二度目の恋。
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2005年10月31日(月) 関係のない思い出話。

昨日、友達と梅田で会いまして。
ホテルのカフェでバカ高いケーキセットを食べながらお喋りしまして。そこで一冊の本を渡されました。友達のお父さまの書かれた本。夏にそういう本が出されたことは知っていたのですが、私のところに直接届くほどに近しい関係ではなく、けれど彼女は関係者からダブってもらっちゃったので一冊あげるわと。

受け取りながら、「で、中身読んだ?」と訊ねると、「パラパラ見ただけ。読まれへん。自分出てくるもん」「へええ、それは恥ずかしいな」「他人ごと違うで。あんたも出てくるで」「え」「○○ちゃんとかも出てるで」「ええええっ」「赤くならんといてよー」。……てな会話がありまして、まあそんな内輪の会話ここに書いたってしょうがないんですが。つまるところ、学生時代に亡くなった友達のお父さまが息子の学生時代の友人達とのエピソードを本にまとめられまして、それに自分も彼女も出てくるという話。亡くなった友達と言っても一人ではなく。大学一回生で出会った仲間十数名のうち、一年目の冬に一人が突然他界し、四回生の秋に二人目が闘病死し、卒業後三年目の夏に三人目が急死してまして、それぞれ別の病魔に襲われ夭逝した三人と、その三人を見送った仲間達のことを二人目の子のお父さまが書かれたわけです。

懐かしかった。

自宅に帰ってから一気に読みまして。確かに友達が言ってたみたいにがっちり自分が出てくるので多少の照れはあるのですが、それを通り越えた懐かしさやら何やらで、昨日から心が震えっぱなし。あの春にいわゆる難関大学と言われるところに合格して全国から集まってきた健康で若かった私たちの仲間は、全員揃って卒業することはなく、一人欠け、二人欠け、卒業後に三人目まで欠けて、「四人目は誰?」という言葉がシャレにもならない二十代を過ごし、けれど四人目になる者はいなくて、今はその後の人生を別々に歩いています。別々だけれどどこかでつながっていて、こうして本が手元に届いたりします。

本のなかで「あの三人がいなかったらもう仲間はバラバラになっていたかもしれない」との科白があって。それはグループの中心的存在である男の子の言葉なのですが、確かにそれはそうで、教養部で集まった仲間が専攻学科ごとに分かれ、卒業後は進路も分かれ、それでも連絡を取り合ったのは、細切れにめぐってくる法事の席があったからだったりして、ある人の一周忌で久しぶりに集合して「こないだあったのは○○君の墓参りのときだったね」なんて話したりしました。それが平和な時代の平凡な二十代の仲間として特殊なことなのか、さして特別ではないことなのか、他の青春を送ったことがないから判らないのですが、私の青春は確かに友人達の死ともにあったのです。


その本はたぶん一般には流通していないと思います。書店扱いのある自費出版という感じかな。他にも評論とかそういう本を出されてる方で、素人の作品ではないのですが、ならプロの小説として一般に通用するかというと、そういうものでもないと思う。作品や文章の質という問題ではなくて、家族への配慮とかそういうのがね。ひとを傷つけるような描写はほとんどなく、綺麗な思い出だけが存在する世界なので。私たち仲間十数名はみんな美男美女ですし。人を惹きつけずにおかない大きな黒い瞳の女性とか自分のことを書かれていると「誰やねん、その証言したんは」と本にツッコミ入れちゃったりします。だってそのお父さまと実際会ったの一度くらいだよ私。美化して頂いてありがとうございます。

ツッコミ入れちゃうくらいには、思い出なのです、すでに。懐かしくても涙はないし。ケーキ食べながら「だーもー、恥ずかしいなー」「困るよなああ」と笑って話せるくらいの思い出なのです。


友達を見送ったときにもリアルタイムで私たちは追悼文集を出したり、ご家族の出された追悼本に寄稿したりしてましたが、それらはもう生々しくて痛々しくて、とても懐かしさなんか感じられるものではなく、完成度も低い。そりゃそうです。大学二回生が友達の死を受け入れられずにあがきもがきながら必死にまとめた本だし、印刷会社は当時同人やってた私が使ってた会社だし。

だけど、同じ思い出を、文筆家である方が十何年の月日の後にある程度の距離を持って一冊の本にまとめられると。そこにはあまりにも綺麗に自分の青春が残っていて、嬉しくて、懐かしくて、幸せだった。赤いコカ・コーラのベンチや、ギターの音色、いつも集まった場所や、遊びに行った男の子たちの汚い下宿。絵に描いたような綺麗な青春がそこにあって、書いてもらえたことに心から感謝しました。……いや一応本屋売りもしてる本に無断で実名出されてんのはどうなんかなと一瞬思ったのも事実ではありますが。それもいいよ、って気になった。だって思い出のなかの私たちがあまりに綺麗なので。去っていった友達とともに、あまりに純粋に青春を謳歌しているので。


描かれていることは、決して真実ではないんですけれどね。それがすべてではない。半分くらいしか書かれてない。だって、この本には、ひとつだけ、まったく触れられてないことがあるんですよ。何一つ入っていない要素が。それが、恋愛。……だって二十歳前後の若者十数人ですよ。男女混合チームですよ。そりゃそれがなきゃ話にならないわけで、生と死に真正面から向き合って、人はなぜ死ぬのか、なぜ生き残ってしまうのか、真剣に語り合い、毎日泣きながらいなくなった子のために白い花を買いにいき、それでもやることはやってたんですよ。くっついたり離れたり振ったり振られたりしてたの。当事者である私たちは、そこに出てくる名前の一つ一つにリアルにそういうことを思い出せる。著者であるお父さまがそこに触れなかったのは、故意にでもあるだろうけれど、半分以上はたぶんご存知ないからだとは思うんです。だって誰もそこまでご家族に話さないし。夭逝した子たちの恋人のことすら出てこない。


