだった。しばらく振りに電話してもすぐに意思疎通ができる関係っていいなと思う。FMのプロデューサー時代、俺はいつもそんな気持ちで彼らに接してきた。プロデューサーとアーティストの関係の前に、人間対人間の出会いなんだからと。

例えキャンペーンという仕事の場で出会った関係だったとしても、それが自分のジンセイを左右する出会いになるかもしれない。ほんの小さなタイミングのズレで俺たちは出会えなかった関係かも知れない。だからこそこの出会いを必然と思いたい。だからこそこの出会いを大切にしたい。そう思うと、人との出会いがワクワクしてくる。

明日はどんな出会いが待っているんだろう。



2002年08月08日(木) 音楽の価値

昨日の続きみたいなもの。

「モノ」の価値観とはいったい何だろう。答えは案外簡単に見つけることができた。それは「モノ」を手に入れるためにどれだけのエネルギーを費やしてきたのかということ。もちろん金銭的なことも含めて。人は自分がエネルギーを注ぎ込んで手に入れたモノには愛情が沸き宝物のように扱う。じゃあ、その反対は・・・。

僕らが音楽に目覚めたティーンエイジャーの頃、音楽を入手する方法はたった二つしかなかった。レコードを買うか、ラジオ(FM)を録音するか。それに比べて今は圧倒的な手軽さで音楽を手に入れることができる。

テクノロジーの進歩は凄まじい。特にアナログからデジタルに移行してからはそのスピードが更に加速しているようにも思える。確かに便利にはなった。僕自身もその便利さを十分すぎるほど実感している。だけど・・・。物事には常に対極が存在する。この場合の負の側面。それは、その恩恵を最大限に享受してきたはずの音楽そのものではないだろうか。

パソコンの普及は家庭内におけるデジタル環境を大いに促進させた。インターネットを利用したダウンロードやCD−R等のコピーメディアなどがその代表例だ。これは何を意味するのか。結論は断定的だ。それは音楽そのものの代価が限りなく無料に近づいていき、大量消費される時代に突入したということだ。

昨日も少し触れたけど、僕らはまだその過渡期を生きてきた世代。だから幸運なことに音楽の価値観の変化を身をもって体験できた。でも、生まれたときからその恩恵を受け、あたりまえのようにその時代を生きてきた世代に、かつての価値観を押し付けられるだろうか?

音楽が売れなくなったと言われはじめて久しい。冷静に考えればあたりまえのことだろう。音楽業界をとりまく環境はデジタル化と共に大きな変化を余儀なくされたのだから。

いいとか悪いとかの問題ではない。この環境の変化をどう受け止めるかの問題なのだ。今こそ音楽業界やメディアが取り組むべき使命。それは音楽文化の存亡に他ならないと思うのだが・・・。



2002年08月07日(水) 「慣れ」

今日の富山市の最高気温は37.1度。もちろんこの夏の最高気温だ。でも、僕が記憶しているここ数年の最高気温は38.9度。それに比べりゃまだまだよ、なんて思ってしまう自分もどうかと思うが、それが本心であるからどうしようもない。いやあ、人間の「慣れ」とは末恐ろしい。

僕が子供の頃は、30度を越えたら間違いなく猛暑というイメージがあったんだけど、今じゃ30度ぐらいじゃ驚かない。これもヒートアイランド現象の影響なのか。いったいこの先地球はどうなっていくんだろう。数年後には、40度を超えても別に驚かなくなっちゃたりして。・・・それも「慣れ」だよ。

「慣れ」といえば携帯電話。これも数年前までは、別に持っていなくてもビジネスに差支えがあるなんてことは無かったんだけど、今じゃもう絶対無理。いくら自分は携帯電話を持たない主義だって突っ張ってもビジネスの連絡手段がそれ中心になっちゃてる。携帯メールにビジネス情報がどんどん入ってくる時代だもんね。あっ、僕は決して携帯電話の推奨派じゃないよ。どちらかと言えば持ちたくない派なんだけど、こうもインフラが変っちゃうとね。

でもほんの数年前までは、携帯電話なんか持っていなくても何の不自由もなく生活してきたことを考えると、ほんと「慣れ」って恐い。僕らはまだ、携帯が無かった時代からの移行組だからその便利さを便利さとしてして享受できるけど、生まれた時からそんなテクノロジーが当たり前のようにあった世代にとっては、便利という感覚さえもないかもしれない。

これってどうなんだろう。テクノロジーの進歩によって生活が便利になってるのは認めるけど、大切な何かを置き去りにしてきてしまったような気がしてならないんだ。モノの価値観とかさ・・・。

でも僕は今日もあたりまえのように携帯電話を使ってる。きっとテクノロジーに毒されてしまったんだな。

わかっちゃいるけど戻れない・・・。それが人間?



2002年08月06日(火) 文章の書き方

本の収納場所にちょいとばかり困ってきたので、本棚を整理することにした。すると「文章の書き方」の類の本が4冊も出てきた。いつ買ったのかもよく覚えていないのだが。でも、ちょうど企画書やメルマガなど文章を書くことが増えてきたところなので、なんとなく読み始めてしまう。

何かの本に「人間の記憶は思い出すたびにつくらるもの」って書いてあったけど思い込みって案外そんなところから来ているのかもしれない。なぜかというと「あれっ」て思うことがたくさんあったからだ。

冷静に考えてみると、文章の書き方の基礎的ルールって小学校の作文の時間に習ったきりではないか。それから今の今まで真剣に振り返ったことなど一度もない。なのに日常的に僕たちは文章を書いている。あまりにもあたりまえに。

そんな視点から物事をとらえてみると、「読み書き」という行為のなんと大切なことか。でも、ここで一つの疑問が。

あの頃の俺ってそんなに真剣に勉強していなかったんじゃないの?