「生徒諸君!」ってマンガがあります。中学時代に出会った仲間が、それこそ仲間の生と死を乗り越えて成長していく、ってマンガ。それの正編(今続編やってるんで)のラスト近くに、仲間の一人のお兄さんが仲間達の生と死と友情を小説にまとめて、それで賞をとる、ってエピソードがあるんです。仲間たちがそれぞれの思いを胸に、その小説を読むシーンもあって。なんか、それを思い出しました。一歩外にいて書いてくれるひとがいて良かったな、それだけの筆力のある方がいてよかったな、と。

文章の力について改めて考えました。身内が必死で綴った追悼文にはそれにしかない何かがあったけれど、やはり上手い文章には上手い文章にしかない力があるわけで、読みながらこれだけリアルにあのころを思い出せたのは、書き手が上手いからであって。私たちが悲しんだことや、著者の悲痛な思いなどは省略され、ただ死んだ子たちがどんな子であったか、生き残った私たちとどんな日々を送っていたか、仲間たちがどんなつながりだったか、葬儀の日はどんな天気だったか、当時の仲間達の風貌はどんなだったか、キャンパスはどんな風景だったか、そしてその後の仲間達がどう過ごしているか、淡々と書かれていて、本人を知っている私たちにも(多少の美化はあれど)確かにあの子はそういう子だとうなずける人物描写もあって。書いてない恋愛のことまでが思い出されてくる。

今はただ懐かしいのです。


私たちはくっついたり離れたりした結果、「生徒諸君!」みたいに仲間内や身内で結婚したりはせず、それぞれに別のひとを見つけ、離ればなれに生きているので、どこかで全員集まったりすることはもうないんだと思うのだけれど。もしも集まるときがあったなら、そこにはすでに時間を止めた三人も必ずいます。なんだかね。もしかして、すごくおかしな青春なのかもしれない。どうなんだろう。判らないのだけれど。さすがに三人目が死んじゃったときにはなんじゃこりゃと思ったんですけどね。なんでなんだろう。その大学の学部同期生で夭逝したのって、三人だけです。なのにそれが一つのグループから出て、しかも別々の病魔って。結婚式より葬式出るほうが慣れてましたからね。三人目の死を告げる電話がかかってきたときに、そのあとのことが予想できましたから。「ええとこういうときの準備といえば……」って。三年周期での悲劇が続き、恐れていた四回めの三年目が無事に過ぎたころ、私たちは年相応に結婚式で集まるようになって、そのあたりから本当に別々の場所で生きるようになったのだけれど。それでも、あの日々は忘れない。生きることも死ぬことも本当に判らない。どうしようもない。あのときから私はすべてを信じてはいません。だけど立ち直って笑ってはいる。


懐かしかった。
本当に。


以上。
ほかに書く場所がないからここに書いてしまいました。


2005年10月30日(日)

エイトのクリスマスコンサート、友達ともどもはずれました。かーなーり落ち込んでたのですが、「君の応援してる子がそれだけ人気やってことや。一度はあかんようになってた子なんやろ。良かったやんか。その子のために喜んであげ」と真面目に同居人がなぐさめてくれたので気を取り直しました。こういうとき「次は当たるよ」とか慰められても駄目なんです。ツボはそこにはない。さすが同居人はあたしが立ち直るポイントを知ってる。ファン活動面での私の精神構造をよく判ってくれてるな〜って、日記に書いてしまうくらい嬉しかった。阿呆ですね。ははは。……すばるさんの新しい階段が強く高く伸びていってることに乾杯。


……熱落ち着いてるとか言った端からコレで。



……つまりその、アルフィーさんがすばらしかったんですよ。
あんだけ号泣したのっていつ以来だろうというくらいぼろ泣きした。
感動してぽろりと涙がこぼれる、とか言うんじゃなくて、ホントの号泣。
6曲くらい泣き続けましたもん。

醒めたり落ち着いたりしてちゃ駄目だーと思いましたね。いろんなことに対して。泣いたり笑ったりしていたい。


しかしアルフィーに感動したからといって他の熱まで復活するのは何なんだろうと思う。人生複雑です。

そういえば一緒にアルフィー見てた友達の携帯のアドレス帳に、私は顔写真がディアッカさんで登録されてました。開演前に二人でさんざんデ議長の悪口で盛り上がりました。運命最終回以後初めて会ったので。「レイをホントに可愛がってくれてると思ってたのに女しか見とらんのかー!」というのが友達の怒りポイントでした。いろんな見方があるもんだな……。












2005年10月28日(金) 買いたい。

仕事をしています。割と順調に。割と順調でえらいな私と思いつつ、このペースが年末まで続かなかったらマジでやばいことになりそうなのが怖いです。今週でほぼ5分の1済ませて、第一次検問を突破して(できなかったら本当に困るわけです)、11月の20日までに5分の3まで終えて……それで本当にギリギリ。がんばろー……。


亀梨山下の「青春アミーゴ」うっかり買ってしまいそうで怖いです。発売決定したときから「いくらカップリングが「絆」でも恥ずかしくてよう買わん」と思ってたんですが、昭和歌謡なメロディにまんまと引っかかってます。野ブタも見てるしさ。エイトさんのDVD予約するときについでにぽちっとクリックしてしまいそうです、アマゾンの画面。……で、またアマゾンの履歴がジャニばっかりになるんだな(ジャニ以外は基本店頭で買うんですが、ジャニは恥ずかしいからアマゾンなんです・笑)。

でも「ごくせん」のDVDBOXは結局買わない気がする。タイミングがずれました。6月までに出てたら絶対買ってた。9月でも買ってたかも。今なら「ごくせん」集めるより「種無印」を揃えたいです。「ごくせん」はこないだの「同窓会」なるスペシャル総集編番組が逆効果になった気がします。みたかったシーンは見られたし、もういいかなと。……あと、今、たぶん、すごくあらゆる熱が落ち着いてる周期で。仕事熱が上がってるのも大きな要因なんですが、この二年ばかり自分の「熱」を支えていた「種」が終わってしまったのが予想外に大きいようです。何かに燃えるって(あえて「萌える」と言わず)幸せだよねー、と突っ走ってきた気持ちがゆるやかに落ち着こうとしてる気がする。三次元でかつてない盛り上がりを見せてたすばる熱もやや落ち着いてきまして、たぶん、今なら握手会に泊まりがけでまでは行かない気が(笑)。

……ま、そんなこと言ってはいますが。
次に何がどう燃え上がるかは判りません。
とりあえず、アルフィーさんのライブ行ってきます。




2005年10月27日(木) 幻のチケット。

第五戦のチケットを必死で手に入れた友達のために祈ってたんですが、駄目でした。彼女があれだけ楽しみにしてた日本シリーズに行けないんだと判った瞬間、なんか凹んだ(それでも勝った方ならまだよかったでしょうが、関西人の常としてまわりには圧倒的に阪神ファンが多いのです)。相変わらず「ファン心理」というものには過剰にシンクロしがちです。だって本気のファンであることというのは楽しいけれど辛いもんじゃないかなとも思うんで。







2005年10月26日(水) ウテナ

BSアニメ夜話「少女革命ウテナ劇場版」。
懐かしかった。ウテナのサントラ引っ張り出して今聴いてます。

ウテナはテレビ版はほぼ全話見て、劇場版はビデオで見ました。
でも特別に好きかと言われるとそうでもない。
基本、暗喩で語る物語は好きじゃなくて、「判るひとだけ判ってね」みたいな作り手の姿勢がほの見えた段階で醒める質です。自称「判るひと」が「判る判る」と語り合う感じも苦手。それって内輪受けやん。誰にだって判るものを示さない時点で作り手の怠慢と傲慢を感じるわけです。暗喩っちゅーのは暗喩だと判るか判らないかくらいのラインで入ってればいいけども、暗喩だよー暗喩だよー読み解いてよーと言われるとうざい。……だけど榎戸脚本は好きなわけですよ。そこはもう、セラムンはるみちオタクの性というか何というか、もうしょうがないわけで(緒方恵美のアルバムに榎戸作詞の歌が入ってただけで「はるみちソングー!」と喜んだくちですから・笑)。そういう複雑な思いが存在するのが私にとってのウテナだったりします。あの手の作品を好きだというのはポリシーが許さないんだけども、全話見るほどにハマってたことは確かで、幾原榎戸にも思い入れがある。はるみちの呪いですかね。

あと、暗喩ちりばめ系で苦手な作品でも、テーマがジェンダーがらみだったもんでね。そこはがんばって読み解いたり語ったりしようかなという気にはなる好きなテーマで。はるみちでやり残した「男装」ネタ(があったとしたら)をさらに掘り下げてくれるのかな、と期待して一話から見てた。

昨日のアニメ夜話での語りについては、特に目からウロコだったり面白かったりしたものはなかったんですが、榎戸洋司本人が出てたんで嬉しかった。んで、懐かしかった。そこにつきる。






2005年10月25日(火) めも

今日のアニメ夜話は少女革命ウテナ。
忘れず見なければ。



2005年10月22日(土) 土曜日なのに。

種のない土曜日二度目。寂しいです……。
寂しかったので、無印種の最終話近くを久しぶりに見返してみました。49話、つらすぎてずっと見られなかったんですが、ムウさんは実は死んでないんだよと判ったうえで見ると辛さが半減します。
傷のあるイザークさんが懐かしかった。ママとの絡みの多いイザさんはまだ少年だった。運命のイザさんとはまったく違う。ディアッカさんはあんまり変わってない(笑)。

種の後番組は、BGMの静かな演出がちょい苦手なんですよね(汗)。
筋はこれから面白くなるのかなという感じですが。



昨日は六本木ヒルズで晩御飯食べてました。日帰り旅行。楽しかったです。都会はいいなあ〜。




2005年10月19日(水) 渡る世間は阿呆ばかり(笑)。名前バトン。

昨日の話の続き。オフィシャルサイトに本人のコメントがUPされ、「元気です!」と大きな文字で。こうやって本人からの素早い対応があるとほっとします。秋ツアーで元気な姿を確かめてくれとのことで、今月中には確かめに行く予定です。待ってて王子。

ところで、最近、自分のまわりに阿呆が多くて嬉しいです。久々に喋る友達がみんな阿呆です(笑)。好きなジャンルの公演に月に9回入ったことを嬉しそうに語ったり、年末年始コンサートのスケジュールをたてるのに本気で悩んでいたり、とどめは「ぴあに電話かけるの手伝って」と頼んできたヤツ。いきなりの電話で何かと思ったら、日本シリーズ電話予約の助っ人依頼だった。いやー阿呆ばっかりで嬉しい! 「類は友を呼ぶ」という言葉は偉大だと思う昨今です。

 


たまやす様から「名前バトン」いただきました。
こちらこそご無沙汰です、いつも拝見してます>たまやすさま。


●貴方のLN又HNは何ですか?
さやぎ。
……LNってなんですか?