そう思うとさすがに不安になる。今更ながら担任の先生の言葉が脳裏をよぎるのだ。「おさらいが大事ですよ」



2002年08月05日(月) インチキマネージャーM氏

今日はインチキマネージャーM氏と再会。ザ・コブラツイスターズの富山キャンペーンだったのさ。M氏とはめちゃめちゃ仲がいいんだけど、付き合いはここ3〜4年ぐらい。コブツイがデビューする前にスタッフキャンペーンってのがあって、そこへふらりと現れたのが初対面。でも、当時ビクターの担当だったジミーってヤツと俺がM氏の前でいきなり激論(ほとんどケンカ)を始めちゃったんでさぞやビックリしたとは思うけど(笑)。今思えばその印象がすべてだったのかな。まあ、一生付き合っていくでしょうな、M氏とは。今、こっそり進めてるプロジェクトがあるんでほんと楽しみなんだよ。もうすぐ発表するからね。

そうそう、コブツイのアキラとも久々のご対面。でもあいつのはにかむ笑顔というか含み笑顔がどうにもこうにも気になるんだよなあ。今日そのことを指摘してやったら照れてやがんの(笑)。まあそんなとこが垢抜けなくて最高なんだけど。それにしても今日はテンション高かったよなあ。なんかあったのかい?アキラさんよ。俺の前ではなかなか見せないもんね、そのテンション。



2002年08月03日(土) 今日の出来事

眠くて思考が今にも停止しそうだから、言葉の羅列になってしまうかも。
許してー。

涼しいのか暑いのかよくわからん気候。今日は僕がエリアマネージメントをしている高校生シンガー、ORHA(おるは)のイベントに同行。と、その前に新聞社の取材と9月に予定されている某高校の文化祭の打合せを入れてたんだった。

スケジュールを入れるときに真っ先に考えるのは食事の時間。ところが、どうやり繰りしてもコレが取れ無いことがあるんだよね。今日がまさにそう。いやあ、すまんすまんって感じ。

結局、地元のコミュニティFMの番組の前にちょっとだけパンを食べる。僕はなぜかカレーパン。なんだか無性に食べたくなっちゃうときがあるね、カレーパン。でも今日のカレーパンはいつもと様子が違う。だって中のカレーがグリーンなんだもん。初めての経験でしばし唖然。味は普通のカレーだったけどね。

ORHAのライブは夜8時からの公開生中継。やる度によくなってくるね、彼女の歌。どうやら自信がでてきたみたいだね。若さは時として偉大な進歩を遂げたりするけど、彼女は今そんな時期かも。

でも、ちょっとだけ疲れたな。心地よい疲れだけど。
明日もがんばろっと。



2002年08月01日(木) 映画の日

今日は映画の日だったから全国的に入場料が¥1000だったでしょ。だから、かねてから見たいと思ってた「タイムマシン」を見ようと思って午後からシネコンに行ったわけさ。上映15分ぐらい前についたから余裕だと思ってさっそくチケット売り場へ。そしたらさあ、なんとあと1枚だって! そりゃビックリだわ。あわててロビーの方に目をやったらすんごい長蛇の列。みんな考えること同じだね。巷は夏休みだしさあ。いやあ、まさかあの列が「タイムマシン」とは思わんかったね。「釣りバカ日誌」か「猫の恩返し」のどちらかとばっか思ってたよ。やっぱり人間、思い込みはいかんね。

そんなんだから、さすがに見るのやめて帰ったよ。でもね、なんとなく釈然としないもんだから、夜9時の回に再びチャレンジ。今度も見られなかったらさすがにショックだから、1時間も前に家を出ちゃったな。その甲斐あって30分前に到着だ。今度は余裕のよっちゃんで、ベストポジションに座って見ることができた。よかった、よかった。

でも、映画はやっぱり入場料を払ってみるもんだね。放送業界なんかにいると、招待で見る機会があったりするじゃん。これ、ライブなんかも同じで、実際にチケット買って見てる人と招待で見てる人じゃ集中力とか高揚感が全く違うもん。彼らにとってその日は特別なんだから。自らリスクをとっているかとっていないか、これ大事だよ。身銭きるっていうやつね。だから評論家なんかががタダで見てさ、あれこれ言うのはお金払って見てる人に失礼だと思うよ、ほんと。俺もライブなんかよく招待されて見せてもらったりするでしょ。よかったライブは何の問題もないんだけど、よくなかったものについてはいろいろ考えちゃうもんね。今日の俺の感性は信頼できるのかってね。お金払ってる人とは絶対に同じ目線では語れないはずだから。

俺は見たことないんだけどテレ朝系の深夜番組で、あの井筒監督が身銭きって映画を見てボロクソに評論する番組が高視聴率をとってるって話を聞いたんだけど、やっぱりなって思うよ。視聴者はわかっているんじゃない。

キーワードは「リスク」と「リアリティ」だね。


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