●LN又はHNの由来は何ですか?
立野真琴の80年代のマンガ「ミッキー&一也シリーズ」でアイドル歌手ミッキーが東京ドームのこけら落とし公演で演じた役名。こんなん判ってくれる方いたら嬉しすぎます。朝丘卓也が今でも好きです。

●差し支えなければ本名をお願いします
差し支えます、ごめんなさい。

●本名の由来は何ですか?
知りません。親きょうだいと共通項が多いので、そこらあたりじゃないですかね。

●過去に使っていたLN又はHNを教えてください
仕事用サイト近辺では仕事用名前のひらがなバージョンとか仕事用名前の上二文字バージョンとか使ってました。厳密にはまだ過去形ではないHNですが、最近めったにそちらでWEBを歩かなくなりました。

●今までこの名前可愛いと思った名前はなんですか?
「ミリアリア」は非常に可愛らしいと思います。
「ルナマリア」も結構ヒット。
大昔に「マリア」という名前が大好きで(グレンダイザーというアニメがあって、そこにそりゃもう可愛いマリアちゃんというキャラがいたのです)、それに似た響きに惹かれる傾向が未だにあります。
セラムンの「はるか」と「みちる」のセットもツボ。古典的なのに新鮮でかわいいぞ。
最近だとやっぱり「すばる」ですかね(笑)。このひとの場合ひらがななのがいいと思うわけです。似合ってる。
……てか、これ名前の話じゃなくてキャラ(人)話になってるぞ私。ついでだからキャラ話系で続けますが、「ミリアリア」と「ミリィ」みたいに愛称のある名前っていいですよね。いつどのタイミングで愛称呼びになるか、ってことだけで一つ物語ができるところがツボで。



 
●一番大切な恋人に何と呼ばれたいですか?
なんでもいいです。
ていうか、一番大切な恋人って微妙ですね。二番目に大切な恋人とかいるのかな。一番大切だけど恋人ではないひとならいそうだけど。


●LH又はHNと本名どちらが好きですか?
どっちも好き。
本名はひとが付けてくれた名前なので好きです。自分で仕事用の名前決めたとき、自分でつけた名前なんか好きになれるかどうか不安でしたから。名前はひとからもらってこそ、という気がしてた。今は自分でつけたのも好きですが。
HNも、あまり考えずにつけたわりには気に入ってます。


●また生まれ変わってもその本名でいたいですか?
別のがいいです。
本名平凡なんで、変わった名前のひとってどんな人生なのかなと思う。


●次にバトンを渡す人を5人どうぞ
すみません、ここを見てくださってるサイトマスターさんがいらっしゃるのかホントに最近自信がないので、回すに回せないです。ストップで。





名前といえば。
少し前に仕事用のオリキャラの命名に苦労する話をここに書きましたら、アドバイスくださった方がいらして、ありがとうございました。
………実は今のオリキャラはかなり限定された範囲からしか選べないのですが、いつかアドバイス参考にさせていただけたらなと思ってます。ありがとうございます。


で、そのオリキャラ。
二時間かけて史料めくってなんとか名前決めたんですが、その翌日、ぱっと閃いた名前のほうが気に入って、全部つけかえました。二時間なんだったんだ、って話です。でも久しぶりにしっくりくる気に入った名前を手に入れた気分。ある伝説のヒーローとヒロインから響きだけもらったんですが、しっくりくる響きってあるんだなと思いました。調子に乗って名前の基本をある伝説に基づくもので揃えてみることにした。語り継がれた名前のいいとこだけもらおうという作戦です(笑)。




2005年10月18日(火) それが祈り、心からの。

昨日も昨日でいろいろあった一日だったんですが、何もかも吹っ飛ぶ今朝の新聞(の週刊誌広告)。王子が入院て何。秋ツアーネタバレ避けのためにファンサイトめぐりを自粛してた間に何があったの。でも今秋ツアー真っ最中だし、それで緊急入院だったらもっともっともっとファンサイトが騒ぐよね? 過去の話だよね、週刊誌だし? こないだの堂本兄弟出てなかったのってもしかして関係あるの?………つってパニック起こしつつ老舗サイトをのぞきにいったら過去の話でした。ああああああああ心配させないでくれ。なんかもう、駄目なんですよ。このひとは弱みなんですよ。弱点なんですよ。逆鱗になったりもするくらい特別な場所なんですよ自分のなかの。頼むからもうお願いだから健康で幸せでいて。あたしにできることだったら何でもするから。あなたが健康で幸せでギターを弾いて歌って笑っていることが私には必要です。




バトンいただきました。
後ほど追記で!


2005年10月17日(月)  

次の仕事にとりかかるのがすごく楽しみでわくわくしてます。わくわくしてます、ということは、土日と結局書き始めていないということですが。家の片づけをしてました。最初の一歩というのはどうしてこう長くかかるもんなんでしょう。



J日記。
「DREAM BOYS」すばるさんもかつーん6人も亮ちゃんも出るようで。チケット争奪どんな倍率になるやら。……出演者が判る前は「もしもチケットとれちゃって、それでお目当ての子が出なかったら東京まで行くのむなしい」とか思ってたんですが、出演者が理想的だと判ったとたんに「そんな豪華面子じゃとれる気がしない。そこまで揃えんでもええのに」と思ってしまう勝手な自分。申込用紙はすでに記入済みなんですが、なんとなく詳細が発表になるまで振り込みする気になれずにいて。すばるさんが(メインの一人として)出ると確定したからには早々に申し込まねば。……とれなかったらレポサイトにはりついて公演期間を過ごすんだろうなあ。DVD出してくれんかな。売れることは間違いないのに。……ときどき我に返るとなんで私はこの子にハマってるんだと思います。「ごくせん」から仁カメの流れは自分で一応納得できるんですが、すばるさん好きだけは自分でも判らない唐突さと熱心さだと思う(苦笑)。

……スポーツ紙詳細にチェックしたら、すばるさんと仁、あるいはすばるさんと亮ちゃんが兄弟役だとか。それはもう、ものすごく見たいです。どっちの兄弟も素敵すぎる。んで、どっちにしろ兄貴のほうがちっさい(笑)。







2005年10月15日(土) テレビな一日

ありがちなことなんですが、仕事にGOサインが出たとたんに気がゆるみ、このところ眠りが浅く夜明け前には目が覚めていたというのに、今日は起きたら10時。あらまあ。なんだか気分がだらけてしまって、溜めてあったビデオの消化に勤しみました。「高校生クイズ」と「がんばっていきまっしょい」の最終回と、森田剛がやってた特攻隊ドラマを見た。最後のは泣いた。まんなかのはほとんど早送りでした。全部見る根性が足りんかった。いくら田口君が出てても。「高校生クイズ」は毎年ビデオにとって隅々まで見るほど好きです。なんか好き。地方予選までチェックして見てる。週遅れで始まった運命の後番組は、半分見たところで電話かかってきて残りは見られませんでした。演出がちょい苦手な感じかも。まあ鋼も十話くらいから見始めたし、あんまり初回からノルこと少ないし。












2005年10月14日(金) あれこれ(日記のタイトルって最近面倒で)

同盟サイトさんというのか、そういうのの有名どころで、「フラガが還ってくるまで待ち続ける会」さんというのがありまして、みなさまご存知かと思うんですが、そちらの動画バナーがなかなか切実で、「ホント戻ってこいよな兄貴!」という感じだったんですが、昨日初めて、そちらで新しく配布された満願成就記念バナーを発見しまして、なんかじんわり来た。いやー、私の種熱において、フラガさんが死んじゃった(ふりを二年近くしてた)ことはかなり影響を及ぼした事項だったんで、あらためて「よかったな」と。その同盟さんには、入りたいなと思ったこともあったんですが、基本ディアミリなのにおこがましいかと思って入ってなかったんですが。

前にも書いたかもしれないけど、キャラの生き返りについては「絶対に許せない作品」と「どんどん生き返っていい作品」が自分のなかで分かれていて、それというのも車田マンガなんかにハマった日には生き返りにいちいち反応していたら身が持たないからで、「それでよし」という枠も自分のなかで設定しているわけです。で、種は「絶対ありえないだろう!」という生き返りをあちらでもこちらでもやってくれているので、後者の枠なんです。フラガさんの生還以前から。車田マンガと一緒。だからそういうの、気にならない。……これも前にも書いたかもしれないけれど、前者枠だと思っていた作品で生き返りが登場するととたんに冷めます。一気にひきます。「るろうに剣心」がそうでした。ヒロインが生き返ったときに読むの止めました。それは禁じ手だと思った。そんなんアリならなんでもええやん、むちゃくちゃやん、と思った。……ひとによってはフラガさんもそうなのかもしれないけど、それはいいんだそれは(笑)!

ていうか、車田マンガ以前に時代劇の「旗本退屈男」とか見てたら生き返りに理由なんかいらねえ!という気分になります(笑)。


種でいちばん「そりゃないぜ」と思ったのは、最後らへんに暁が繰り出してた「妙なビームで三角形作って敵の攻撃を弾くバリア」かもしれません。あれは笑えた。しかもそれが暁だってところが微妙で。そんな無敵な武器、普通はヒーロー機につけませんか。結局、暁がいちばん性能よかったのか?


昨日も少し書いた「種三作目がもしあったら」話。私は種の三作目は見たいかなと思うけれど、運命の続きはいりません。運命キャラのその後も別に気になりません。メイリン以外は。メイリンは可愛いから気になる(笑)。その他の子は、まあその他なりにがんばって生きていってくれと思うくらいで、どうなるのかなとか知りたいなとか思うところまでいかなかった。シンの整備士の友達とか、キャラ見えないまま終わっちゃいました。もったいなかったなー。




……つって朝から長い日記書いてたら、企画書OKきたー!
わーい、これで迷いなく仕事にとりかかれます。昨日は「ボツ覚悟で書き始める」とか書いてたけど、実際なかなかそんな気になれないんもんで、「早く判定来ないかな〜」とぐだぐだしてたのだわ。書くぞ書くぞ。

それにしても今までにない速度でのOKでした。後がつまってるからだな(笑)。



















2005年10月13日(木) あれこれ日記。追記。

明るく楽しい話を書きたい。
からっとした話を。


今日中に企画書を仕上げてしまって、そのあと少しゆっくり過ごしたいです。がんばります。ではまた後ほど。





夜の追記。
企画書提出完了。あとは判定待ち。いちばん嫌な時間(笑)。

企画書より原稿のほうがまだ提出したあとの気持ちが楽で、原稿は一応「仕事」という気分になれますが、企画書というのはただただ「空想好きな人間の頭に浮かんだ妄想メモ」でしかないので、そんな拙い妄想を人様にさらけ出さなきゃならない仕事の因果さに泣きそうになります。頭かかえてのたうちまわりたいくらいに恥ずかしい(笑←恥ずかしいからとりあえず笑っておく)。

そもそも企画書の書き方なんて誰も教えてくれないし誰の見本も見たことがないので自己流で書くわけで、私は大まかな筋立てと登場人物一覧をくっつけるんですが、登場人物一覧が恥ずかしい。オリキャラ一覧表を年齢も性別も離れた仕事相手に見せるのが恥ずかしい。自分の趣味に走ったヒーローとかヒロインとか書き出すの恥ずかしい。原稿にすりゃそれなりまともになるはずなんですけどー、と思いながら、「ディアッカ・エルスマン(17)、狡猾で残忍な性格。タレ目。かったるそうなしゃべり方が特徴。物語の後半で敵対勢力の少女と運命的な出会いを果たし恋に落ちる」なんて調子で書くの恥ずかしい。ボツになったらホントにただの妄想じゃねえかと思うとさらに恥ずかしい。


あらためて考えるまでもなく、「運命」の終わった今、この日記は何をメインにして動くんだろうと悩む訳なんですが(今まで「運命」感想は「ほぼ」欠かさずに書いてきたはずなので)、まあメインはぐだぐだ仕事日記のままレンタル期限が尽きるまでは続けそうな気がします。いっそのこと自分の記録として、今の仕事がどんなふうに進んでいくのか詳細にメモしてみようかとも考えました。んで無事に本になったときにここにアマゾンのリンクでもはったらどなたか注文してくれるかもしれない。……いやそれはともかく(苦笑)、二年近く書いてるので妙に愛着があります。WEBの活動を仕事サイトメインに切り替えようとも思うんですが、仕事サイトでは仕事のことがうだうだ書けないというのが厄介なところだし(笑)。


種の3作目なんてのがもしもできようものなら、ぶーぶー文句を言いまくるに決まっているのですが、今は「それでも続編あったらいいな」なんて少し思ったりもしてます。ディアッカさんはもう出なくていいから、二十年後くらいの設定でやってくれんかな。要は見るアニメがなくなったのが寂しいんです。種という作品が終わったのが寂しい。実は種小説とか種マンガとかにはあまり思い入れが持てなくて、割と評判のいい小説版ですら、オフィシャルというよりは同人誌の一種くらいにしか思えなくて(小説版で明らかにされたことがあったとしてもそれはあくまで小説の種世界であって、自分のなかではオフィシャルと思えないとこがあるんです)、種はあくまでアニメのものだけが唯一ですべてだと思っているので、アニメが終わったのがかなり寂しいわけです。アニメが終わっても捏造は終わらないって面はあるのだけれども、それとは別に日常的に新しいネタが欲しいというか。

ディアミリの前にハマった殺りんも、アニメが終わってしまったこともあって(犬夜叉は原作以上にアニメが殺りんモードだったんですよね)今ひとつだし。かといって新しいものを見つけるにはイマイチ気力が足りない。鋼も最新コミックスたぶんまだ買ってないままだし。定期購読コミックスも今ないのでは。WEBをうろうろしていると面白いマンガの話題はいくらでも拾えるのだけど、なんか手が出ない。単に気力不足なんでしょうけれど。


まーねー。三次元にハマりものがあって毎月雑誌何冊も買ってるわけだからいいっちゃいいんだけども。でも、三次元にどんだけハマってもナマには手を出さないというのが自分の掟なんで(どの一線のことなのかご想像に任せます・笑)、なんかね。そこがね。つまらない(笑)。


企画書が通れば年末までしゃかりきになるので「つまらない」なんて言ってる余裕もないかもしれないですが。

……年末まで、と自分で書いたあと、ふと気づいて年末のアルフィーさんの武道館売り出しをチェックしにいったら、とうに終わってた。えー。今年はお誘いなかったな。浮気してるからかしら(笑)。まあ私は城ホールに行ければそれでいいんですけども、ここ二年続けて行ってたので、行くのかもと思ってたんだけど、そっか、売り出し終わってたのか。あらら。まだ一般売り出しがありそうだけど。

アルフィーさんも、ハマりのいちばんの初期からずっと一緒に行ってた友達が今年は行けそうになかったりして、かなり寂しいです。アルフィーさんのファンサイトに行くと、ファン歴が十年越えで当たり前、二十年でも珍しくないわけで、そんななかでもみなさん波があって、浮気したり倦怠期だったりいろいろ見ることになるわけなんですけど、やっぱりずっと一緒の友達がどう動くかというのも大きいわけで。コンサート、別にひとりでも平気で行ける質なんですが、連れがいるとどこか違います。ええ。ジャニもなー。たぶんずっと一人だったら城ホールですばる見たあたりで区切りつけられたと思うんだけど、横アリに握手会と一緒に楽しめる方がいてくださったもので。ついつい年明け帝劇のチケットにまでエントリーしようとしている。最悪すばるさんが出なくても(その時点でチケットの魅力が半減することは確かだけど)カメかじゅんのかヒナちゃんは出るでしょ(ここが全滅だったら本気で何のために見に行くのか悩みそう)。……そのまえに激戦でとれない可能性がいちばん高いですが。


だらだら日記になってるなー。


明日からは「企画書ボツになったらすべて無駄」を覚悟の上で新しい原稿を書き始めよう。基本、原稿書きは楽しいはずなので。無駄になっても楽しめればいいかと。……週明けまで判定待ちで何もしないってのも時間の無駄すぎるわけで。








2005年10月12日(水)

企画書いい加減にださないと「マジでそろそろやばいぜ」な感じです。
さすがに気持ちも立ち直ってきましたんで、働こう。


2005年10月11日(火)  

前二日ぶんくらいの日記を消去したい衝動にかられてますが、記念なので残します(笑)。


いやホントにおもしろいくらいに落ち込んでました。
もうどうでもいいや(笑)。


仕事の路線変更をすすめられまして。
でも今の路線で書くことが今のジャンルを始めた理由の半分くらいを占めていたので、なんのために書いてんのかなとか、書きたい物が何かとかより売れなかったら路線変更ってのがプロなのねとか、そんなことで悶々としてました。変更してでも書くのは自分のなかで決定事項で、書きたいものしか書きたくないから取引先の言うことはききません、などと言う予定は欠片もないので余計に。








J日記(笑)。
……このジャンルのファンのひとってば大変。と思う今日この頃。ようやるなあと尊敬さえしてしまいますJファンの方々。いきなりアレコレ冬の予定が発表になって、クリスマスコンサートのあとには舞台もあるようで。そりゃアレもコレも行けるなら行きたいですけども。チケットと遠征にお金かかることよりも、当たるかどうか判らないチケットの申し込みをすることに疲れます。しかも「グループが出るからといって好きな個人が出るとは限らない」舞台のチケットを早々に申し込むシステムってなんなんだろう(笑)。フタあけてみたらすばるさんもカメも出ないって話だったらどうするんだー。



2005年10月07日(金)  

一昨日から、この仕事に本気で挑戦し始めて以来最大の落ち込みを経験中。
今までに書いたことがないくらい格好いい新キャラでも思いつけば立ち直れるかしら。


2005年10月06日(木) 仕事日記?

昨日の凹みをいつまでも引きずってる自分が嫌なので、一回書いた日記を全消し。すみません〜(笑)。



そろそろ立ち直らないと。




2005年10月05日(水) 仕事あれこれ追記

種世界の設定で結構好きだったのがNジャマーをめぐるアレコレでした。前作のNジャマーキャンセラー(とその搭載機)をめぐる攻防には盛り上がった。核エネルギーというものに興味を持っていることもあって、判りやすく放射線マークのついたミサイルが飛び交う画面とかのつくりかたが好きでした。……原子力関係のプロの方と話す機会がときどきあって、そのたびに、「今のガンダムでね」と話を振ってみたらどうなるかなあとうずうずしてるんですが、未だにできてません。やりたいんだけど、ガンダム世代じゃないおじさまだから反応期待できないなあと思って。今のロボット工学やってる方なんかだと、ガンダム通ってる方が多そうなんですが。……てか、プロの方にそんな話しても呆れられるだけか(笑)。

「運命」ではNジャマーネタも、遺伝子操作ネタも、あんまり筋に絡んでなかった。ロゴスが云々という話は、別にあの時代の宇宙でなくてもできる話で、そのへんでもネタ不足だった気がする。「運命」を振り返っていると、無印種がホントにおもしろかったなと改めて思うようになります。いやホントに好きです。やっぱりDVD買おうかな。綺麗な画像で全話集める価値があるような気がしてきた。


さて、仕事日記。
新しい企画書にとりかかってます。これがねえ。何がめんどくさいかって、キャラの命名。脳内で考えてるときはオリキャラに名前ないのです。イメージ画像で動いてるから名前はなくてもいい。メモ書きの段階でもヒーローとかヒロインとかサブ1、サブ2、ヒーロー親、ヒロイン親、なんて調子であって、名前はない。企画書書くまでない。さて企画書に書くぞと腰を上げてから全員ぶんまとめてつける。うまくいったら長いおつきあいになるかもしれない(もちろんならないかもしれない。下手したら企画書つっかえされてそこでお別れだ)キャラの名前。適当には付けたくないけど実際にはめんどくさいわけで。気が付けば続けて似たような名前の主人公が登場してたとか、前作の脇キャラの名前とまったく同じ名前の主人公になってたとか(好きな響きというのがああって、その近辺で付けてしまうので)、果ては「どーせ企画書通らないし」と思って好きなアニメキャラの名前つけたら通っちゃって活字になっちゃった子とか(←これはイタかったので二度とやるまいと思った)。一応同ジャンルの有名シリーズのキャラとかぶらない名前にはしたいし、実在の有名人や自分の友達の名前とかぶるのも微妙。昨日はメインキャラ三、四人に名前つけるのに二時間くらいかかりました。あれこれ資料ひっくり返して。阿呆や。しかしまだしっくりこない。気が付けば前作の主人公と微妙にかぶっている。うーん。ものすごーく格好いい名前の主人公ってどうやったら生み出せるんでしょう。


ディアッカとかミリアリアって名前は他で聞いたことがなかったんですが、どこかの国のメジャーな名前なんでしょうか。アスランやイザークは割とよく聞く名前ですよね。ニコルやハイネはもちろん。







仕事日記追記。
……夢を見て、それが叶って、それが終わってしまったら、あとは余生なのかなあなんてことを思った。一度チャンスをもらってそれで駄目だと宣告されたらその後私はどうするんだろう。やっぱり才能はなかったんだと諦めるのか。人生のうち何年かでも作家と呼ばれたからそれでいいのと満足するのか。それともいつか今度こそと思って書き続けるんだろうか。作家になれない自分や作家になれた自分は想像しても、作家になったあとに駄目になった自分は考えてなかったな。

出すシングルがことごとくヒットしなかった頃の某三人組さんとか、がんばりたくてもがんばれる場所がないと言った干され期の某アイドルさんとかは、それでもめげずに前向いてたから成功したわけですが。そんな成功事例を思い描いてがんばるしかないんでしょうね。結局まだ諦めたり投げたりはできないから。フォークギターでしっとり歌ってて駄目だったからロック系に切り替えたとか、ロック好きの少年だったのにデビュー曲は演歌だったとか、まあそんな方向転換もあるわけで。それでもやりたいと思う気持ちは判る。私にもある。

なんていろいろ書いてるのは、まあそれなりにショックなことがあったからです。ポジティブになりたいわ。

結局のところ何がやりたいかって、好きなものが書きたいというところが原点で。ならば今のチャンスを最後のチャンスだと思って今書きたいものを出し惜しみなく書くしかないよなと。これが最後になっても悔いが残らないように書く。初めの三冊を出した頃の私はそうだった。いつだってこれが最後だと思ってた。お金なんかもらえなくても書いてた。お金もうけたいとか、売れっ子になりたいとか、そんなことではなくて、やりたいことはただ小説を書くことだけだったはず。


初心に還りましょう。



アルフィーのコンサートに行きたいな。高見沢さんの歌が聴きたい。元気が出ると思う。あきらめない勇気が戻ってくるはず。あの頃の自分が思い出せるはず。……でもコンサートは一ヶ月ほど後にならないと行けないので、とりあえずライブ盤を聴いてみたりする。




2005年10月04日(火)  

腑抜けたままで部屋の片づけなぞしていたら、約二年前に買って三日書いたきりほったらかしにしていたノートの日記が出てきまして。あー二年前の私はこんなことを考えていたのかと。WEB日記とは違う濃度があります。仕事の内容も全部書いていて。二年前の私は胃が痛くて寝られなかったみたいです。あれこれ緊張してた模様。過去の自分が胃が痛いと書いてるのを読むと今の自分に伝染しそうなリアルさがあった。いやだ。


その頃の私はディアミリに全身どっぷりになる直前で、ものごっつアルフィーさんにハマってた模様です(笑)。いや、アルフィーファン歴はそれなりにあって今更ハマるもハマらないもないのだけれど、それでも波があって、寝ても覚めてもなときと、やや落ち着いているときとあって、その「寝ても覚めても」状態だった模様。ファンサイトを作りたいと真面目に検討している様子がうかがえました。作らなくてよかったよ。一ヶ月後にはディアミリどっぷりでそっち作ってるわけだから。……それにしても九月の前半の段階でまださほど「どっぷり」ではないということは、ディアミリ萌えはホント最終回直後くらいから怒濤のように押し寄せたのだなあ。


ときどき何かを、仕事ではなく、物語でもなく、自分語りを思い切り書きつづりたくなることがあって、二年前のノートもそのために買ったようなのですが、今もそうで、また新しい日記を買ってしまった。昔は宛先のない手紙なんかをよく書いたものですが。無性に書きたくて書きたくて、書きながら泣いていたりして、でもわりとそれは自分にとって健康的な発散方法だと思うのです。


今日の打ち合わせで会った相手が今年の私の仕事ペースを把握してくださっていて、すごいですねと言ってくださって、なんだか嬉しかった。当社比ではありますが凄く進歩したのですよ。……まあまだ数日前に出した原稿にOK出てないんで判らないんですが。それが気持ちが安定しない要因かなあ。だめだったらどうすんのかなあ。しょうがないか。精一杯はやったし。




2005年10月03日(月) ふぬけ。

締め切りあけとお稽古ごとの舞台あけと種運命最終回がほぼ同時にやってきて、全部終わった今は何もかもに気が抜けて腑抜けです。五臓六腑がことごとく抜けてる気がする。もぬけのから。

でも、未だかつてない短い間隔で次の締め切りがやってきます。いうても当社比なんでたいしたこたないんですが、自分にはハードです。すごく書きたかった話を書くんで(といっても思いついたのはせいぜい三月前だけど)、待ち望んでいた状況なんですが。がんばろー。

新しいBGMが欲しいです。この二ヶ月ほどお仕事ソングがエイトさんの歌で、しかしこのひとたちがそりゃもうCD化された持ち歌の少ない新人グループさんなんで、13曲を繰り返し繰り返し繰り返し聴いてたわけです。さすがに飽きた(笑)。

今は久しぶりにアルフィーさんを聞いてるんですが、このひとたちの歌は基本的に仕事に向かないので、何か仕事用のBGMが欲しい。蔦屋でもいくかなー。

運命終わったらもう一度種全体の感想を書こうとかディアミリ戦後妄想を書こうとか、それ以前にこのサイトをどうするか考えようとか、いろいろ思ってたんですが、とりあえずは腑抜けているのでしばしこのままだらだらと。





2005年10月02日(日) 最終話ネタバレ感想とりあえずひとこと

たった今、見終わりました、最終話。








なにはともあれ。
ディアッカさんが生き残ったことにおめでとうを。
ミリィもイザークもラクス姫もカガリもキラもアスランも、
マリュさんもムウさんもAAのみなさんも、
虎さんもダコスタさんもラクス様親衛隊三人組さんもエターナルのみなさんも、
ルナとメイリンも、
みんなみんな死ななくて良かった。


なんだんかんだと言い始めたらきりがないけど、でも楽しい一年でしたと言いたい気持ち。
楽しかったですよ。
見るのやめずに全話録画して(最終話はまだ地上波やってないから駄目だけど)、ちゃんと全部見たよ。
楽しかったです。

続編やったほうがよかったのかどうか、つったらアレコレ思うところはあるけれど、ムウさんが帰ってきたからすべてチャラです。
やってよかったです、運命。
戦後のアレコレを思い浮かべるときにムウマリュがいるのといないのとでは全然違います。


ディアミリはね。
結局のところ、無印の終わりと較べて進展なし、前進もしてないけど後退もしてないってとこで納得してるんで。
大丈夫。


……最終話の十日ほど前かな。どこかでちらりと「最終話でディアイザが死ぬ」との噂を目にして、本気で落ち込んだのですよ。そんなことになったらなんのために一年間見てたんだろうと。


だから本当に、生き残ってくれることだけが願いだった。



なにはともあれ。
ありがとう。






まあかなりのひとが思ったことでありましょうけれど、次はタリアさんの息子が主役でですかね(笑)?


さやぎ |MAIL

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